野迫川村の雲海 ② ~立里荒神社(たてりこうじんしゃ)
奈良県の西南端に位置する野迫川(のせがわ)村は、平均標高が700mの山村で、「天空の国」とも呼ばれている。
その野迫川村のほぼ中央にそびえる荒神岳(こうじんだけ)(標高1,260m)の山頂に鎮座するのが、火の神様として信仰されてきた立里荒神社(たてりこうじんしゃ)である。
弘法大師が高野山を開山する際に勧請したとされ、日本三荒神のひとつとして全国各地から信仰心の厚い人々が訪れる。
立里荒神社の名物は本殿までの約180基の鳥居と急で長い階段、そして、雲海の景勝地。
雲海の向こうに金剛山、大天井ヶ岳、山上ヶ岳、大日山、稲村ヶ岳、大普賢岳、弥山、八経ヶ岳が見渡せる。
最奥に青む金剛山がみえる。
ノリウツギだろうか、神々しく咲いていた。
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