白寿を目指す抗衰老ライフへの誘い

慣れ親しんだ新容器野菜養液栽培に別れを告げ、新たに取組んだ老人の終末課題の経過発信を続けさせて頂きます。

―ブロッコリーの発ガン抑制作用-その3

2011年09月22日 | ブロッコリー

 

ブロッコリーの顕著な特徴は、生体の細胞にリスクとなる毒物の解毒代謝を高揚する作用であります。殆どの毒物は体内で、2段階で解毒されなくてはなりません。これらの2つの解毒段階の両方で、其の活動を変える能力を持つのが「ブロッコリー」の栄養成分です。

 

―「ブロッコリー」のデトックスの高揚効果―

「ブロッコリー」のグリコシレートから作られるイソシアネート(ITCs)類は、フェースⅠと呼ばれる解毒かの第一段階で修整剤となる事がはっきり証明されています。事実、サルフォラファンのような(ITCs)類が、ある種のフェースⅠの酵素を産生する遺伝レベルの動作を、実際に停止させる助けとなるのです。(ITCs)類は、フェースⅡと呼ばれる2段階目の解毒作用に拘わる酵素の活動を同等に変えることが出来ます。遺伝子分野の研究から、フェースⅡの活動が不充分の時には、(ITCs)類が其の橋渡しをする事が分かっています。

 

組合せで取り上げると、(ITCs)類のフェースⅠとフェースⅡのデトックス事象のインパクトはユニークであり、且つ、同等にユニークなのは、glucoraphanin gluconasturtiian,glucobrassicinのような(ITCs)類のグリコシレートを産生するのに使う事が出来る「ブロッコリー」の中のグリコシレート化合物の存在であり、それらは、「ブロッコリー」が提供する同じ組合せや濃度では、他の食品では見つけることが出来ない点です。

「ブロッコリー」の(ITCs)類は、生体の細胞の中でのデトックス活動を促進させ、且つ制御する事で、生体の細胞の脅威となる不十分な解毒作用による危険物質の発生を阻止する助けとなるのです。

 

―ブロッコリーと発ガン抑止力―

ブロッコリーの持つ抗酸化力、抗炎症作用、易解毒の作用要素のユニークな組合せは、発ガン抑止の点で、ユニークな食品の一つとなっています。酸素ストレス、慢性炎症、不充分な解毒作用とガンの発症と間の繋がりでは、これらの3つの代謝に関する問題を改善する食品であるなら、全てが、高度に癌発症のリスクを下げる事がはっきり研究で証明されています。

 

ブロッコリーの場合の研究結果で、前立線ガン、大腸ガン、乳ガン、腎臓ガン、卵巣ガンでリスクの減少が高度に示されています。他のタイプのガンのリスクに就いても、常時ブロッコリーを消費する事で、リスクの減少が起る事が結果的に示されるのではないかと期待されています。

 

―発ガン抑止に必要なブロッコリー摂取量― 

再近の調査で、癌発症のリスクを下げるのに必要なブロッコリーの摂取量について、格好なアイデアが用意されています。最小限の範囲では、平均して1日に1/2カップ、約80グラム、僅か22カロリーのブロッコリー摂取で、測定可能な効果を得るに充分なようです。殆どの人が毎日はブロッコリーを食べてはいませんが、週に2回の1度に300gの摂取であれば、この平均的な最少量に略匹敵します。

 

より大量の範囲での調査では、他の多くの発ガン抑制効果には、更に多いブロッコリー量がなるかも知れない事が示されています。例えば、ある研究では、ウェルダンに調理された肉からの潜在的な発ガン物質の充分な容量の尿排泄をするには、約250gに達する1日当たりのブロッコリー消費量になります。又、ある研究では、“惜しみない量”のブロッコリーが、血液中の抗酸化物質、特にベータカロチンとルチンを理想的なレベルにする働きを示しています。

 

抗酸化物質の理想的なレベルは、健康な細胞への酸素ストレスのリスクを下げる結果、細胞がガン化するリスクが著しく軽減されます。“惜しみない量”のブロッコリーと言っても、1日当たり、450gほどで、約130カロリー程度であり、2000カロリーの食事量の6-7%ですが、習慣的なブロッコリーの消費なると確かに大容量となるかも知れません。

 

結論的には、ブロッコリーを「付け合せ」の飾りとして扱わない事です。もし、ガン抑制の恩恵を得たいと、油菜系の野菜を特に選んで楽しむのであれば、お皿に盛り付ける「飾り」から、200-300gの大量のブロッコリーなどを大きく盛り付ける事に恥じない事です。それとも、美味しい「ブロッコリー」の食べ方、料理法の考案から始め無くて成らないかも知れません。

 

毎年、新プランター栽培の収穫したての「ブロッコリー」を食べ慣れて来た娘は、市販品など、特に外国産は不味く、「ブロッコリー」は多く食べるような野菜では無いと言います。野菜本来の個性的な味よりも、収量や見映え、棚持ちの良さを優先するF1種の横行の所為でしょうか。

 

 

―新プランター栽培の大きなブロッコリーを収穫した孫達―

今年撒いたイタリヤ「ブロッコリー」の固定種、「ドジコ」の収穫が楽しみです。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新プランターブロッコリー (大森 伯太)
2011-09-28 17:53:27
お分けしていただいた新プランターで栽培中のぶろっこりー。日光の当たる2階のベランダに移動させました。朝早くからお日様に恵まれ、ぐんぐん大きくなっています。液肥の追加が結構いりますね。
 ハイポネックスは高いので、大塚液費を購入使用かと考えております。何年も使えそうです。新プランターで使われている液肥はEC管理などというややこしいことがないので喜んでおりますが、あと3ヶ月でなくなるかもわかりません。
ブロッコリーが大きくなるにしたがって、液肥の追加が増えてきました。3本先人に習って植えております。
野鳥に食べられないように、ネットをかぶせようかと思ってもいます。
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