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阪神電車・魚崎の井上塾

2020年05月14日 | エッセイ・日記・意見
中学を受験した。受験勉強の為、小学5〜6年生、神戸・魚崎の井上塾に通った。元・灘中学の教師の井上先生が経営する個人の塾だった。

入塾に際しては、500円程度の万年筆を購入。万年筆に憧れていた僕はとても嬉しかった。プリントは昭和45年当時、コピー機は無く、先生がガリ版で印刷したものが使われた。

成績上位二十人は成績表に名前が出された。僕は一度も名前が出る事は無かった。

夏休み、塾帰り、ラムネを飲むのを楽しみにしていた。最初にラムネを飲んだ時はビー玉の引っかけ方が分からず、冷房の付いた列車を乗り過ごした。

阪神電車はまだ全ての列車が冷房化されている訳では無く、決まったダイヤの列車のみ冷房を装備していた。
まだ冷房が「あたる」という感覚だった。ストーブに「あたる」ように。
阪神電車の冷房は、冷凍庫の様に寒かった。僕はそんな寒さが好きだった。後年、阪急沿線に住む事になるのだが、阪急の冷房は阪神ほどには冷えておらず、それが少し不安だった。

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