鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

米代川釣行記・その4

2007-08-29 23:28:13 | その他河川

 26日(日)に入ります。

 個人的には久し振りにぐっすりと眠れました。5時前には目を覚ましましたが、疲れはとれていました。

 朝食は7時からということですが、6時30分過ぎに1階の食堂に行き、朝食としました。朝食もよかったと思います。夕食と朝食を食べた感じでは、やはり全体的に味は濃いというかしょっぱい感じがしました。私は、薄味に慣らされてきましたので。本当は濃い味付けが好きなのですが。

 

 出発前にオヤジさんにいろいろ聞いて、情報の収集です。26日は、午後2時には帰途に着くと決めていましたので、実質的に釣りができるのは午前中ということになります。

 昨日は各人そこそこ釣れたので、今日は米代川といえば”大アユ”、数は少なくても大アユに挑戦してみようということで、上流域に入ることにしたのですが、入るとしてもどこがいいのか貴重な情報が必要です。

 オヤジさん曰く、ここから二つ上の橋がいいのではないかと。投網でいつも大アユが捕れるところがあり、それが二つ目の橋のところだとのこと。

 

 コンビニにて昼食を確保してから、上流に向かいました。

 昨日の夜、宿にあった米代川の釣りマップを見た釣り友が言うには、特養のあるところの川が、いい川相をしている、トロあり、瀬ありでいいのではないかとのことで、そこに向かう。

 大館市立の十二所体育館のところに車を止め、着替えました。丁度26日は大館市の学区民?の運動会がある日でした。

 

 ここの川相は上流のほうに階段状の堰堤があり、その下は深い瀬、トロ瀬が続き、どこから見ても大アユが棲みつく場所と思います。

 ここでとりあえず竿を出しました。

 

 竿はダイワの「硬派”剛”95引き抜き早瀬」、水中糸は昨日より太い仕掛けにして、ホクエツの「尺鮎0.3号」で、上の付け糸は0.6号、下の付け糸は0.5号でした。ハリは8号の4本イカリで、ハリスは2号です。

 

 瀬から瀬尻の平瀬までのところに並んで竿を出しました。しかし掛りません。

 上流にいた釣り友が下りました。広い緩やかな平瀬に入りました。そこで掛ったのです。大きい鮎のようで、かなり釣り下りながら右岸の浅瀬の方に寄せようとしています。

 遠目には確保したかなと思ったのですが、後一歩というところでばれてしまったということでした。鮎の頭部にハリがかりしたのですが、掛かりが浅かったようです。因みに二本チラシとのことでした。

 

 でも、大アユはいるということがはっきりしたので、ヤル気が出てきました。鮎釣り師はいずこも同じでしょうが、釣れるところに引き寄せられます。私も上流から彼の下流に向かいました。でも、そうは問屋が卸しません。掛りません。しかし、彼にはまた掛りました。しかし、痛恨の親子丼でした。

 

 平瀬の100mほど下流に瀬が見えました。ダメもとで行ってみることにしました。いい瀬です。右岸からも左岸からも竿を出せます。私は右岸から下っていったので、右岸から竿を出しました。

 時に10時10分くらいですか、竿を出してから1時間余経っていますが、ググッといういい当たり。来たあ、何としても捕ってやるという覚悟で竿をため、立てていきます。そして出来るだけ右岸に寄せて引き抜こうとしたのですが、浮いてきません。オトリ鮎さえ出てきません。

 何だこれは、そんなに大きいいのか?!必死になって態勢を立て直し、少しでも浅いところに寄せようとするのですが、寄ってきません。竿は満月のように曲がっています。これは下手をすると折れるかもしれないと思いました。

 

 寄って来なければ引き抜くまでだ!と覚悟を決め、何としても抜いてやる、竿が折れるならばそれもいいだろうという気持ちで竿を立てます。ようやくオトリ鮎が顔を出しました、しかし、掛り鮎は見えません。なにくそっと渾身の力をこめて抜きの態勢に入りました。顔を出しました。でかい!!何としても捕ってやる!!辛うじて水面ぎりぎりを飛んできて、何とかキャッチしました。

 

 ヤッタアー!!思わず叫びました。それだけ大きかったのです。これぞ米代川の大アユ、巨鮎です。27cm以上あるかも、もしかして尺鮎かもと思うくらい大きい鮎でした。

 心臓はバクバクでした。居たあ~、居るのだ!やったあ~。天にも昇る気持ちでした。その鮎は片手では持てません。引き船に入れるのにどうしたか?引き船を体の前に持ってきて、巨鮎を両手で掴んで慎重に引き船に入れました。ほっとしました。

 

 オトリ鮎は2匹でした。これを交互に使うことにしました。引き抜くのに時間はかかりましたが、何十メートルも下ることもなかったので、結果的にオトリ鮎は弱りにくかったのかもしれません。

 

 以下、(その5)に続きます。

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1 コメント

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Unknown (じじ)
2007-08-31 00:12:39
満足の出来る釣行だったようでおめでとうgございます。釣りをまったくやった事が無い私までハラハラドキドキと読ませていただきました。
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