河 1 (全3巻)小田 実集英社このアイテムの詳細を見る |
内容紹介
1923年9月1日、関東大震災で真紅の火焔に包まれた一家。自警団に拉致された父と生き別れた少年・重夫は、母とともに神戸へ、さらに上海へと流れてゆく。中国革命のさなか、様々な人々と出会いながら、重夫がその目で見たものは・・・。
内容(「MARC」データベースより)
関東大震災で朝鮮人の父と生き別れた少年・重夫は、日本人の母とともに、神戸へ、そして上海へと流れてゆく。中国革命の胎動、独立を求め叫び始めたアジアの人々。重夫がその目で見たものは-。「闘い」の意味を問う全体小説。
著者について
1932年6月2日、大阪市福島に生まれる。61年、旅行記『何でも見てやろう』がベストセラーに。65年、のちに「ベトナムに平和を-市民連合(べ平連)」の名で広く知られるようになるベトナム反戦運動にたずさわる。88年、『HIROSHIMA』でロータス賞を受賞。97年、短編『「アボジ」を踏む』で川端康成文学賞を受賞。07年7月30日没。
『何でも見てやろう』を初めて読んだ時、「絶対に外国に行くぞーっ」と思った。高校生位の時だったか・・・小田実さんには15年くらい前に番組に出演してもらった。エネルギッシュな方だった。近付きがたい恐さを持っておられた。
何でも見てやろう (講談社文庫 お 3-5)小田 実講談社このアイテムの詳細を見る |
出版社/著者からの内容紹介
若さと知性と勇気にみちた体当り世界紀行。留学生時代の著者が、笑顔とバイタリティーで欧米・アジア22ヶ国を貧乏旅行して、先進国の病根から後進国の凄惨な貧困まで、ハラにこたえた現実を、見たまま感じたままに書いたベスト&ロングセラーの快著。
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