クリックすると、カレンダーが表示されます!
スマホの方はこちら からご覧ください!
~6月より、水曜と土曜も19時までの診療となりました~
臨時休診や院長不在の日がございますので、上記カレンダーで確認され、ご利用ください。
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先日、避妊手術をしたメメちゃんです。
とても人懐っこく、診察台の上でもずっとみんなにしっぽをぷりぷり振っているような愛嬌満点のメメちゃん♪
当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術は終わっております。
獣医師 平湯
今回は月に一回ほどのペースで行われる学際セミナーに参加してきました。
話の内容は軟部組織外科についてで日本大学の浅野 和之先生を講師に
いざとなった時に使える外科手技やヘルニアの手術手技について、解剖(筋肉や血管、神経の配置など)を交えて、詳しくお話しされ、大変勉強になりました。
今後の診察に生かしていきたいと思います。
獣医師 小芦
今回の情報は、来月10月18日に行われる地元の動物愛護センターオープンデーの情報です。
じつは、このオープンデーでは、施設見学、しつけ方教室や相談とともに、
獣医師会の協力で、マイクロチップの装着を先着50頭(予約が必要なので、愛護センターに事前連絡して下さい)まで登録料(1,000円)のみで受ける事が出来るそうです。
無いに越した事は無いですが、迷子の時や大規模災害の時の備えとして助かる事もあると思います。
詳細は下記リンクを参照下さい。
10月の臨時休診日のお知らせです。
8日(水)臨時休診
26日(日)臨時休診
29日(水)臨時休診
*今月は、院長佐藤の予定として、学会や出張が重なっております。後日掲載いたします「獣医師勤務カレンダー」をご覧ください。
6月から、水曜日と土曜日が、19時までの診療となりました。
お昼の時間帯の12時から16時は、手術と並行して診療をおこないますので
予約が必要です。ご希望の方はお電話にて、ご予約ください。
日曜日は、従来と同じく午前中のみの診療です。
皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。
また、それに伴い獣医師の勤務日が以前と異なるため、勤務予定が整い次第、またお知らせ致します。
いつもお知らせが遅くなり大変ご迷惑をおかけします。
地域: 福岡県 糟屋郡 粕屋 須恵 志免 宇美 篠栗 リヴ動物病院 TEL 092-933-0686
今回はとても人懐っこい中型犬のヒメちゃんを紹介します。
*今回の内容には手術中の写真があるので、苦手な方はご遠慮下さい
内股に大きなできものができたとのお話で来院されました。
触ってみると内股の左側に直径20cm程の大きく軟らかい腫瘤があり、手術で取り出すことになりました。
↑手術時の写真です。大きな塊が摘出されました。大きくても周囲に癒着等はなかったため、比較的短時間で終わりました。
手術後、検査センターで組織検査をしたところ、良性の脂肪腫(脂肪が腫瘍化したもの)とのことで一安心でした。
傷も大きく、本人が傷をなめてしまったため、術後1週間で滲出液が少量でて皮膚がたるみましたが、傷口は良好で飼い主さんの希望もあり、治療終了となりました。
獣医師 小芦
今回も、月に1度宗像にあるPositive Windさんで行われた3回目の「犬学セミナー」に参加してきました!
今月の内容は「動物の福祉」と「いい脳を育てる理想的なお世話」についてでした。
動物福祉とは、簡単にいうと動物の健康と幸せのことです。
学生の頃、授業で動物福祉について一度は習ったことですが、学生の頃考えた事と実際に動物と関わる職業についてからでは、自分の考え方や福祉についての見方が少し変わったなと感じました。
なかなかひとくくりに説明だったり考えをまとめることができない「動物福祉」
いろいろな考え方があるとは思いますが、その「考える」ということも大事な事だな思いました。
来月からはトレーニングの話も聞けるとのことでしたので、楽しみです!
獣医師 平湯
先日、日本臨床獣医学フォーラム主催の福岡レクチャーシリーズに参加してきました。
今回は消化器系の画像診断part1(肝臓・胆道系)でした。
講師は前回に引き続き株式会社スカイベッツ,日本小動物医療センター画像診断部長小野晋先生でした。
今回もたくさんの先生方が参加されていました。
画像診断のレクチャーなので実際にレントゲンやエコーを見せながら説明してくださったので、とてもわかりやすく、勉強になりました。
しっかり復習して今後の診療に役立てていきたいです!
獣医師 酒井
今回は2ヶ月前に子宮蓄膿症と乳腺癌の治療を行った、うらんちゃんのお話しです。
当初、歯周病が重度に進行していることは分かっていたのですが、頑張って子宮蓄膿症と乳腺癌の治療をした結果で体調が整ったら、経過を見ながら歯周病の治療を考えましょうとお話しをしておりました。
そして、見事に体調の整ったうらんちゃん!もう一回頑張ることになりました!
↑こんな顔してますが・・・
↑お口を開けるとこんな状態です・・・
当初から分かっていましたが、かなり酷い状態で、特に上顎犬歯は顎の骨が溶けて鼻腔まで貫通した状態でした。
結果的には、全部で11本の歯を抜歯し、残った歯は丁寧に予防歯科処置を施して歯の寿命が少しでも伸びるようにさせていただきました。
↑上顎犬歯を抜歯して出来た穴は、フラッピングと縫合処置にて閉鎖しております。
処置は無事に終了しましたが、結果3時間半もの麻酔時間がかかる処置になりました。(10才のうらんちゃんがよく頑張ってくれました)
重度歯周病になると本当に処置が大変になります。本人の負担を考えると予防歯科処置で済むような早めのご相談をお勧めします。
↑処置後の歯のケアとお耳掃除に来たうらんちゃん(右は耳掃除イヤイヤのポーズです)
これで、いっときは安心して生活を送れますね!
獣医師 佐藤
先日は「東日本大震災復興を応援する獣医師の会」が主催する、福岡でのセミナーに参加してきました。
セミナーは、
日本小動物がんセンターの小林鉄也先生による
「化学療法剤の適切な用量の決定方法」
~化学療法に取り組む中でどこまで攻めるかまたはどこで引くか、現場の獣医師の悩みについて、日本で最先端を歩む先生からお話しを聞けました~
と
日本獣医生命科学大学教授の竹村直行先生による
「実際の音で学ぶ呼吸音の聴診」
~日常診療で行う聴診。その中でも呼吸音について、その理解を深めることができる内容でした~
という内容で、どちらも実際の診療に沿ったものでした。
今後の診療に活かしていきたいと思います!
また、復興支援に繋がるようなセミナーに参加する機会を与えてくれた、諸先生方に感謝いたします。
獣医師 佐藤
今回のお話しはダックスフンドのビビーちゃんのお話しです。
↑元気がないビビーちゃん
*今回の内容には手術中の写真があるので、苦手な方はご遠慮下さい
ビビーちゃんは過去2回椎間板ヘルニア(それぞれグレード2)を発症した経歴の持ち主で、過去の2回はグレード2であったので内科療法で治療しそれぞれ回復しておりましたが、今回は3回目の発症で・・・残念ながら来院時にグレード4という状態でした。
↑来院時には両後肢の麻痺が・・・
幸い両後肢の深部痛覚は残存していましたが、グレードが高いので飼い主の方と相談して画像診断を行い外科適応かどうかを判断する事になりました。
今回の診断にはCTの造影検査を実施しました。
↑左:L1-L2領域の右側に重度な脊髄圧迫の所見と右:T13-L1とL2-3領域の左側に中~重度の脊髄圧迫の所見が認められた
症状と検査の所見からT13-L1とL2-L3の圧迫像は過去2回のもので、今回はL1-L2領域の圧迫が主原因と判断しました。
ちなみに来院から手術までの期間は東洋装具さんの「ニューコルベッツ」という簡易型コルセットを装着させて入院管理を行い、病状の悪化を防止しています。
↑簡易型のコルセット(固定力は充分ではないですが一時の腰の保護に使用しています)
さて、確定診断が出て手術の検討に入る訳ですが、今回迷うのが脊髄の圧迫所見が3ヶ所で内1ヶ所は右側2ヶ所は左側にあるという所です。
基本神経を圧迫している椎間板物質を除去するには圧迫されている側の脊椎に片側椎弓切除を行う訳ですが、この場合左右にメスを入れると腰椎を支えている筋肉へのダメージが大きすぎて術後の回復に悪影響が出る恐れがあります。
そこで今回は最も圧迫の激しいL1-L2領域の右側を中心にメスを入れL1-L2領域の椎間板物質の除去およびT13-L1とL2-L3領域の圧迫解除を目的とした手術を行うことにしました。
↑手術時の所見(ピンセットの先に突出した椎間板物質が確認出来ます)
手術は無事成功し、あとは術後のケアをしっかり行っていくことになりました。
↑術後にオーダーしたコルセットを装着(これも東洋装具社製です)
術後は約10日目に左後肢の力が若干戻って来たのを確認後、オーダーメイドコルセットを装着して退院し、通院治療に切り替えました。
その後も順調に回復し、経過は良好と思われます。
↑随分と立ち方がしっかりしてきました。
↑レーザー治療準備中のビビーちゃん
最後に、近年、椎間板ヘルニアの治療には東洋装具さんのオーダーメイドコルセットを使用させて頂き、非常に安心した管理ができるようになりました(お礼を申し上げます)。
また、東洋装具さんでは、腰のコルセットの他に他の関節を保護するものや義足などもお願いする事が出来るそうですが、このサービスは九州で受けられないのが非常に残念です(地方でもこのサービスが受けられるようになると嬉しいですね)。
獣医師 佐藤
先日、福岡国際会議場で行われた小動物学術セミナーに参加してきました!
内容は、「低血糖になり得る疾患と対処法~外科手術から内科管理まで~」でした。
講師は宮崎大学農学部 准教授 鳥巣至道先生です。
鳥巣先生には、月一で行われているセミナーでも大変お世話になっています!
内容は主にインスリンを分泌する細胞(インスリノーマ)の症例をもとに、どのように治療、管理していくかをわかりやすく、そしてテンポ良く話して下さいました。
とても勉強になりましたし、改めて今までの経験や症例を次の患者さんに活かすことの大切さを感じました。
ち・な・み・に!!!
インスリンとは、血糖値を下げるホルモンとして知られていますが、
犬でこの血糖値を下げる食べ物として有名なのが「キシリトール」です!
なので、人にとってはいいとされる食べ物でもワンちゃんにとってはとても恐い状態を引き起こしてしまうので、注意してくださいね!
(いちごにもキシリトールが含まれていますよ!)
獣医師 平湯
今回は新しくリヴの仲間入りをした二代目レオ君のお話しです。
先代のレオ君はお年になり心臓病を患っていたので、飼い主の方と頑張って治療をしていたのですが、とうとう治療開始から2年3ヶ月でお迎えが来てしまいました。
その時に「寂しくなるね・・・」と肩を落とされていた飼い主の方。
それから、いっときして心の整理がついた頃に、新しく二代目の子をリヴに連れて来てくれました!
この仕事をしていると多くの動物達との別れを経験します。その都度寂しさや辛さを感じますが、飼い主の方が新しい出会いのもと、またリヴに笑顔で来て下さり久しぶりにお話しする時は、この仕事をしていてよかったと強く感じます。
さて、二代目のレオ君は健康診断に来院され、診察の結果「健康ですね」ということに!
みんな安心して帰って行かれた3週間後のことです・・・
「仕事から帰ったらレオが倒れている」とのことで来院。
↑来院時のレオ君(意識昏迷状態)
元気な子犬さんが急にこのような状態になる時は、通常低血糖症(血糖値が極度に下がった状態)のケースが一番に考えられます。
口も動かせない状態でしたので、早急に血管を確保してブドウ糖の点滴を開始しました。その時に測定した血糖値は23mg/dLという低い数値でした。
そして予想通り、点滴からブドウ糖が全身に行き渡ると・・・
↑点滴開始1時間後の様子(しっぽが高速で動いてます!)
尻尾を振って元気になりました。
よくよくお話しを聞くと、レオ君がお家に来てからペットショップで説明を受けたドックフードの量から増やしておらず、夜ごはんから朝のごはんまでの時間も14時間くらい空いていました。
適切な食餌の説明をして、生活をしてもらった結果、「元気にしています」とのことでした。
次に会う時は、大きく成長している事でしょう!
獣医師 佐藤
先日、皮膚学セミナーに参加してきました。
大きな会場でたくさんの先生が聞きに来られていました!ちょうど院内のセミナーで皮膚の勉強をした後だったので、すんなりと頭の中に入ってきました。
その後、外耳炎のセミナーにも参加しました。基本的なことから聞けたのでとても勉強になりました。
これからの診療に役立てていきたいと思います!!
今回のお話しは、重度歯周病をわずらっていたパピヨンのラブちゃんです。
わずらっていたと言っても、普段のラブちゃんは元気いっぱいで食欲も旺盛!
ワンちゃんの歯周病の恐い所は、病状がある程度進行しても主立った症状を訴えない所にあります。
ワンちゃんが特段痛みも訴えず、元気にご飯を食べていれば、飼い主の方は「ちょっと口が臭い」くらいにしか思わず、知らず知らずのうちに病状は進行して行きます。
↑元気はつらつな処置前のラブちゃん
そんなラブちゃん麻酔をかけて歯をチェックすると・・・
↑処置前の口内の様子
歯が歯石で覆われ、歯肉の退縮・腫脹・発赤や一部出血、口唇の潰瘍まで認められました。
ここまで病状が進行すると、予防歯科の範疇を超えて口腔外科的な対処が必要になります。
ちなみに通常お受けする予防歯科処置とは、「歯冠および歯周ポケットの歯石除去・キュレッタージ・ルートプレーニング・ポリッシング」が含まれますが、口腔外科になると「抜歯・顎骨のトリミング・腐敗物の除去・洗浄・粘膜のフラッピング・粘膜縫合」などの処置が追加されます。
時間的にも予防歯科処置が1時間程度で処置が完了するのに対して、口腔外科の範疇になると最長3−4時間もかかることがあります。
さて、結果としてラブちゃんは
↑歯肉が赤く腫れ上がっています
↑歯肉が退縮して歯根の一部が見えます
↑口唇が潰瘍を起こしています
11本の歯の歯根が腐っており抜歯処置を行いましたが、歯周病の影響で、歯の周囲組織がかなり酷い状態でしたので、当面内科的な処置でアフターケアをすることになりました。
今後は、飼い主の方と一緒に口の中の環境を整えていければと思います。
↑検診時のラブちゃん
歯周病の進行は以外と気付き難いので「口が臭う」と感じたら、かかりつけの動物病院で歯科検診をお受けになる事をお勧めします。