鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

明日から5月、あと2か月

2013-04-30 21:41:50 | 思いつくまま

  きょうは最高気温が17度くらい。 陽射しはきのうより弱かったですが、風がなく、歩くのにはちょうど良かったくらいでした。 今テレビでは天気予報をやっていて、北海道の広尾町ではかなりの雪が降っていたようです。 天気図では、西高東低で冬型の気圧配置になっているのですね。 だからということではないでしょうが、あしたは最高気温が13度になるかどうかの予報で、朝方は7度とかで、明日の朝は少し厚着して立哨することになりそうです。

 ではあっても、5月という声を聞けば、何となく心も軽く明るくなっていくように感じます。

 

 ということで?先週末から鮎釣り用のハリの点検を始めています。 いろんなハリを買い集めたので、コレクションのようですが、それはそれで楽しいものです、見るだけでも。 でもこの頃はあまりハリは買ってはいません。 そんなに目新しいハリが売り出されているということもないし、カタログを見ても是非とも手に入れたいというハリがほとんどありません。

 きょうは保管しているハリのうち、小針を紹介します。 今製造販売されているハリで一番小さいのは 5号 のハリだと思います。 きょうは5号・5.5号・5・75号の3種類のハリです。

 写真の原稿用紙の桝目の長さは、8.5ミリ です。 6号未満のハリは下記のように9種類持っています。

 

 ①から③までが 5号 のハリ、④~⑧までが 5.5号 のハリ、⑨は5.75号 のハリです。 

 

 こうやって見ると、微妙にという以上に形状が異なるというか、それぞれ個性を出しているようにも感じます。 メーカーの考えが表に出ているのでしょう。 このハリの写真をみて、どれがどのメーカーのハリかお分かりになりますか? 分かったらすごいですよ!!よっぽどアユ釣りにおいて、「ハリあわせ」 に細心かつ渾身の注意を払っているのでしょう。敬服します。

          

 こうやってみると、号数の決定はどうなっているのでしょうか? 疑問です。 糸の号数と太さのように各メーカー独自に決めているということになるのでしょうか? 5号のハリだから5.5号よりも小さいとはいえません。 でもこう並べてみると面白いですね。 少しずつどこかを変えている、いじらしいくらいに。

 

 「ハリあわせ」というと、みなさんはどれくらいハリ合わせに注意を払っていますか? 何か話しが脱線していくような気がします。 ご容赦を。

 下の写真は先ほど発売された つり人社の「小沢兄弟の鮎友釣り レベルアップ・マニュアル」です。 右側はカバーを外した状態のものです。 がたっと雰囲気が変わるのがおもしろいですね。

  

 私が小沢兄弟に親しみを覚えるのは、細部にまでこだわるということがないからです。 細かいこだわりよりも実践あるのみというところに引かれるのかな。 現在のアユ釣りの世界においては彼らの実力はまさに KING of KING といっても、誰も文句を言わないでしょう。

 P45に書いてあります。 「・・・そんなハリ合わせの実際は、確率のムラに翻弄されているだけではないでしょうか? 友釣りの取り込み率はどんなハリでも7~9割です。 取り込み率8割のハリが3尾連続してバレることもあれば、取り込み率7割のハリが20尾連続でバレないこともあります。 その偶然を『ハリが合う、合わない』と言っているにすぎません。」 と。

 「シンプルにハリ先がストレートとシワリで各1~2種類、号数を2~3種類。 これだけで、ほとんどの状況を十分にカバーできるはずです。 僕らには、細かい『ハリ合わせ』という概念はありません。」 と。

 すべて納得です!!それなら、なんでこんなにいろんな種類のハリをもっているのか!?とおしかりを受けそうですが、それはそれ、楽しみで、酔狂で集めているだけです。

 

  (1994年2月20日発売)

 伊藤 稔著「ベーシック鮎読本」、こういう本が過去に発売されたということをご存知ですか?鮎釣り師ならご存知でしょう。 当時一世を風靡したといっても過言ではないですよね。 われらがみちのくのスーパー鮎釣り師、東北流友会の会長として、みちのくの鮎釣りの向上に並々ならぬ熱情と愛情を注いでくれました。 テスターとしてダイワ(竿)とカツイチ(ハリ)で活躍しました(しています)。 鈴子陽一、伊藤 稔、みちのくの輝ける太陽だったですね。過去形でしか言えないのが辛いところです。

 彼は鮎を多く釣るために、ハリ合わせにものすごくこだわっていたのを覚えています。 ハリ合わせについては、P89からP90で詳しく書いています。

 「ハリ合わせ・・・、これは友釣りの釣技そのものに次ぐ重要なことだと私は思っています。 ・・・、ハリが合わない時は、アタリがあって取り込めない魚が40%近くになることもあります。・・・。ハリ次第で釣果が倍増するということになりますから、決して軽視できる問題ではありません。 私は釣行した川ごとに、ある程度パーフェクトに近くなるまで必ずハリ合わせをするようにしています。」 と。 伊藤さんと小沢兄弟、好対照です。 性格が如実に表れていると言えるでしょう。

 

 本題に戻ります。 ハリのメーカーと名称(商品名)です。

 ① がまかつ 「A1 閃」   ② ダイワ 「ゼロ マルチ」  ③ カツイチ 「VゼロLTR」 以上は5号のハリ。 

 ④ がまかつ 「ラチャ」  ⑤ カツイチ 「スーパーV8EX」  ⑥ マルト 「チャラチャラ」  ⑦マルト 「プロ チャラチャラ」  ⑧ マルト 「チャラチャラKタイプ」 以上は5.5号のハリ。 

 ⑨ ヤマワ 「レインボー アユ」 これは5.75号のハリ

 きょうはここまでにします。眠くなりました。すみません。

コメント (4)
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