ブロッコリーは健康野菜の代表と言われ、豊富に含まれるビタミンAやビタミンCには発ガン抑制効果があり、癌の予防には緑黄色野菜は欠かせませんが、取り分けブロッコリーはお奨め野菜と申せます。ブロッコリーには、体内でビタミンAに変わるカロチンが100g中に720mgも含まれ、ビタミンAの成人の一日当り所要量は1,800IUですが、ブロッコリーには100g中に400IUも含まれていますし、又、ビタミンCは、100g中に160mgも含まれています。
―イタリアンブロッコリー 「ドシコ」―Tanetより
その摂取率を半分以下としても、ブロッコリー1/2分株(約100g)で、成人が一日に必要な50mgを十分に摂ることができる量です。ブロッコリーに含まれ、ビタミンCは、イチゴ(同80mg)の2倍、カリフラワーの3倍、レモン果汁の3.5倍含み、キャベツの4倍、グリーンアスパラガスの13倍、レタスの27倍も多いのです。
その他にも、ブロッコリーにはビタミンK、ビタミンB1、B2、E、ナイアシンなどに、鉄も1.9mg含まれています。そんなブロッコリーをプランター栽培し、頂花蕾を収穫した後も、次々と側から出る側枝花蕾を翌春まで採取できるのは自家栽培の楽しみでもあります。
今年も、ブロッコリーの種を蒔きました。日本のブロッコリーと言えば、殆どがF1種ですが、偶然に固定種のイタリアンブロッコリーの「ドシコ」の種子が珍しくホームセンターに超格安で出ているのを見つけました。早速購入したのですが、どんなブロッコリーになるか楽しみです。
それでは、参考までに、新プランター栽培のブロッコリーの以前の写真を再公開致します。
栽培容器: リッチェル標準プランター(12.5L) 3本植え
栽培品種: ブロッコリー「ハイツ」(タキイ種苗交配種)
―07年9月18日、播種から約1ヶ月余りで定植した「ハイツ」―
―07年10月12日、一段と成長、無農薬、地図書き虫が絵を描くー
―07年10月28日、定植から40日あまり、ブロッコリーの生長は大変早い―
―07年11月9日、プランターからはみ出した全体写真、早くも発蕾―
―07年11月18日狭いプランターの中で葉、蕾の位置もまちまち―
07年11月28日、定植から70日、収穫期を迎えた「ハイツ」―
07年12月1日収穫直前のブロッコリー「ハイツ」―
―孫娘が初収穫して呉れましたが、一寸大きく成り過ぎでジャンボサイズ―
―07年12月7日、狭いプランタースペースを振り分けて見事に成長―
―大きく成長したブロッコリーの側枝蕾―
普通はもっと深いプランターに2本がいいところ。
新プランターの魅力の1つです。
害虫対策(モンシロチョウ)がよく来ます。どのようにされていますか。これもよければブログに書いてほしいと思います。
イチゴの栽培の様子リクエストします。
コメント有難う御座います。
養分摂取効率が良いと根量は少なくて済むのです。唯、成長に見合う肥料量(養液供給量)は必要です。
新プランター栽培は、水耕栽培の弱点を避ける為に、培地に敢えて土壌機能を利用した折衷栽培法なので、それだけ根容積は少なく出来るのですが、その代わり、適切な給液管理が大切です。
害虫対策ですが、今や青虫や夜盗蛾など、農薬耐性で生き残りが余計増え、何処でも全盛を極めております。まさに農薬禍と申せます。
方法は、情けない事ですが、捕殺か防虫ネットをかけるしかありません。それに冬場は、「ヒヨドリ」の食害も酷いものです。
ご要望の「イチゴ」の栽培写真、近く公開致します。