お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

新宿ゴールデン街のホームグラウンド

2005年04月22日 | お酒・焼酎・ウィスキー・ワイン
先日、新宿ゴールデン街で飲んでいると、「二時間ドラマ」の完成試写を見た、そのドラマの監督・プロデューサー・チーフ助監督がなだれ込んできた。とても出来上がりが良かったらしく、みんなの気持ちが高揚しているのが手に取る様に分かる。僕もドラマをやっていたから、MA(音楽とか効果音・・・鳥の鳴き声、とかをつけて、整音し、音をMIXする作業。映画関係では「ダビング」という)終わりでプレビューし、脚本以上に素晴らしいドラマになっていた時の興奮は忘れられない。「喜びの御裾分け」を頂いたような気分で楽しい酒を飲ませて貰った。放送が楽しみだ。いつもは閑古鳥が鳴く(マスターに怒られそう)お店が人だらけになり、お祭りの様な雰囲気になった。
僕はこの店が大好きである。本当に、僕とマスターで四時間くらい、誰も来ないで飲んだ事もあり、先日の様に、カウンターの中にまで、お客が入って、ワイワイという事もある。ちょうど、雨が結構激しく降っていたので、昔の「青線」である「新宿ゴールデン街」の風情はより一層、心地良くなる。仕事関係で、銀座や六本木、赤坂などの店に行く事もあるけれど、僕はこの店にいる時がいちばん幸せである。但し、このお店、「一見さんはお断り」。僕は同期の友人に連れて行ってもらい、もう10年以上になる。ここで、本当にいろんな人にあった。監督・脚本家・アニメ作家・声優・JR関係、地下鉄関係の人・建設関係・元大蔵大臣・・・数え切れない出会いがあり、そのいくつかは自分の仕事にも関わることになったこともある。店は二階にあり、帰りがけ、二回、酔って階段を転げ落ちた。店内で始まった喧嘩を仲裁し、喧嘩に巻き込まれそうになった事もある。ヘベレケに酔って、マスターに叱られた事も。でもでも、マスターに感謝しているし、「いい映画」を見た後は、必ずこの店に一人で行って、酒を飲みたくなる。いつもマスター、ありがとうございます。

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