groove blog classic

競馬の話題を中心にしつつも、日常の出来事などを切り取り書いていきたいブログ

有馬記念を終えて

2005-12-26 00:01:35 | horseracing
有馬記念で圧倒的な人気を背負ったディープインパクトは2着に敗れたが、優勝したのがハーツクライなら仕方がない。ハーツは重賞こそ1勝しかしていないが、ジャパンカップ2着が評価されプレレーティングも下記の通りで、ハーツはディープを3ポンド上回っている。むしろロブロイが8着と大きく敗れてしまった方が気になる。
rating馬名今回着順
123ハーツクライ   →1着
121ゼンノロブロイ  →8着
120ディープインパクト→2着
119リンカーン    →3着

しかしレーティングをつけている日本のハンデキャッパーはさすがだ。馬券予想の上でも要素として十分参考するに値する。できれば全重賞で発表してくれるとありがたいのだけれど。JRAのサイト内で重賞レーティングとして発表されているのはもちろん知っているが、それを各自でまとめるのは面倒だし...。まあ、中山[0.0.0.2]という時点で評価を落とした自分の予想もまだまだ未熟だが。

しかし今回のディープインパクトの敗戦で気になるのは同馬から入った新手の競馬ファン。無敗が途切れてがっがりして去ってしまう人々も多いのではないかと危惧している。これが杞憂に終わればいいのだが。

最近は特定の馬に思い入れすることはないけれど、もともと競馬好きになったきっかけはオグリキャップの90年の有馬記念。それ以降もミスタートウジン・エガオヲミセテ・サイレンススズカ・ステイゴールドなどを応援してきた。

個々の馬を応援している以上、ネガティヴな出来事(敗戦・引退・死亡・予後不良)は付き物。阪神牝馬Sでのアドマイヤグルーヴのような幸せな結末はそうはあるものではないし。

ディープインパクトが来年さらなる成長を遂げるのか?それともかつてのナリタブライアンのように古馬GIに届かないことになるか?現時点では知る由もないが、プラス・マイナス両面を含めて注目した方が面白いのではないだろうか。

ディープインパクトから無敗という肩書きが取れたからといって彼の三冠の価値が落ちるわけでもないし、ましてや競馬の幕が引かれるわけじゃない。東京大賞典も残っているし、東西の金杯もすぐにやってくる。

英雄を必要とする時代

2005-12-25 01:16:33 | horseracing
「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」(ブレヒト)
寺山修司のエッセイを読んだことがあれば一度は見かけたことがあるであろう言葉。

現在では英雄やブームが自然発生するというのはそうそう起こらず、やはり半分以上意図して作られるもの。

さて、ディープインパクトは必要とされているのだろうか?JRAにとってはスターホースは待望の存在。ここ数年は馬券の売上も減少傾向気味なので(多少意図的でも)スターホースを作って起爆剤にしたいのだろう。ここで斜に構えてJRA批判に走れば楽なのだろうが、現状を考えればJRAの気持ちはわからないでもない。

むしろ必死さが伝わってくる。普段競馬を扱わないようなNHKのニュースでディープインパクトの追い切りや武豊騎手のインタビューが流れたりなど、JRAも水面下で努力してるのだろう。

ではディープインパクトにどう向き合うか?もし寺山修司が今年の有馬記念を買うならば、おそらくディープインパクトに◎を打たずに彼を破ってくれるであろう馬を捜し求めその単勝に投じるのだろう。さしずめデルタブルースあたりであろうか?こればかりは本人がいないのだから何とも言いようがないが。

あいにく自分の場合、ディープインパクトに対してはそこまでの反骨精神は持ち合わせていない。むしろテイエムオペラオーとは引退するまで戦い続けたものだったが。彼の場合は英雄というよりはアンチヒーローだったが。

ここは英雄と対峙するでもなく無視するでもなく、冷静に取捨選択して馬券では深入りしすぎず緩く付き合うのがいいのではないだろうか。オッズもそれほど付くわけでもなし。かといってそこまで1頭の勝ち負けで払戻だけでなく雰囲気まで左右される競走に馬券の「勝負」をかけるというのも何だし。中山9Rは競馬(ギャンブル)というよりも競技(スポーツ)、大橋巨泉も「競馬はロマンで見ろ、馬券は金で買え」と言っている。


...と、綺麗ごとを並べてみたが、優柔不断なこともあり相変わらず自分の中で各種の影響を受けている思想と馬券への思惑がせめぎあっている。実際のところ、どうするかは競馬場に行ってマークカードを塗り馬券を購入するまでは何ともいえない。

ところで、個人的には阪神最終のファイナルステークスで上手いこと締めくくりたい。そういえば、2000年にはカウントダウンステークスとの東京大賞典の両競走の馬券が的中して最高の20世紀の締めくくりだった。そのためにも阪神12Rの出馬表を見て予習をしなければ。

untitled 12/21

2005-12-21 23:55:42 | horseracing
→一足早いクリスマスプレゼント ポニーと触れ合う(FCTニュース)
福島競馬場のポニーたちは結構いろいろなところに遠征しているようで、今夜のニュースでも保育園に訪問したと各局で報じていた。頭にツノをつけてトナカイに変装してた。福島は競馬に寛容な土地柄であるけれど、こういった小さな頃から馬に親しみを持ってもらうことがいずれは競馬への理解につながって、そして競馬好きが少しでも増えればJRAにとっても高くはない先行投資だろうな(笑)。

最近、武幸四郎騎手や福永祐一騎手、そして関口房朗オーナーがよくバラエティー番組に出ているが、競馬関係者がこういった競馬専門以外の番組に顔を出すということもギャンブルという面は否定する必要はないが、競馬に親しみをもってもらうためにはいい機会といえるだろう。さすがに最近では少ないとは思うが競馬のイメージを一昔前の認識で捉えているステレオタイプの人もいないわけではないだろうから。

あと東京優駿と有馬記念は普段はさほど馬券に手を出さない人たちへの、フラッグシップとなる競走。今年の有馬記念は久しぶりに前売入場券を19万枚発売したらしいが、果たしてどれだけ入場するのだろう?もし3分の2としても13万人弱。日本で1日でそんなに動員できる競技はそうはないだろうなあ、その上各競馬場・WINSでパブリックビューイング(つまりは場内テレビだが)もあるわけだし、結構参加型の競技だな。

今日は全く取りとめのない文章になってしまったな。

untitled 12/20

2005-12-20 23:03:58 | horseracing
本日は東京ウォーカー・NANA14巻とともに週刊競馬ブックを購入。大雪の影響は大きかったようで競馬ブックは当地では1日遅れでの発売となったらしい。まあ天気には逆らえないのでこればかりは仕方がない。

そういえば昨日JRAからPAT会員向けの封書が届き、DVD「岡部幸雄が語る有馬記念名勝負」・「RACING SCHEDULE」・「保存版競馬場&ウインズマップ」等が同封されていた。JRAにはそれなりに貢献しているものの競馬場や場外での購入がほとんどなだけに、PATでの投資額を考ればこの中身はありがたい限り。些細なところに目が向いてしまうが、このDVDはMADE IN TAIWANなんだな。いっそJRAも台湾進出したら売上が増えるかも(笑)。

さて南関東の地方競馬の来年度の開催日程が発表され、重賞競走の日程もサイトに掲載されていたが、目に付いたレース名が11月15日の「京成盃スカイライナースプリント」。船橋競馬と京成電鉄も思い切ったな、列車の愛称名そのものだし「フサイチネットJBC」よりもある意味インパクトがあって何となく速そうだ。こうなったら京急も「京急快特・京浜盃」とかつけて対抗しないと...。しかしこの競走名の企業冠の扱いの違いはスポンサー料の違いでもあるのだろうか?

みうらじゅん in NHK(再放送)

2005-12-20 00:11:59 | culture
今日(12/19)は17時台にNHKラジオ第一の「ラジオほっとタイム」で、以前みうらじゅん さんが出演した回を再放送していた。たしかその週は政見放送があったので聞けない地域が多かったんだよな。NHKもMJさんの週をアンコールで流すとはわかっていらっしゃるな。

しかしめぐり合わせが悪いというかラジオの宿命というか、今日は雪に見舞われたせいもあり、番組中に何度も気象情報や交通情報が挿入されてしまってた。まあ、本放送当日にちゃんとMDに録音しておいたし、メールも読んでもらえたからいいんだけどね(笑)。

NHKに出演するMJさんは、「GOLDEN TIME」に出ている時とは180度近く違い結構真面目に語っていて、それでも少しでも笑いを取ろうとしているように感じられて、それはそれで面白い。なるほどと再認識させられた言葉もところどころにあったし。またNHKで勝手に観光協会の曲を流すというのが良かった。

この回の内容は「流行とどう向き合うか」というのが大きいテーマで、MJさんの日は「マイブームはブームを呼ぶか」がお題だったが、まあ個人的に得た教訓は「周囲の作られた流行にながされすぎずに、人と違った視点を持って自分なりの流行を見つけていこう」というところだろうか。それが個性ということなのだろう。

全日本障害馬術を見る

2005-12-17 23:43:11 | horseracing
今日はNHK教育で「全日本障害馬術」というのを放送していたので見てみたが、裏で15時から「ウイニング競馬」が放送されていたにも関わらず見入ってしまった。競馬好きというのは当然なのだが、それだけではなく馬が好きなんだなということを実感した。

馬術の障害は高さが140~150cmと中山競馬場の赤レンガや大竹柵(ともに160cm)よりも10cm低いが助走距離も少ない上に、障害にあるバーを落とすと減点になるようなので、競馬の障害競走とはまた別のベクトルでの難しさがあるのだろう。

またこの障害が装飾されていて、ひょうたんがデザインされていたり、虹色でカラフルだったり、スポンサーなのだろうかタケダのロゴマーク付きだったりとなかなか特徴があった。競馬の障害でもああいう風に広告付きだったり装飾されていると、それぞれの障害に個性があって面白そうだけど安全面と各種規則で無理なのかもしれないな。

印象の残ったのは、JRA馬事公苑所属のロングショットという馬(サラ系でニュージーランド産の20歳と馬事公苑のサイトにあった)。今回が引退の大会だったようだが競技の1回目で第1位に立って2回目では成績の下位→上位なので順番は出場馬のしんがりに。優勝のチャンスもあるなかで、いよいよ順番がやってきて競技は始まり、順調に飛越していたのだが途中の障害の直前で急に飛ぶのをやめてしまった。そして騎乗者がもう一度飛越しようと試みるもやはり馬は飛ぶ意志がなくそこで競技は終わってしまった。

馬もラストランを悟っていて自分の意志で引き際を決めてしまったのかもしれないな。そこまで賢いかどうかは何とも言えないが、馬というのは比較的頭がいい動物。もしかしたらということもあるかもしれない。

現代では馬に実用性は無くなってしまったが(映画「シービスケット」で、車の普及に押されて馬の分野が少なくなっていった様子を思い出す)、競馬・乗馬・神馬・展示用etc何でもいいから馬がいる日本は残していってほしいものだな。

阪神牝馬S・CBC賞・フェアリーS 予想

2005-12-17 22:40:39 | horseracing
阪神11R
◎2ラインクラフト
○5アドマイヤグルーヴ
△+10レクレドール
△1ライラプス
△3マイネサマンサ
中京11R
◎2シンボリグラン
○6シーイズトウショウ
▲7シルキーラグーン
△8マルカキセキ
△11ウインラディウス
△16ローエングリン
中山11R
◎13エイシンアモーレ
○11コスモミール
▲12プラチナローズ
△3ダイワパッション
△9メジロアニマート
△14ジョウノナンシー

【覚え書き】みうらじゅん・今日のラジオ番組出演

2005-12-17 11:11:35 | culture
ラジオの番組欄を何気なく眺めていたら、NHKラジオにみうらじゅん さんの名前があった。山田五郎さんの番組に出演するのは知ってたが、今日は3つのラジオ番組に登場することになるんだな。幸い今日はすべて聞くことが可能だからMDに録音しておかないと。

東京 Remix 族」J-WAVE・17:00~17:54
MJと山田さんといえば「崖っぷち大賞」などで交友関係があるのはよく知ってるが、この2人がラジオで一緒に出てるのはこれまで聞く機会がなかったのでどんな感じになるか楽しみ。番組サイトによると今週のテーマは「2005年ブームの総括と2006年好き勝手予想」よのこと。(マイ)ブームといえばMJというのは定着してる。さすがマイブーマー。

土曜の夜はケータイ短歌」NHKAM第一・21:05~21:55
サブカル系の代表的な人物とされるMJも意外にNHKに出演する機会が多い。MJもNHKの場合だと突っ走りすぎずにそれなりに抑えていくので大人なんだなあと思う。でもそれはそれで面白さがあるんだけど。この番組は気軽に短歌を詠むという企画のようで、12月のテーマは「動」とサイトにあった。

GOLDEN TIME」J-WAVE・26:00~28:00
こちらはレギュラープログラム。でも、J-WAVEはクリスマスイヴと年越しは例年特別番組を放送しているため、年内分の放送は今夜が締めくくり。でも番組納めが17日というのは少々早いよなあ、なんでよりによってクリスマスイヴと大晦日は同じ曜日にあるんだ?

いずれにせよ、今日は夕日が沈んだあとはたっぷり楽しめそうだな。問題は17時台は両方録音しておくものの、AVANTI(TFM)を聞くか、東京Remix族(J-WAVE)を聞くかが悩むところ...。

untitled 12/16

2005-12-16 23:41:50 | other
某所で更新の手続きを取ったら、どうやら何かの手違いで生年月日のうち生まれた年が1978年ではなく1988年で登録されていたらしい。よほど申込用紙に書いた字がひどかったか、あちらがキーボードの数字を打ち間違えたかのどちらかだろう、今さら10歳もサバを読もうとも思わないし。

でも、もし1988年生まれなら17歳なわけか。17かあ、戻りたい...。

【紀行】泉岳寺義士祭(2003年)・4

2005-12-15 00:16:21 | photo records
泉岳寺をあとにする前に撮影したのがこの大石内蔵助の銅像。この日は非常に天気が良かったので、冬ということもあり澄み切った青空が広がっていた。

ちなみにこのあとは再び京急に乗って川崎大師に出かけたのだった。


追記
→曹洞宗江戸三ヶ寺泉岳寺
あと、泉岳寺門前のお土産屋さんのホームページもなかなか充実してた。土産屋もインターネットで発信する時代なんだなあ。

【紀行】泉岳寺義士祭(2003年)・3

2005-12-15 00:10:55 | photo records
山門をくぐると列が伸びていた。四十七士の墓所を参拝しようとする人々が列をなしていたのだが、周囲からは「1~2時間待ち」という言葉がどこからともなく聞こえてきた。さすがにそんなに待ってられないので、通常どおりに本堂に参拝する。

こういうハレの日は活気があって好きなのだが、墓所も年中無休なんだろうし(笑)、以前靖国の時にも書いたが何気ない日に訪れるのもまた、日常の雰囲気を味わえるだろうから次の機会に。とかいって2年経過してしまったな。渋谷は比較的頻繁に遊びに来てるのに、品川はあまりついでに来る機会が無いもので...。

【紀行】泉岳寺義士祭(2003年)・1

2005-12-14 23:55:39 | photo records
今日というか今宵は1702年に大石内蔵介が率いる赤穂浪士が本所松坂町の吉良邸に討ち入った日。ということで義士祭の話題を、とはいうものの実際に泉岳寺に行ったのは一昨年のことだが。まあうちのblogは平気で数ヶ月前に出かけた場所のことを書くので別に構わないだろうということで。

2003年12月14日は日曜日ということもあり、京急の泉岳寺駅から地上に出ると、泉岳寺の方まで人で賑わっており、参道にも屋台の出店が軒を連ねていた。