テレビのなみだ 仕事に悩めるあなたへの77話鈴木 おさむ朝日新聞出版このアイテムの詳細を見る |
内容紹介
『SMAP×SMAP』『めちゃ×2イケてるッ!』など人気番組の放送作家で、森三中の大島美幸さんとの結婚でも知られる筆者が、プロデューサーからお笑い芸人までテレビ人の熱い「仕事術」をつづる。アエラ連載に大幅加筆。読めば元気が出て、最後はホロリとさせられる珠玉のストーリー。業界志望の就活生や、仕事に悩める若きビジネスマンにお薦め。
内容(「BOOK」データベースより)
あなたには心から愛する人がいますか?今の仕事を愛していますか?放送作家・鈴木おさむ、初の「ビジネス書」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木 おさむ
放送作家。1972年、千葉県千倉町(現南房総市)生まれ。大学在学中に放送作家を志し、19歳でデビュー。バラエティーを中心に数々の人気番組を構成。2002年には、森山中の大島美幸さんと結婚。「いい夫婦の日」パートナー・オブ・ザ・イヤー2009受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
今のテレビを凄くよく捉えている。テレビマン必読。読んだ後、荒井さんのプロフィールを見て下さい↓
荒井昭博(あらい あきひろ、1962年11月5日 - )は、フジテレビジョン編成制作局局次長兼編成部長。フジテレビの子会社・ストーリアLLC合同会社職務執行者代表。社内横断新規プロジェクトリーダー。東京都出身。入社時は営業部。
人物
1985年、慶應義塾大学経済学部卒、フジテレビ入社。入社当時はスポット営業部員。3年在籍。
1992年春に「夢がMORIMORI」を立ち上げ、まだ当時無名であったSMAPを起用、彼らにバラエティ魂をじっくり叩き込む。その後1996年春に「SMAP×SMAP」を立ち上げ、初回23.5%でスタートし最高視聴率33%というお化け番組に導き、「SMAPの育ての親の1人」と言われている。スマスマの好調もあり1998年当時、担当していたバラエティ番組(SMAP×SMAP、森田一義アワー 笑っていいとも!、サタ☆スマ、100%キャイ〜ン!等)の合計視聴率が100%を超え、萩本欽一以来の「視聴率100%男」と一時期呼ばれていた。2000年夏には1週間の担当レギュラー番組の合計が152.1%という前人未到の新記録を達成、いまだに破られていない。このため、土屋敏男(日本テレビ)と並んでテレビ制作ではトップクラス級だと言われていた。
文藝春秋(2001年2月号)「この100人に投資せよ」でプロジェクトX〜挑戦者たち〜の今井彰プロデューサーとともに選ばれた。
また2002年7月に編成局編成副部長に就任したため、これまでプロデューサーとして担当していた番組は坪田譲治や石井浩二らが引き継いだ(ただし、サタ☆スマ・デリバリー・スマップ デリ!スマやスマ夫など、一部番組は受け継がれなかった/ちなみに最後にプロデュースしたのは2003年3月終了の「スマ夫」)。
編成担当としては、トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜や「さんま・木村拓哉のサンタク」爆笑おすピー大問題!!、「タモリのスーパースーパーニュース」「未来予測テレビ」忘文(稲垣吾郎出演)、FNS5000番組10万人総出演 がんばった大賞等のバラエティ番組をはじめ、SMAP出演ドラマ(犬神家の一族やX'smap〜虎とライオンと五人の男〜(2004年12月25日放送のプレミアムステージ特別企画))等の編成担当をしていた。
また金曜エンタテイメントでは(「浅見光彦SP」「十津川警部夫人の事件簿シリーズ」真珠夫人SP、牡丹と薔薇完結版)などテレビドラマの企画担当プロデューサー、冬の輪舞特別版やさんま・玉緒・美代子のいきあたりばったり珍道中」シリーズの編成担当をしていた。
2005年7月に編成部企画担当部長に昇格し、編成担当を離れた。
「笑っていいとも!」担当時のエピソード
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1995年10月に就任した笑っていいとも!プロデューサー時代、視聴率が5%台まで低迷していた番組を建て直し、10%越えまでに回復させた手腕はいまだに伝説として残っている。特に荒井時代には野村沙知代、落合信子、橋田寿賀子、鈴木その子等、笑っていいとも!発の名物熟女や、三瓶、つぶやきシロー等の無名タレントを発掘し、お昼間から目を離せなくさせた功績は大きい。また、番組の冒頭から最後まで飽きさせない徹底した細かな演出にこだわり、1995年10月からはエンディングに「タモリンピック」の復活ともいえる「曜日対抗いいとも選手権」を始めたり、2000年2月末にはオープニングの演出の変更(「タモリ・青年隊が歌った後にレギュラーが登場してオープニングコーナー」→「青年隊が1フレーズのみ歌った後タモリが出てきて歌わずすぐにレギュラーが登場してオープニングコーナー」)を実施した。さらには2001年4月のセット変更時には初代以来伝統だったいいとものロゴの裏の飾りの形を変更したり(それ以前1999年1月にもセット変更をしているがこの時は変更していない)、1996年10月から徐々に固定テロップを増やしたり、1982年10月4日の番組開始以来伝統的に続いていたエンディング終了後の翌日(翌週月曜日または増刊号)の予告を1996年9月で終了する(予告は2003年に復活し、現在でも放送されている)など、この荒井期にはいいともの歴史の中でも固定観念にとらわれないさまざまな改革が行われた。また、荒井は営業出身者らしく 「自分の番組では暴力や下ネタ・差別は扱わない」と公言し徹底してきた。
ちなみに、いいともに最初に「若い女性に受けるようにジャニーズレギュラーを入れよう」と提案し、中居正広(1994年4月加入)、香取慎吾(1994年4月加入)、草剛(1995年10月荒井のP就任と同時に加入)をレギュラーに入れたのはディレクター時代のこの荒井である。また、タモリンピックでの明石家さんまの行動を批判し降板する原因を作った(さんま降板の翌週からいいとも選手権を開始)。簡単に言ってしまえば、2000年代以降のいいとも!のテイストを一番初めに作った人物とも言える。たとえば、2001年7月-8月に行われたテレフォンショッキングの夏休み特別企画「100人アンケート」(「1/100アンケート」)は多少ルール改正されたものの、2001年9月から現在でも続けられている。またテレホンショッキングでは1995年8月からゲストがネームプレートを持ってきたり、次の日のお友達の顔写真がパソコンで出てくるようになったなど、見やすさを徹底的に追求した演出は、今でも続けられているものが多い。
手がけた番組
AD・ディレクターとして手がけた番組。
パラダイスGOGO!!
冗談画報
紳助のH20
爆笑ヒットパレード
夢で逢えたら
新しい波
夢がMORIMORI(総合演出、後期にはプロデューサーも兼務していた)
邦ちゃんのやまだかつてないテレビ
五コマくん
以下は、番組プロデューサーとして手がけた番組。(現在も編成として関わっている)
森田一義アワー 笑っていいとも!
AD→1990年10月-1995年9月29日はディレクター。1995年10月2日-2002年7月2日にはプロデューサー。
笑っていいとも!増刊号
笑っていいとも!特大号
笑っていいとも!春・秋の祭典スペシャル
もしもツアーズ
これがキャイ〜ンだろ!?
100%キャイ〜ン!
ザ・レターズ〜家族の愛にありがとう
BACK-UP!
SMAP×SMAP
SMAPのがんばりましょう
チョナン・カン2(チョナン・カン)
TV's HIGH(木村拓哉)
忘文(稲垣吾郎)
サタ☆スマ
中居正広のボク生き「境界線スペシャル」
征服少年カトリ2000
「慎吾ママドラマSP "おっはー"は世界を救う」(鈴木おさむ脚本)
「慎吾ママドラマSP ミッキーも一緒"おっはー"は世界を救う2」(鈴木おさむ脚本、栗原美和子プロデューサー)
デリバリー・スマップ デリ!スマ
スマ夫
水10!
ココリコミラクルタイプ
ハッピーボーイズ
深夜番組
apa ヒロミの大人の遊び方
少年サトル
BACK-UP!
特別番組
(正月特番)最強運芸能人決定戦。
27時間テレビ総合プロデューサー(1998年 - 2000年)
笑っていいとも!(AD…1988年 - 1990年、ディレクター…1990年 - 1995年、プロデューサー…1995年 - 2002年)
「さんま・中居の今夜も眠れない」プロデューサー(2000年 - 2002年)
爆笑問題の楽しい地球(2003年12月12日、2004年9月16日)
FNS番組対抗NG大賞
女子アナスペシャル
荒井班
フジテレビジョンの編成制作局では必ず何かの班に所属し、番組を作る。荒井昭博が率いる「荒井班」は編成部・制作部の枠・垣根を超えて最大勢力を誇る。
第二制作部
現・バラエティ制作センター。
石井浩二
伊戸川俊伸
印田弘幸(ディレクター・森田一義アワー 笑っていいとも!制作進行)
及川俊明(笑っていいとも!増刊号プロデューサー)
小倉伸一(SMAP×SMAP、ハッピーボーイズアワー!爆笑おすピー問題ディレクター)
門澤清太(人志松本のすべらない話)
北口富紀子(アシスタントプロデューサー)
金子傑
亀森幸二ディレクター(サタ☆スマ、ハッピーボーイズアワー!爆笑おすピー問題、BACK-UP!等担当。いて座・イノシシ年・A型)
河井二郎
熊澤美麗(森田一義アワー 笑っていいとも!AD、ハッピーボーイズディレクター)
小松純也
清水泰貴
黒木彰一
坪田譲治
出口敬生
春名剛生(アシスタントプロデューサー)
原田冬彦
代々木明徳(SMAP×SMAPディレクター、ハッピーボーイズアワー!爆笑おすピー問題演出)
浜野貴敏
編成部
金井卓也 - ワンナイR&R、月深時代のお台場明石城、さんま大先生が行く!、はやく起きた朝は…、ドラマはワンダフルライフ、金曜エンタテイメントなど。
亀高美智子 - ダウンタウンのごっつええ感じチーフAD、一人ごっつディレクター、元SMAP×SMAP演出。BSフジ「ドリームメーカーTV」テレビドラマ「1minutes」の「待ち合わせ」演出。オムニバスドラマ「ここにおるで!」演出(2004年3月29日放送)
立松嗣章 - 「パンドラの秘宝」企画・プロデューサー。SMAP×SMAP編成。
出澤真理子 - ほんとにあった怖い話、SMAP×SMAP、トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜
など
中島寛朗 - 「笑っていいとも!」「しおんの王」編成
中野利幸 - 「WWEスマックダウン」プロデューサー。トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜、感動ファクトリー・すぽると!立ち上げ、はねるのトびらバラパラ昇格直後の編成、SMAP×SMAP編成など。
保原賢一郎 - 王様のレストラン(演出補)、ランチの女王「退屈貴族」編成などを経て、ココリコミラクルタイプ編成(2003年11月 - 2004年6月)、金曜エンタテイメント、ドラマ「犬神家の一族」の企画担当、大奥シリーズ企画担当。
杉尾敦弘
ココリコミラクルタイプ編成、Dr.コトー診療所、ウェディングプランナー、プライド、ロングバケーション、若者のすべて、できちゃった結婚、こんな私に誰がした、じんべえ、お見合い結婚、めだか、リップスティック、美少女H、ひとつ屋根の下、成田離婚、お願い!デーモン、愛し君へ、お義母さんといっしょ、リップスティック、涙をふいて など
白根淳子
SMAP×SMAPやチョナン・カン2の制作P。中居正広のボク生き、ドラマ「X'smap」プロデューサー。
広報部
小中ももこ
こちら葛飾区亀有公園前派出所を企画、ココリコミラクルタイプ編成(2001年 - 2003年11月)、荒井班専属広報部員。SMAP×SMAP、忘文、チョナン・カン2、エンジン (テレビドラマ)を担当。
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