先日、去勢手術を行ったのはトイ・プードルのもあちゃんです♪
毛色が黒色の子はなかなか写真でお顔がわかりづらいですけど、これはうまく可愛いおめめも写す事ができました♪♪
当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術は終わっております。
獣医師 平湯
先日、去勢手術を行ったのはトイ・プードルのもあちゃんです♪
毛色が黒色の子はなかなか写真でお顔がわかりづらいですけど、これはうまく可愛いおめめも写す事ができました♪♪
当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術は終わっております。
獣医師 平湯
臨時休診や院長不在の日がございますので、下記カレンダーで確認され、ご利用ください。
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~水曜と土曜も19時までの診療となりました~
先日「生理出血が一ヶ月以上止まらない」ということで来院されたのは、空ちゃんでした。
ちょっと怖がりの空ちゃん、以前から「皮脂腺炎」という難治性の皮膚病での治療を頑張ってきた子です。
さて、「1ヶ月以上生理出血が止まらない」のはおかしいので、超音波検査を行ったところ、両側の卵巣の腫大(直径約20mm)と子宮の軽度拡張が認められましたので、手術を行うことになりました。
↑設除した卵巣と子宮ですが、両側の卵巣と子宮は充血と腫大が認められました。
空ちゃんは術後の経過も良く、順調に回復していきました。
さて、動物病院における外科疾患の中で、この卵巣子宮のトラブルが一番多いと思われますが、それでもほとんどの子は手術で助かります。
ただ、多くの子が助かる中で、治療が間に合わず命を落とす子がいるのも確かなので、ご家族の判断であえて「若い時に避妊手術を受けさせなかった子」は、中高齢以降は生理後の体調変化の観察や定期的な「卵巣子宮がん検診」を受けていただくような意識を持っていただくと、よいのではないでしょうか。
また、「何があっても、うちの子には避妊手術を受けさせない」というポリシーがないのであれば、若い時に避妊手術を受けることで多くの病気から身を守れるという効果もあるので考えてみてください。
獣医師 佐藤
先日、去勢手術と歯石除去を行ったモコちゃんです。
↑ とっても愛嬌があっておりこうさんなモコちゃんです。
モコちゃんは片方の精巣が陰嚢内に降りてきていませんでした。(陰睾といいます)
陰睾は精巣の温度が高くなり、腫瘍化するリスクが高くなります。
モコちゃんは陰睾の精巣が陰嚢部分に近かったため、傷口が1つで済みました。
また、飼い主さんが手術の前日に尾根部の腫瘤に気づき、一緒に切除することになりました。
さらに、歯石除去も行い、またモコちゃんは乳歯が2本残っていたので同時に抜歯も行いました。乳歯が残っていると、歯石が溜まりやすく歯周病の原因になります。
幸い切除した腫瘤は「肛門周囲腺腫」という良性腫瘍でした。
去勢が再発防止につながるので、今回の処置で安心です。
今回は処置が盛りだくさんでしたが、モコちゃんとっても頑張りました。
獣医師 酒井
先日、福岡県獣医師会 小動物部会 福岡地区部会の勉強会に参加しました。
講師は高橋雅弘先生で、「動画で見る腹部超音波検査ケーススタディー」でした。
日々の診療で出会いそうな症例などを、画像や動画をもとにわかりやすく説明してもらいとても有意義な時間になりました!
今後の診察に活かしていきたいと思います。
獣医師 平湯
10月の臨時休診日のお知らせ
4日(日)臨時休診
28日(水)臨時休診
*勤務予定が整い次第「獣医師勤務カレンダー」を掲載いたします。
*月曜~土曜は、19時まで診療を行っております。日曜は午前のみの診療です。
*月~土のお昼の時間帯の12時から16時は、手術と並行して診療を行っておりますので
必ずご予約が必要となります。ご希望の方はお電話にて、ご予約ください。
日曜日は、従来と同じく午前中のみの診療です。
地域: 福岡県 糟屋郡 粕屋 須恵 志免 宇美 篠栗 リヴ動物病院 TEL 092-933-0686
今回のお話は、お耳や心臓病で通院していたキングチャールズスパニエルのナナちゃんです。
ナナちゃんは右側の眼に「若年性白内障」を持っており、若い頃からずっと眼が白いままでした。
白内障は眼球内の水晶体が変性を起こして透明性が低下し見た目には白く変化していく病態です。ある程度進行すると視力障害も起こしますが、一般的には加齢に伴って進行していく病気ですが、稀に若い時から発症することもあります。
また、この白内障が進行すると、それを支えているブドウ膜に炎症が起こる場合があり、その結果さらに緑内障を起こして患部に痛みを伴う状態に陥ることがあります。
実際ナナちゃんは、その状態で来院されました。
↑いつもの元気がなく、眼球には毛様充血が認められ、眼圧が46と高い状態でした
ナナちゃんは白内障の影響でもともと右側の視力はかなり低下していたので、視力障害の生活への影響は大きくないと予想し、治療の目的は痛みを取り除いてあげることに力を注ぎます。
はじめに点眼薬による治療を試みましたが、効果が限定的であったので、将来的なことも考えて「シリコン義眼挿入術」を行うことにしました。
↑術前の様子(右眼球が大きくなっています)
↑術後は2週間ほど眼瞼を閉じておきます。
↑術後2ヶ月目の様子(痛みもとれ、随分と楽な表情になりましたね)
今後も、しっかりサポートさせていただきます!
獣医師 佐藤
今回のお話は、心臓病を患っているチワワのベティちゃんです。
そのベティちゃん、心臓の検診の時に右の肘の場所に腫瘤がみつかりました。
↑周りの毛を剃ったところです
これは皮下に出来た腫瘤ですが、すでに大きさも少し大き目になっており発生場所もよろしくないので、切除を行うことになりました。
↑切除をした腫瘤(充実性の腫瘤でした)
術後は経過も良く、病理診断結果は「血管周皮腫」という悪性腫瘍でした。
術後はオーナーの希望によりβグルカンによる免疫療法を取り入れ、現在は術後3ヶ月ですが、
再発もなく経過良好です。
↑術後の様子(よい笑顔が撮れました)
獣医師 佐藤
今回は、生理が一ヶ月以上続いて心配で連れてこられたダックスフンドのルルちゃんのお話です。
ルルちゃんはアレルギー性皮膚炎で永らく通院治療をしていましたが、最近やっと落ち着いてきて「薬もなくなって通院が減ってよかったねー」とみんなで思っていたのですが。
↑元気食欲はあるルルちゃん
腹部エコー検査で、卵巣と子宮を確認したところ、卵巣は正常でしたが子宮が全体的に肥厚し一部拡張した場所もあったので、「子宮内膜炎」と診断しました。
オーナーの方に状況を説明したところ、卵巣と子宮を摘出する手術に同意していただいたので、摘出手術を実施しました。
↑設除した卵巣と子宮(子宮は全体的に充血拡張が認められました)
卵巣子宮疾患は命にかかわることも多いので、大事になる前に治療ができてよかったです。
獣医師 佐藤
先日、学際企画のセミナーに参加してきました。
講師は麻布大学付属動物病院の三品 美香先生、演題は「腎泌尿器疾患に対する診断と治療」でした。
腎泌尿器という大きな範囲のお話しでしたが、実際の症例を交えながら、血液検査、レントゲンの撮り方、造影の方法から治療まで分かりやすく解説していただきました。
今後の診療に役立てていきたいと思います。
獣医師 酒井
2歳のボストンテリアのアンコちゃんです。
3日前から数回吐いて、今朝は元気もなく、ご飯もおやつも食べないとのことで来院されました。
病院でも、いつもは元気で人に近寄ってくるアンコちゃんですが、今回は診察台に乗ってから動こうとせず、明らかに調子が悪そうです。
嘔吐は上部消化器はもちろん、腎臓や肝臓、感染症なども原因として考えられるので、腹部を全体的に見る為に、血液検査、腹部エコー検査、レントゲン検査を行いました。
血液検査では肝臓・腎臓の値など著変はなかったものの、CRPという炎症反応を示す値が測定上限の20 mg/dl以上でした。
エコー検査
小腸(十二指腸、空腸、回腸)に構造が変化しているなど、大きな異常は認められません。しかし、あまりご飯を食べてない割には、内容物も多く、腸の動きが悪いように感じられました。
また、ガスの貯留も多くはっきりと見えない部分も多くありました。
レントゲン検査
やはり、小腸にガスが溜まり、軽度の拡張所見が認められます。レントゲンでは気体が黒く抜けて見える為、小腸領域の黒い管状部分として判断します。」。
また、飼い主さんのお話では元々、何でも口にする性格で食べ物以外を食べている可能性もあるとのことでした。また、ここ数日、お家への来客も多く、人の出入りが激しかったとの事です。
以上のことから、異物による不完全腸閉塞もしくはウイルス等による機能的な腸閉塞を起こしていると考えました。
完全に腸が詰まっているというわけではないので、まずは内科治療(輸液、抗生剤等)での経過を見てみました。
もし、完全に腸に異物が詰まってしまう場合は、外科手術で取り除くしか、治療方法はありません。
幸いなことに、翌日にはアンコちゃんの顔つきも良くなり、食欲も出てきました。
レントゲンを撮ってみると
小腸内のガスが減っています。またエコー検査でも、内容物が減っており、腸が動き始めたと考えられます。
3日目には排便し、便を調べてみるとかなり固い部分があります。洗い流してみると・・・
消化されかかっていたので分かりにくいですが、直径2~3cm程の松ぼっくり?のような木の実だと思われるものと、オレンジのひもがでてきました。
急激に良くなったことからも、これが原因だったと思われます。
その後、アンコちゃんは無事退院しましたが、腸の受けたダメージは回復に2週間ほどかかるため、治療はもう少し続きますが、順調に回復しているようです。
獣医師 小芦
先日、避妊手術を行ったのはアビシニアンのシルビアちゃんです。
シルビアちゃんは、「外傷性脱毛」という自分で身体をしつこく舐めて、その部分が脱毛してしまうというトラブルで来院されていました。
当初は薬物療法と食事療法で反応を見ていましたが、途中から便に血が混ざるようになりました。
そこでオーナーの方と相談をして、ちょうど避妊手術をする時期でもあったので、胃カメラおよび大腸カメラと腸の全層生検を行うことにしました。
内視鏡検査所見では異常は認められませんでしたが、手術中の肉眼所見では結腸の炎症を疑わせる所見が認められました。
病理検査の結果は「好酸球性腸炎」とのことで異常が見つかり、これできちんとした治療が開始できます。
とても美人さんなシルビアちゃん♪入院中の最初はとても怖がっていましたが、最終的には身体をなでるとゴロゴロいってくれるようになっていました!
当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術と検査を行えました。
獣医師 平湯
粕屋地区の獣医師会では二年に一回、会員の動物病院のスタッフや家族への感謝の意味を込めて懇親会を開催しております。
ということで、当日の診療は午前中までにさせていただいて、まずはリヴだけでボーリングへ~!
ボーリングのスコアは恥ずかしくて言えませんが・・・楽しみました!
その後ちょっと時間があったので志賀島の海へ
夏と秋の雲の共演
そして最後はルイガンズでのBBQです!
ここは近場ですが、ちょっとリゾート気分が味わえますね!
粕屋地区の動物病院スタッフが集まって、美味しいBBQをいただき、楽しいひと時をみんなで共有できました!
スタッフと家族に感謝しつつ、今後も頑張っていきます!
獣医師 佐藤
数日前から急に足を挙げたまま、痛がるとの事で来院されたコツちゃん。
診察時、確かに右後肢お挙げたままで全く着こうとしません。
触診してみると、股関節をかなり痛がるため、レントゲンを撮ってみると
股関節脱臼をしていました。
よく見てみると左側もですが股関節が元々、浅く、甘いようです。
そのため、運動による負荷がかかり、外れたと思われます。
レントゲンでは骨しか映らないためまたはめればいいようにみられますが、実際は靭帯も
切れており、関節も緩いため、再脱臼が起こりやすく、根本治療にはなりません。
そのため、外科手術を行いました。
近年は動物用の人工関節なども普及し始めていますが、専門的な技術や知識、
リハビリなどの十分なアフターケアが必要で費用も高いため、支える体重が重い大型犬や運動量が多いアジリティーを行うワンちゃんで行われます。
今回のコツちゃんでの問題点は、激しい痛みにより普段の生活ができない事であるため、
痛みの管理や足を使えるようになるまでの期間を考慮し、大腿骨頭切除という方法を行いました。
↑術後のレーザー治療を行っているの写真です。
術後1か月ほどかけて徐々に、足つきもよくなり、
一旦、治療終了となりました。
獣医師 小芦
先日、山口大学からリヴに実習に来てくれたのは、福岡出身の木村さんでした。
木村さんは、先日1日見学に来てくれて、その後の実習です。
二日間の実習で、リヴのことが分かってもらえたでしょうか?
最後は集合写真(見学の時は写真撮影を忘れてしまったので、今回はきちんと撮影でしました!)
2日間の病院実習と1日の外科実習お疲れ様でした!
獣医師 佐藤