goo blog サービス終了のお知らせ 

鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

こういうこともあり?

2007-02-22 23:19:47 | 提案・要望

 写真は20日に親族の付き添いで行った、東北大学病院の1階の会計窓口の壁に貼ってあった掲示物です。

 診療順番取り代行という詐欺行為に引っかからないようにという警告板ですが、運転代行ならぬ診療順番取りの代行があるんですね。皆さんはご存知でしたか?

 まさかこんなものまであるとは露知らず。これも大学病院が込み合うからということの現れでしょう。込み合うなんてものではないのでしょう。

 本来大学病院等の高度先進医療を担当するところは、風邪等の症状では外来に掛れないはずです。いわゆる診療所等の紹介状を元にして診察をうける医療機関であるはずです。

 そういう医療機関であっても順番取り代行が成り立つほどに込み合っている。ということはそういう症状が重篤な人が多くなっている、街中の診療所では対応しきれないような病気の人が多くなっているということなのでしょうか。

 私としてはあきれてしまいますが、まさに”時は金なり”ですか。まだ、かわいい詐欺といっていいのでしょうか。

 

 昨日21日、ハガキが届きました。差出人は、せんだい・宮城フィルムコミッション事務局でしたので、これはエキストラ出演の依頼かと喜んだのですが、違いました。

 「せんだい・宮城フィルムコミッション制作支援作品映画『アヒルと鴨のコインロッカー』上映会開催のお知らせ」でした。

 この映画は、去年の春仙台市を中心にして、東松島市、塩釜市等の宮城県の各所で撮影がおこなわれたものです。

 原作者の伊坂幸太郎さんが仙台市ゆかりの小説家ということで、地元を中心としたロケが行われたわけです。

 全国での上映は夏になるのでしょうか、5月12日に全国に先駆けて仙台市で先行上映すると書いてありました。

 せんだい・宮城フィルムコミッションにエキストラボランティアとして登録している人に是非とも見て欲しいという案内です。

 そういうわけで、このハガキは先行上映よりももっと早く特別に見て欲しいという案内のハガキでした。

 『招待状』かと思いきやそうではなく、参加費は無料とするが、往復はがきで申し込んで欲しいというものです。

 予め事務局の方で定員の180名分を抽選して、当選した人に招待状(券)を贈ってくれれば嬉しいのに・・・。

 

 宛先である私の名前の下に「No,988」という数字がありました。ボランティアとして988番目の登録者ということでしょうか。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月21日。

2007-02-21 22:53:01 | 提案・要望

 今日は2月21日・水曜日です。

 今日初めて分かりました、今日が「漱石の日」だということを。皆さんは知っていましたか。

 

 なんでも、小説家であり英文学者として名を成していた夏目漱石が、明治44年(1911年)の今日、時の文部省が贈ろうとした文学博士の称号を辞退したということで漱石の日と定められたようです。辞退した理由は「自分には肩書きは必要ない」というもの。

 学位の持つ権威と、それを断る漱石個人の権威の衝突は二ヶ月も続いたそうです。

 博士制度を国歌が推奨することによる学問活動へのしばりと、エリートによる学問の独占を嫌ったようです。

 さすが夏目漱石、権力者に擦り寄るばかりか、権力者をあおるような学者が多くなってきている現在、見上げたものです。

(以上の記事は”JAN JAN”から引用させていただきました。)

 

 またまた、今日21日は、アメリカ軍が硫黄島に上陸してから3日目となります。摺鉢山の攻防戦が激しさを増していた日です。

 昭和20年2月19日に硫黄島に上陸するまでの74日間で、米第七空軍のB-24を中心にした爆撃編隊により、約2700個・6800トンの爆弾を投下しただけではなく、戦艦を加えた軍艦により16日間もの艦砲射撃を繰り返しました。

 そして19日に南海岸に上陸しました。

 

 21日は、硫黄島の守備隊にとって唯一士気を奮い立たせる出来事がありました。

 香取基地から八丈島を中継して発進した彗星12機、天山8機、ゼロ戦12機の計32機による神風特別攻撃隊第二御楯隊の支援があり、硫黄島守備隊の兵士を喜ばせたということです。とくに、陸戦隊として戦わなければならなくなった海軍部隊の将兵にとっては感激し、感涙に咽ぶ状況だったようです。

 それもそのはず、戦果は護衛空母一轟沈、空母一大破、護衛空母一小破、貨物輸送船一損傷というものですから。

 でも、航空機の支援はそれ限りだったということです。それからは30余日の地獄の戦闘が続いたわけです。

 摺鉢山守備隊が全滅し、星条旗が翻ったのは23日でした。

 

 クリントイーストウッド監督により、折角「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」というアメリカ軍側からと日本軍側からみた硫黄島での死闘が映画化され、改めて平和のありがたさを知らされたわけですので、この時期は硫黄島に思いを馳せてもいいのではないでしょうか。

 

 写真は、昨日20日の広瀬川の河川敷公園の平和な風景です。犬を連れての散歩、ジョギング、保育園児の散歩等好天に誘われて、自然を満喫していました。

 こうしてみると、広瀬川は本当に都会の中を流れているかわなのだということが分かります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(その2)コモチカワツボ

2007-02-20 22:46:22 | 提案・要望

 今日の夕方のテレビ放送、地元では12CHですが、キー局はフジテレビです。時は午後6時15分頃です。神奈川県の河川にコモチカワツボが大量に発生しているということですが、何が大変かといえば「川底がコモチカワツボで覆われてしまうと、魚のエサになる藻類も育たなくなる」ということです。

 なんでも、ホタルの養殖のために、カワニナの代わりの餌として導入したらしいのです。

 我々鮎釣り師にとっては、とっても大変なことになりかねません。これは大変だと思ってブログで紹介しようと思い、もう少しコモチカワツボを調べているうちに分かったのは、何と2月6日の読売新聞にも掲載されていました。(フジテレビはサンケイグループで、読売新聞は日本テレビですが)

 

 読売新聞の記事によると、「神奈川県環境科学センターは、2004年に県内の24河川で川底の生物を調査し、コモチカワツボを8河川で初めて確認した。アユで知られる県西部の早川や千歳川で、アユのエサになる川底のコケを食べたり、カワニナを駆逐していた。」ということです。

 さらに、「センターは、ホタルのエサとしてコモチカワツボを販売していた業者を把握しており、ホタル繁殖のため外来種が多用されている恐れもある。コモチカワツボは国の特定外来生物に指定されておらず、輸入や販売、移動が規制されていない。」

 次々に日本の生態系が破壊されるようなことが起きています。

 神奈川県の河川だけではないのではないでしょうか。全国的にホタルを復活させようとしていますし、他の県でも調査をすれば見つかるのではないでしょうか。

 繁殖力が極めて強いということですので、「アメリカでは釣り人に靴の消毒を呼びかけている」ということです。

 冷水病予防の呼びかけと呼応するところがあります。これからの釣行にはアルコール消毒液の携行が必要となるようです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(その1)今日の広瀬川

2007-02-20 22:10:05 | 提案・要望

 月曜日ではなくて申し訳ないですが、火曜日の広瀬川です。

 水量は冬分は例年少ないのですが、そのとおりで、先週とほとんど変わってはいません。

 

 しかし、どういうわけか画面の下部の中央に水溜りができていました。先週はなかったものです。

 川に遊びに来た人が掘ったとは考えられません。下水が大量に流れ出て、その結果溝みたいに掘られたのか。または、小さいショベルカーかなにかで、きまぐれに?掘ったのか。あるいは、畑の耕作者に対する示威行動?(まさか!!)かは分かりませんが、溝が丁度下水の吐き口と一直線になることから考えれば、1週間のいつの日か一気に大量の下水か雨水が流されたということになりますか。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯科診療

2007-02-16 23:47:34 | 提案・要望

 おととい、左上の奥歯の治療で被せた部分が、楊枝を使っているときに、ひょっとした調子でとれてしまいました。

 それで今日歯科を受診しました。家族で何年にもわたって通院してきた歯医者さんが廃業(病気のため)してしまったので、かって一緒に仕事をした人の旦那さんが歯医者さんだったことを思い出し、受診した次第です。

 

 該当する部分のレントゲン写真を2枚撮りました。

 びっくりしたのは、その写真がすぐにパソコンに取り込まれて、診察台からパソコンを見せながら、先生がどこがどう悪いのか、どうしなければならないのかを説明してくれるのです。

 レントゲン写真は白黒写真なのですが、分かりやすいように着色もすぐにでき、大きさも自由に変えられるのですね。

 

 今回の治療は長引きそうです。残っている歯の部分が虫歯になっているため、単に再度外れないように被せれば済むというものではなく、神経のところまで掘り進んで、杭のように中に何かを充填し、それを基礎として歯の土台を作り、そこに銀歯を被せるようです。 感染根管治療というそうな。

 

  以前に詰めたものを削り取り、薬を入れて仮封しました。これが取れると困るので、あめやガムは禁止です。

 それにしても、口を大きく開かされて、中をガーガーやられるのはたまりません。何回経験しても嫌なものです。唇の右側が少し切れてしまいました。

 

 悔しいのは、毎日3回きちんと歯磨きをしているのに、虫歯になってしまうことです。お昼も昼食後に磨いているのに。

 でも、思い出しました。以前保健所の歯科を担当していた先生がいっていたことを。

 

歯磨きをしても虫歯の予防にはならない

 

 そうなのです、はっきりと言っていました。対外的には言ってはいませんでしたが。

 本当に虫歯を無くすのであれば、フッ素を塗るしかないと。水道水にフッ素を混ぜることによって虫歯を予防できるということでした。

 

 であれば、食後の歯磨きは虫歯予防というよりは、残りかすを取り除くという歯の清掃ということになります。歯をきれいにする、周りの人に不快な思いをさせないというエチケットと考えた方がいいようです。

 

  私はガムといえば、キシリトールガムを噛んでいますが、これで本当に歯が丈夫になるのかどうか、皆さんはどう思いますか。確かに普通のガムと比べて、歯に滲みたりはしないようですが。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広瀬川の標識その1

2007-02-15 23:32:59 | 提案・要望

 今午後11時10分です。外は雪、風もあり吹雪みたいです。

 昨日も最高気温が2.8度で、ようやく冬らしい冬になっています。通勤には困りますが、名残雪ならぬ名残冬と受け止め、この寒さと雪を楽しみたいと思っています。

 

  澱橋と牛越橋の間、どれくらいの距離があるでしょうか、1キロちょっとですか。牛越橋の次の下流の橋が澱橋です。

 その間にどれくらいの標識等があると思いますか? 看板、案内板、警告板等ですが、何と30近くもあります。

 これでは景観が台無しではないですか、一概には言えませんが。多すぎるとはいえます。同じ内容の標識が複数ありますし、古くなって見えなくなっているもの、スプレーでいたずらされているもの、大水で流されたり、倒されたりして変形しているもの、立派な大きい石を使っているもの等本当にいろいろあります。

 

  今日ご紹介するのは、「一級河川 ひろせ川」という標識です。「一級河川」という文字がほとんど消えています。

 

 行政は、鮎の住む川、日本の名川100選に選ばれた川、カジカの鳴き声が聞こえる川とかいって、100万市民に親しまれ、市民になくてはならない川というようなことを繰り返し言ってはいますが、言っているだけでさほど重視はされているとはいえない川・広瀬川、可愛そうです。

 可愛そうです、魚が。

 

 川の主役は、『魚』です、誰がなんと言っても。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

③広瀬川下水道吐け口

2007-02-12 23:13:54 | 提案・要望

 写真は、つい最近ブログに書きました下水道の吐け口です。

 工事中に、工事が終わってもまだ通水される前に悪がきどもと中に入って遊んだ下水管です。

 その頃は、柵なんかありませんでした。

 

 他にも直径が50cmくらいの下水管、下水の吐き口があったのですが、2箇所はあったと思うのですが、今は埋もれてしまったのか見当たりません。

 そういう細い下水管には、腹ばいや背中を下にして、どこまで暗い中入っていけるか、競って遊んだものでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

②河川敷の畑

2007-02-12 23:05:07 | 提案・要望

 前にお知らせしましたが、写真は今月25日までに原状回復せよと迫られている広瀬川河川敷の畑のひとつ、キャベツ畑です。

 あと2週間となってしまいましたが、原状は何も全く変わってはいません。

 行政と畑耕作者との確執は、今に始まったことではなく、何十年にもわたっていますので、果たしてどうなるのか・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

①今日の広瀬川

2007-02-12 22:49:24 | 提案・要望

 写真は今日午前中の広瀬川です。いつもの澱橋の上流部で、県立美術館の下の広瀬川です。

 

 右岸の崖の白いものは雪です。今朝は少し冷えたこともあり、うっすらと薄化粧となりました。

 例年ですと、この崖の下にはツララが(年によって太かったり、細かったりはしますが)できているのですが、今冬は全く見られません。

 この分では、今年はツララは見られないまま、春になってしまうのではないでしょうか。

 

 水量は、1週間前とほとんど変わらず、濁りはなしというところです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行って来ました。

2007-02-11 23:07:32 | 提案・要望

 大抵の人は10日から3連休なのでしょうが、私は11日、今日から3連休ですので、よろしく!(何を?)

 

 午後、行って来ました、釣具店。フィッシャーマン南仙台店へ。前はどちらかというと、上州屋の店の方が行く機会が多かったのですが、今はほとんど行っていません。

 上州屋はなんか寂れてきている感じで、足が遠のいてしまいました。フィッシャーマンの店は市内に何店かあるのですが、ここ南仙台店が一番いい感じです。泉バイパス店もいいのですが、アユについてはやはり南仙台店かな。

 でも店内を見てみると、バス釣りや海釣り関係が多いです。3月から渓流釣りが解禁となるのですが、その割にはスペースは多くはないです。渓流竿も短く収納できる竿の方が圧倒的に多く展示されていました。

 そして、何回も店内放送がありましたが、メーカーとして原材料の値上がりのため定価が値上がりするので、今がお買い得と言う放送内容でした。

 

 嬉しいことにアユ釣り用品も右奥のほうに展示されていましたが、もちろん竿はありませんでした。旧モデルで安いのがないかどうかほんの少しだけ期待していたのですが、アユ釣り用品の小物だけでした。

 今年のアユ関係のカタログもありませんでした。

 特に安くてお買い得というものはなかったのですが、アユ針を買ってきました。去年少ししか使いませんでしたが気に入ったものがあったので、1割引だけでしたが、買ってしまいました。

 

 「カツイチのVゼロ ロングTR 5.0号(K-2HARD)」です。100本入りで定価1,500円のもの。このハリは、みちのく出身のアユ釣り名人伊藤稔さんがかかわったハリです。

 他のハリと比べると、見た目だけでもかなり違います。今までにない形、はっきりいって変な形だなあと思ったのですが、泳がせ釣り専用と銘打っているように、チャラ瀬での群れアユ対応のハリです。

 ふところが開いているので、これではかかったとしてもバレやすいのではないかと思っていたのですが、かかりもいいし、キープ力もあったのです。

 大会用として6.0号は持っていたので、今回は5.0号を買ったというわけです。あくまでもチャラ瀬のチビアユようです。

 

 それにしても、岡野釣具店はどうしたのでしょうか?3月の渓流解禁に向けて、ダイレクトメールが送られてきてもいい頃なのにまだ来ません。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知ってましたか??

2007-02-10 22:57:30 | 提案・要望

 『われら愛す』 

 

 今日の「JAN JAN」の記事です。

 「われら愛す」という文言から何を想像しますか。誰を愛するのか、愛国心のことかとか思ったのではないでしょうか。

 

 実は「国歌」、それも「幻の国歌」だというのです。1953年(昭和28年)10月10日、東京の日比谷公会堂で東京地区の発表会が行われたということです。三番まであります。

 

1) われら愛す  胸せまる  あつきおもひに 

   この国を愛す  しらぬ火筑紫のうみべ

   みずずかる信濃のやまべ  われら愛す

   涙あふれて  この国の空の青さよ  この国の水の青さよ

 

2) われら歌ふ  かなしみの  ふかければこそ

   この国の  とほき青春  詩ありき雲白かりき

   愛ありきひと直かりき  われら歌ふ  をさなごのこと

   この国のたかきロマンを  この国のひとのまことを

 

3) われら進む  かがやける  明日を信じて

   たじろがず  われら進む  空に満つ平和の祈り

   地にひびく自由の誓ひ  われら進む  かたくうでくみ

   日本のきよき未来よ  かぐわしき夜明けの風よ

 

 1953年7月18日、壽屋(サントリー)が8000万人の「私たちの歌」新国民歌歌詞入選発表として、日刊紙に広告を掲載したというのです。歌詞の応募総数は50,823編、作曲応募数3,000編。

 結局、作詞者は芳賀秀次郎、作曲者は西崎嘉太郎。

 

 審査員がすごいのです。作詞の審査員は、堀内敬三、土岐善麿、多き惇夫、西条八十、サトウハチロウ、佐藤春夫、三好達治です。

 作曲の審査員は、堀内敬三、山田耕作、増沢健美、古関裕而、サトウハチロウ、諸井三郎。山田耕作が四部合唱に編曲したそうです。

 

 この歌は、ラジオからも流れたということです。祖国への愛情と情熱を込めて口ずさんでいるうちに国歌になるようにとの願いが込められていたようです。

 

 この年になって、初めて知りました。

 

 写真は、工事中の仲の瀬橋を下流側から撮影したものです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱「脱ダム」宣言

2007-02-09 23:13:17 | 提案・要望

 今日の朝日新聞の声欄の「かたえくぼ」です。

 

 『穴あきダム』 アリの一穴  ー-脱ダム派

 

 うまいこと考えるものです。

 長野県の新しい知事村井は、前知事田中の「脱ダム宣言」を脱して、県営浅川ダムを穴あきダムとして建設することに決定したそうです。

 普通のダムではなく、普段は川の流れを遮らないということで穴あきダムにして建設する。穴あきダムは、確実性・経済性・効率性に優れ、自然と調和する最善の治水対策だということだそうです。

 モデルは島根県の益田川ダムで、同ダムは国内で唯一完成している穴あきダムということで、全国から視察者が後を絶たないとか。

 

 山形県の斎藤知事も、去年最上小国川ダムを「穴あき」で建設すると決定しましたが、その裏には、益田川ダムが穴あきにすることによって、小型化し事業費安くなり、何よりも折衷案として「反対住民にも納得してもらえた」ということがあるのではないかと思います。

 

 こういう流れに対し、京都大学名誉教授の今本は、穴あきダムが「逃げ道として建設されている」と批判しています。

 

 一体どういう方法がいいのか判断に迷いますが、確実なのはダムを作らなくても治水ができるように河川を改修できないものか、真剣に考えなければいけないということです。

 あまりに安易にダムに直結しすぎる考えはこの辺で見直すべきでしょう。ダムは永遠ではないのですから。

 

 昨日の写真は、広瀬川の定点観測?をしているところにできている「合流式下水道の吐き口」です。

 できてから何十年になりますか。私が子どもの頃と思います。

 できたばかりの頃、まだ下水?が流される前に悪がきどもとマンホールの中に入って遊んだものです。暗い中何十メートル進めるか、怖いけれども挑戦しました。何しろマンホールの直径は1メートル以上もありましたから。

 また5、6年暗い前の大雨のときは、ここの放水路は大小の石で埋まってしまったこともありました。川の、大増水の川の破壊力のすごさに圧倒されました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小国川穴あきダム

2007-02-08 23:47:10 | 提案・要望

 その後どうなっているのだろうかと内心心配していたことですが、山形県の小国川の穴あきダムのその後について、昨日の新聞によって少し知ることができました。

 

 地元の河北新報(=河北)と山形新聞(=山新)の記事は、ほとんど同じといってもいいくらいなのです(内容も構成も)が 、それでもよく読むと違いがあります。別に問題にするほどのことではありませんが。

 ではありますが、二つの記事を比べてみるとどうなるか。

 ・まず、見出しから。

「小国川漁協、県説明会を拒否・最上町の穴あきダムめぐり」(山新)

「最上小国川ダム山形県の説明会 漁協が開催拒否」(河北)

 

 ・説明会開催趣旨。

「こうした一連の経緯、今後の進め方について、ダム反対の漁協側に理解を求める場として県が企画。8日に舟形町中央公民館で開く予定だった」(山新)

「説明会は8日、漁協役員約20名を対象に船形町内で開き、県土木部が2007年度政府予算でのダム建設計画の位置付け、今後の調査内容などを説明する予定だった」

 

 ・国の予算額について。

「1億4000万円の調査費」(山新)

「環境・地質調査費、ダム本体の概略設計費として1億4000万円」

 

 ・斎藤知事の発言内容について。

「説明会申し入れを再度行うとする一方で『漁協が説明会快哉の要請を受けない姿勢に徹するならば、組合員を含めた住民説明会の形で理解を求めていく』」(山新)

「計画を誠実に説明するつもりだった。説明会を再度申し入れても漁協が受け入れない場合、対象を一般住民に拡大することを検討したい」(河北)

 

 ・沼沢組合長の発言内容について。

「当初は河川やアユへの調査協力を求めるための話し合いと聞いていたが、事前に県から届いた文書で河川整備計画の説明と分かった。ダムありきの説明なら聞いても仕方ない。相互に歩み寄れる中身のある協議を求めたい」(山新)

「県側が従来通りの説明を繰り返す予定だと分かったので、断った。こちらがお願いしている『なぜダム以外の治水対策ではだめなのか』という点での説明だと思っていたので残念」(河北)

 

 これは県側のアリバイづくりの一環でしょう。どっちみち合意は無理だけど県側から申し入れをしたのだということが大事なわけです。

 漁協側が申し入れを受け入れるかどうかは関係ないこと。調査費がついたということで、内容はどうあれ、形だけでも住民説明会を開催しているという実績を積み上げて、何とかして国の建設採択を受けたいということでしょう。

 何とかして大きな反対行動を起こさないと、建設が採択されかねません。これからが本番です。なんとしても採択されないようにしないと。

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電話について

2007-02-07 22:34:16 | 提案・要望

 今年のお正月に携帯電話を新しくしました。最初はJ-PHONEでしたが、会社がVODAFONEに代わり、今はSOFT BANKとなりました。

 

 もともと携帯電話は持ちたくなかったのですが、実母の痴呆症に伴う徘徊等の行為により、家族から携帯電話を携帯してくれということで携帯し(平成十三年頃ですか)、現在に至っています。

 

 そのうち、我が母の老人性痴呆症(今は認知症といいますが)関係のことを長いシリーズものとして書いていきたいと思っています。超高齢社会になるにつれ、老人性痴呆症にかかる老人はますます多くなることは避けられません。大きな社会問題で、介護保険もそのうちパンクしてしまうでしょう。目に見えています。

 と同時に、家族介護の問題がのっぴきならないものとなることでしょう。単に介護が困難になるというだけではなく、それに伴って老人虐待がクローズアップされてきます。

 それも含めて、私たちの事例をそのうちオープンにして、自宅での老人介護で苦しんでいる人の助けになれば(生意気ですが)、少しは我々家族の苦労も社会の役に立つことになればいいかなと思っています。

 

 話しが電話から携帯電話、そして痴呆性老人へと飛躍してしまいましたが、元に戻ります。

 

 写真の電話は、我が家の電話です。黒電話。ダイヤル式です。当然ファックスはありません。#を使って云々もありえません。

 電話の話をすると、周りの人はびっくりして今はもう文化財的な電話だとよく言われます。私もそう思います。これを使ってから何十年になるのでしょうか。この電話は、これからもずーと長い友達でいたいと思っています。

 これぞ電話です。

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男女共学化

2007-02-06 22:57:50 | 提案・要望

 写真は、宮城県仙台第二高等学校(=仙台二高)の男女共学化施設整備工事の掲示板です。期間はとっくに過ぎているのですが、まだ金網に張られてます。

 

 仙台二高は、澱橋を渡ってすぐのところにあります。現在は宮城県ではナンバー1の進学校で、伝統的な男子校でした。「でした。」というのは、19年度から男女共学の高校になるからです。84人の女子生徒が受験するようです。

 

 歴史は古く、明治33年・西暦1900年4月に宮城県第二中学校として創設されました。(関係ないですが、明治33年というと私のおば(父の姉)が生まれた年でもあります。)

 その後明治37年に宮城県立仙台第二中学校と改称。

 大正8年に宮城県仙台第二中学校となり、昭和23年に現在の宮城県仙台第二高等学校となり、現在に至っています。

 

 そういう長い歴史があるため、著名人も多く輩出しています。だから、宮城県教育委員会が仙台二高の男女共学化を決定してからは、大掛かりな反対運動が展開されました。

 男子校という伝統を守れ、別学でも憲法に違反するものではないということで同窓会が中心となって反対運動を起こしたものですが、県教委は決定を覆すことはなく、男女共学が決定し、4月からは女子生徒が通学するようになります。

 

 約2年前に新しく県知事となった人の公約の一つに、仙台二高の男女共学化を見直すというのがありましたが、それでも県教委は筋を通したというのは見上げたものです。

 それに対して、仙台市長は「県の教育史の最大の汚点だ」といったとか。馬鹿なことを言うものです。伝統を重んじる復古主義者だから当然といえば当然の発言ともいえますが。

 

 工事内容は、建築工事が39,890千円、電気工事が3,980千円、機械設備工事が16,500千円となっています。工事費の合計は60,370千円です。これで女子トイレや更衣室等の工事を行ったのでしょう。

 

 今年は異常としか言いようのない暖冬で、この分では桜は3月中に咲いたりしてとか思ってしまいますが、仙台二高は学校の周りが桜の名所でもあります。桜の老木?が学校を取り囲んでいます。

 何しろ、私が小学校に入学した時の春の遠足が、仙台二高でした。桜見学です。もちろん歩いて。

 また、からたちの木も一杯あって、子どもの頃はよくアゲハ蝶の幼虫を採りにいったものです。ついでに校庭の片隅で野球をして遊んだりもしたものでした。

 名実ともに県内のトップの高校であるからこそ、率先して共学化を図ることに意味があります。今年の春が楽しみです。

 私の母校ではありません。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする