今でも、飯盒炊爨の固形燃料というのは、あるのだろうか?ご飯を飯盒を使って、かまどを作って炊き、コッフェルに水を入れ、レトルトカレーを入れるお湯を沸かす時に使うもので、丸いカンカンである。中には、白い蝋の様な固体が入っており、マッチで火をつけると、薄紫の炎が上がる。その上に少し隙間を空けて、コッフェルをのっけるのだ。飯盒の方は蓋から白い液体が噴き出してきたら、軍手で持ち、地面に逆さまに置く。そしてそして、レトルトカレーも沸騰したお湯で出来上がり、大自然の中でのご飯となるのである。子供だった僕は、父が軍手で飯盒を持ってひっくり返すのを見て尊敬した。僕はリスクを犯すのが子供の頃から苦手だった。
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