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記念日を決める「日本記念日協会」があるって知ってました?

2008年06月26日 | エッセイ・日記・意見
記念日(きねんび)とは、何らかの物事や過去の出来事を記念する日のこと。広義には週間・月間なども含み、年中行事も含むことがある。国民の祝日も記念日の一種と言える。

種類
記念日には、誕生日・結婚記念日・忌日などの個人的な記念日のほか、公的な機関が制定した記念日、地方自治体が自分の地域や特産品などをPRするために制定した記念日、企業や商店が商品の販売促進のために制定した記念日などがある。
近年、販売促進のための記念日が急増しており、その中には、制定だけして翌年からは全く実施されなくなる記念日も少なくない。また、特定の企業や商店がそこで取扱う商品の記念日を作ってしまうと、同業他社がその記念日を使えなくなるとの意見もある。

日付
記念日の日付は、過去に歴史的な出来事があった日とするのが本来の形だが、語呂合わせによるものも数多くある。また、他の年中行事(バレンタインデー、七夕など)に相乗りした記念日もある。

代表的な記念日
•電気記念日 - 3月25日
•憲法記念日 - 5月3日
•電波の日 - 6月1日
•時の記念日 - 6月10日
•道の日 - 8月10日
•終戦の日 - 8月15日
•鉄道の日 - 10月14日

記念日の日
1988年に日本記念日学会により制定。
•1988年-1999年 7月20日 (祝日法の制定日に因る)
•2000年- 7月6日 (サラダ記念日に因る)

 認定制度
1991年、「日本記念日協会」が設立され、独自に記念日の認定制度を設けた。協会に記念日登録の申請書を提出し、審査に合格したものだけが登録認定され、日本記念日協会のホームページで公開される。登録料が必要だが認知度の高さや、その販促効果の大きさなどから、江崎グリコ、ロッテ、日本マクドナルド、日本漢字能力検定協会、神戸新聞社、日本盲導犬協会など、多くの企業や公的団体などが登録認定を受けている。

問題点
同協会は個人が設立した任意団体で公的な機関ではない。 本来、記念日を定めるのに認定を受ける義務はまったく無く、当協会に認定された記念日も公的な効力は無い。しかし認定を受けた企業や団体の中には、記念日をマスメディアでなどで露出する際にまぎらわしい表現をするケースも見受けられる。
当然ではあるが、認定を受けずに世間に浸透している記念日は多い。
「日本記念日協会」サイト http://www.kinenbi.gr.jp/index2.html 


「個人が設立した、公的ではない協会」が「記念日」を認定している事が不可思議だ。

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