今日、せんだい宮城フィルムコミッションからエキストラ募集のEメールが来ましたが、その日11月6日(金)は午前と午後ともに重要な会議があり、残念ながら応募できません。久し振りの募集だったので嬉しかったのですが・・・・。 映画「パートナーズ」の通行人役ですが、どんな映画なのか、監督が誰か等は分かりません。
画期的な政権交代が行われ、昨日鳩山首相の所信表明演説がありました。52分という長い演説だったとのことですが、今までの歴代首相の所信表明演説とは全く異なるということだったので、新聞に掲載された演説全文を読んでみました。
こんなことは初めてです。麻生首相までの演説は最初の出だしからして読む気を起こさせるものではなかったのですが、今回は長く続いた自民党政権が終焉したということもあり、読んでみようかなという気になりました。
1万字以上の演説ですが、割と素直に読み進めることができました。結果としてなかなかいい所信表明演説だということで、綺麗な薔薇を捧げようと思います。感想等はいろんな人が発言していますし、格好いいことは書けませんが、青森県のおばあさんのことやチョーク工場の話しを演説の中に取り入れるなんてなかなかやるものです。人間の言葉で語られているところに親しみを感じます。
「政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。」
「『国民主権』の国づくりをするために必要なのは、まず、何よりも、人のいのちを大切にし、国民の生活を守る政治です。」
「人間らしい社会とは、本来、子どもやお年寄りなどの弱い立場の方々を社会全体で支えあうものであるはずです。」
そういう視点から、『人間のための経済』を目指すといっています。市場原理主義経済とは訣別して、弱肉強食、個人責任の経済から大転換し、アメリカ型の経済では国民は幸せにはなれないということを実証して欲しいものです。
やや不満なところは、日米同盟について「緊密かつ対等な」とは言っていますが、もっと突っ込んだ内容であって欲しかったし、その延長線上で”沖縄”のことについても触れて欲しかったです。
何にしても『無血の平成維新』を見守り続けようと思った次第です。
まだ読んでいない人は、是非とも所信表明演説を読んでみてください。そのうえで、国会での自民党VS民主党の論戦を聞いてみたいものです。