馬酔木(あせび)の咲くころと鹿たち ~奈良公園
奈良公園では馬酔木(あせび)が盛りだった。
白い清楚な花が鈴なりとなって咲く、馬酔木はその名の通り、馬が食べると酒に酔ったようになるくらい毒性があり、奈良公園では鹿も食べない。
よって、奈良公園には馬酔木が多いという。
コロナ禍のため、奈良公園は人もまばらで貸し切り状態。
この日は「お水取り」の真っ最中で、東大寺二月堂周辺では「お松明」の準備をされていた。
コロナ禍で観光客が減って、鹿せんべいを与える人も減ったので、鹿が飢えているという風評がたった。
奈良公園内には、馬酔木以外は鹿の食糧だらけで、芝生を刈らないでいいのも、鹿のお蔭なのだが、外部の人はそうは思わないのだろう。
鹿せんべいは、鹿にとって、あくまで、お菓子くらいのもの。
ただ、好物であることは間違いない。
彼等の横を通ると、鹿せんべいを持ってるかどうか、チラッと見て確認しているようだ。
観光客がいなくなった奈良公園は鹿ばかりがやけに目立つ。
鹿せんべい、買ってえな。
奈良漬も買ってえな。
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