鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

お不動さんのお祭り

2009-09-28 20:59:50 | お知らせ

 一昨日昨日と恒例の町内のお祭りがありました。 このお祭りがうちの町内としては最大のイベントで、それなりに盛り上がります。

 正式には「縛不動明王」といいますが、我々は昔から「お不動さん」といって、親しんできました。子どもの頃は、悪がきどもがここで遊んだものです。溜まり場でもありました。

 昔はこんなに立派ではなく、地面も土でした。釘刺しをしたり、”ぱった”(全国的には”めんこ”ですか)をしたり、薄暗くなるまで縦の関係で遊んだものです。

 

 21年位前からですか、お神輿渡御だけではなく、前日から盛り上げようと夕方からの”イベント”を企画し、実施しています。とはいっても全て我々だけでの実施で、専門の屋台とかは一切呼ばず、町内会と子ども会にて飲食コーナーや造作コーナーを設けてやっています。まあ、正直なところマンネリ化は避けられません。

         

 上下の写真は行灯です。道路を挟んで2箇所に子どもたちが描いた絵を展示し、前日の夜(26日)は一つ一つにローソクを灯し、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 話しは戻りますが、飲食コーナーは定番ですが、”やきとり(塩・醤油)”、”焼きそば”、”フランクフルト”、”ラムネ”、その他”とすけ”(分かりますか?)、”水ヨーヨー”、造作コーナーは折り紙、ビーズ等のほか、これも造作コーナー定番の竹細工コーナーがあります。太い竹と笹竹を用意し、紙鉄砲やマイはし(箸)をつくりました。 ここでは極力子ども自身に作らせるのが目的で、危なっかしいのですが、ナイフを持たせて竹を削らせています。今年はやりませんでしたが、時にはのこぎりで竹を切らせたりもしています。太い竹を30センチ前後に切って、それをさらになた(鉈)で2センチくらいの幅で切っておきます。それをさらに2等分して、いよいよ竹箸つくりのスタートです。見本を示しながら、竹を削らせます。時々手助けをして修正したり、最後をきちんと揃えてやったりはしますが、2本のうち1本はきちんと削らせています。みなさんご存知のように、今の子どもは鉛筆さえ鉛筆削りで削ったことがありません。ナイフで竹を削るなんて大変です。でも挑戦していくうちに、楽しくなるのか一生懸命削ります。感心です。集中してやってもらわないと怪我の元ですので、目が離せません。でも1回(去年もやった)でも削ったことがある子どもは余裕があり、それなりに上手く削ります。

 今まで1回も子どもの怪我が無かったのは、誇れるのではないかと思っています。それだけに担当スタッフとしては気が疲れます。一人でも夢中になってくれれば嬉しいものです。去年作った箸を今も使っていると言われると嬉しくなります。

          

  

 暗闇の中の長い提灯、上下の写真は縛不動の前の提灯です。

 こうやってみると、結構迫力があるなあと思ったりして。なかなか貫禄があり、歴史を感じさせるのではないでしょうか。

  

 そして、下の写真がおくに鎮座まします縛不動です。石を荒縄でぐるぐる巻きにしています。これが御神体となります。

        

 おみこしは高学年用と低学年用の二つがありますが、小学生も4年以上になると、自主的に引退してしまうようで、大きなおみこしは元気がいまいちでした。 

 こういう経験が子どもたちのいい思い出となってくれればいいのですが、果たしてどうなのでしょうか。

 我々従事者にはとっても疲れる二日間となります。若いお父さん方が少しずつ混ざってくれるようになったことが救いです。

コメント (3)
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