昨日アップした写真の3枚目の説明をすることをすっかり忘れていました。 これは、26日の町内会の芋煮会に先立って行われた河川の清掃の時に見つけたものです。 宮城県警察のもので、駐車違反の車かバイク用のもののようです。 車輪をロックするというか、回らなくする、だから走れなくするためのものですか。 まあどうでもいいのですが、こんなものも川に捨てられていたということです。
今日の中心は”少年ケニア”です。 角川文庫版の全20冊です。
1巻目は昭和58年9月15日に出版されました。 20巻目は昭和59年2月10日の発行です。 6ヶ月の間に20巻が発行されたことになります。 1巻240ページくらいで、定価は380円です。
作者は、既に皆さまご存知の、国民的劇作家「山川惣治」です。
昭和26年から4年間、産業経済新聞に連載されたといいます。
第1巻には社長?角川春樹の「発刊の辞」が掲載されています。
「子供たちに、『夢』をつたえたい。 美しく気高いもの、真心、愛、優しさ、誇り、勇気、知恵、忍耐、努力、正義、そして冒険心。現代に失われつつある大切なもの、健康な輝きにあふれた『夢』を、子供たちにつたえたい。・・・・。」
そして、あとがきと言うか解説と言うか、1巻の最後にはあの阿久 悠が7ページに渡って「あのアナーキーな少年の日に」と題して書いています。
少年ケニアといえば、ワタル・ケート・ゼガ、そして大蛇ダーナです。
上の写真の中央見開きのものは1巻のカラー口絵の一枚です。 ゼガとダーナです。
下左の3巻はワタルとケートが表紙を飾っていますし、右側は2巻の表紙で、とぐろを巻いている大蛇ダーナです。
なぜ角川文庫の少年ケニアを購入したか、一つにはとっても悔しい思いがあるからです。
小学校の5年か6年のときです。当時は学校の講堂(体育館ではありません)で、年に何回か映画を見せてくれました。 黒白映画の「少年ケニア」も見せてもらいました。 とっても迫力が感じられ、胸を躍らせながら見ていました。 ワタルが窮地に追い込まれたときです、大蛇ダーナが助けに来たわけです。鎌首を持ち上げて、悪者たちをやっつけようと、最高に盛り上がったときに、何となんとナント”フィルム切れ”。
しばらく待ってもつながりません。 とうとうそのままで映画会は終了となってしまいました。 ガッカリです、折角これからいい場面が始まるというのに、古くなったのでしょうか、フィルムが切れてしまったわけです。
今でもそのときの残念さはまだ残っています。
それから何十年が経ったのでしょうか、28年くらいですか、少年ケニアが発行されました。
結婚もして子どもも一人いました。 長男に読んでやろうかなという気持ちと、自分としてもこの際きちんと物語を読んでみようと思ったわけです。
発売されるとすぐに購入し、夜寝る前に子どもに読んでやることにしました。 1ページの上段が絵で、下段は文章と言う構成ですので、感情を込めて読んでやると子どもも乗ってきます。飽きません。
ハラハラドキドキの連続ですし、ストーリーも飽きさせませんでした。 寝る前の本読みが習慣となりました。
そしていつしか子どもよりも私のほうが夢中になっていました。引き込まれていました。 終わりが近付くにつれ感動がジワジワと滲み出て、読み終えたときは感動に包まれて、本当に幸せな気持ちになりました。 ようやく希望が叶ったという思いもあったのでしょうか。
上の写真の右側は1巻の始まりの絵、左側は20巻の最後の部分です。
大蛇ダーナと大酋長ゼガ、いい絵です。
それでは今日はこの辺で、