新聞の1面の下にある書籍の広告。中でも記事3段分のスペースを縦に八つに割った書籍広告「3段八割(さんだんやつわり)」は、新聞の顔である1面にふさわしい体裁の広告と言われる。同様に六つに分けた「3段六割(むつわり)」の雑誌広告もある。
「3段八割」にはいくつか制約がある。例えば黒地に白で文字を浮き上がらせる「白抜き」は使えない。また図、写真もNG。明朝体とゴシック体の文字と、けい線しか使えない。
これはどこの新聞社も同じで、「本の情報事典」(紀田順一郎監修)によると「紙面と広告の品位を守るための措置である」とされる。
琉球新報「金口木舌」2017年4月9日付(朝刊)
「3段八割」にはいくつか制約がある。例えば黒地に白で文字を浮き上がらせる「白抜き」は使えない。また図、写真もNG。明朝体とゴシック体の文字と、けい線しか使えない。
これはどこの新聞社も同じで、「本の情報事典」(紀田順一郎監修)によると「紙面と広告の品位を守るための措置である」とされる。
琉球新報「金口木舌」2017年4月9日付(朝刊)