鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

開花しました!

2015-04-03 15:05:59 | お知らせ

 きょう仙台でも桜が咲いたということです。 3日の開花宣言は、今までで2番目に早いとか。 

     

              (澱橋の左岸側にある三角公園の桜です。)

      

 早く咲いてくれるのは嬉しいですが、それが自然環境の変化によるものであっては困ります。 自然現象については平年に近いのが一番いいのでしょうか。

       

                       

  

 午前中はとってもいい天気だったのですが、お昼過ぎから薄暗くなってきて、今は雲が多い割には明るく感じます。 雨が降るとか言っていましたが、もしかして降らないですむのではないかと勝手に思っています。

                

  

 

 ようやく世間の批判を考慮して、これは会わなければ拙いとでも思ったのでしょうか、官房長が沖縄に行って翁長知事と会談するようです。

                     (三角公園のモクレン)

             

 「この期に及んで」とかいう強権的、威圧的、傲慢な受け答えで、「粛々」と事を進めていくだけでは得策ではないという判断でしょうか。 

       (こちらは粛々とは進んではいないようです。澱橋の補強工事です。)

   

 とはいっても政府のアメリカ寄りの、日本政府によるアメリカのための基地移転の方針は全く変える余地はないということのようですから、わざわざ官房長官が沖縄まで行って誠意をもって話し合ったのに理解してもらえなかったというアリバイ作りで終わってしまうおそれが多いと感じます。

               

 1回あって会談したのだから、その結果がどうであれ、「見解の相違」ということで「粛々」と埋め立て工事を進めていくということになるのでしょう。 会ってやったのだから、それだけで満足しろ!というのが独裁政権の偽らざる思いでしょう。 独裁政権だから、本来は会う必要もないのだが、会ってやったのだからありがたく思えということなのでしょうか。

             

 ここまで沖縄の民意が無視されるのであれば、やはり沖縄の目指すべきところは”日本国からの独立”しかないと思わざるを得ません。 中国本土と香港みたいな関係に何とか持ち込んでいけないものかと思うのですが、みんさんはどう思いますか。

                   

 きょうの朝日新聞の新しい紙面 「異論のススメ」 が面白かったです。 ふつうなら朝日新聞としては選出しないであろう保守の論客 佐伯啓思 さんが、担当するというのですから少し驚きました。

 表題は、「日本の主権 本当に『戦後70年』なのか」 というものです。 その論考の中で、なるほどなと感じたことがあります。

 『45年の8月15日とは、敗北を認めた、いわば「敗戦の日」であり、52年の4月28日が正式な「終戦の日」ということになる。』

         

 45年の8月15日は1945年昭和20年8月15日であり、ポツダム宣言を受け入れ天皇による玉音放送が流された日で、日本は敗戦を認めた日ということになります。(これは厳密に言えば、降伏文書に署名した9月2日が敗戦を認めた日ということになります。)

                     

 52年の4月28日とは、1952年4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効したということで、国際法的な意味ではその日が公式に戦争が終結した日であるということです。

  

 ではその間はなんだったのかといえば、連合国の占領下に置かれていた期間であり、主権を剥奪されていた期間であるということになります。 8月15日か9月2日かは別としても、1945年から1952年までは占領下にあったということになります。

 計算をいつからとするかによって、今年は戦後70年か、戦後63年かというずれが生じることになります。

 江藤淳の考えを引き継いでいるのかな?と思ったりして。

 それはさておき、8月15日というのは、「終戦記念日」ではなく、あくまでも「敗戦記念日」というべきと改めて思った次第です。


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