福岡県糟屋郡須恵町 リヴ動物病院           こちらで病院紹介を行っています。

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乳腺にしこりがあるアイスちゃん

2016年01月30日 | 診療科目

今回は伝染病のワクチンの検診で乳腺にしこりが見つかったアイスちゃんのお話です。

↑人懐っこくて、名前を呼ぶと小さいしっぽを一生懸命ふりふりしてくれます。

 去年より当院にかかられていて、普段は外耳炎の治療で時々お耳掃除をして、今まで特に大きな病気にかかったことはないそうです。

アイスちゃんの場合、8歳という年齢(中高齢)、未避妊で元気食欲もあるという事だったので避妊手術を進めようと思っていた時に乳腺の所に軟らかいしこりを発見しました。

しこりの部分は触っただけでは何かはわからないけれど、乳腺腫瘍かもしれないし、乳腺の腫れ(過形成)かもしれないというお話すると、次の日にはしこり部分の外科的切除と避妊手術の予定を組む事が決まりました。

〇実際のしこり部分

仰向けにてきれいに毛刈りを行うとしこり部分がわかり易く出ていますが、しこりが軟らかいものであるというのもあり、普段の姿勢だとなかなか気づきにくいものです。

まずは避妊手術を行い、その後にしこり部分を切除する前に針吸引という処置を行うと液体が入っており、しこり部分がきれいになくなりました。

結果的に、このしこりは乳腺の過形成という判断をし、今回は避妊手術だけで手術は終わりました。

今後は再発などがないか、まずは経過観察という事になります。

 

今回は乳腺の過形成により避妊手術の傷だけで済むことができましたが、もしこれが腫瘤だった場合は外科的切除が第一選択の治療となります。

犬の乳腺腫瘍は、未避妊の中高齢で最もよく認められる腫瘍になります。

良性と悪性の割合は1:1と言われていますが、良性腫瘍であっても大きくなっていく毎に悪性腫瘍になってしまう恐れもあります。

また、今ではご存じの方も増えてきていますが、雌性ホルモンは腫瘍発生には大きく関わるものであります。

初めての発情が来る前に避妊手術を行うと、避妊していない犬に比べて乳腺腫瘍の発生率は0.5%、2回目の発情までに手術を行った犬では8%、2回目の発情以降に手術した犬では26%になります。

なので、子犬さんの時に飼われた方は赤ちゃんを作る予定がなければ早めの避妊をおすすめします。

 

身体の変化は普段のリラックスした状態でいろんなところを触ったり、ごはんの食いつき方、うんち・おしっこの状態などが指標となるので、元気な時の状態を知っておくことはとても大切なことです。

 

今後も再発などがないか、アイスちゃんをサポートしていきます。

 

獣医師 平湯


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去勢手術のチョビちゃん

2016年01月28日 | 診療科目

先日去勢手術を行ったのは、MIIX猫のチョビちゃんです。

↑ちょび髭具合がとてもかわいく、人が大好きなチョビちゃんでした♪

 

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 平湯


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2月の臨時休診日のお知らせ

2016年01月26日 | 休診日のお知らせ

2月の臨時休診日のお知らせ


 


 3日(水)臨時休診


20日(水)臨時休診


 


臨時休診や院長不在の日がございますので、下記カレンダーで確認され、ご利用ください。



 クリックすると、カレンダーが表示されます!


 スマホの方はこちら からご覧ください!


 


 


*勤務予定が整い次第「獣医師勤務カレンダー」を掲載いたします。


*月曜~土曜は、19時まで診療を行っております。日曜は午前のみの診療です。


*月~土のお昼の時間帯の12時から16時は、手術と並行して診療を行っておりますので
必ずご予約が必要となります。ご希望の方はお電話にて、ご予約ください。
日曜日は、従来と同じく午前中のみの診療です。


 







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去勢手術を行ったロンちゃん

2016年01月26日 | 診療科目

先日去勢手術を行ったのはトイ・プードルのロンちゃんです。

↑真っ白、ふわふわな毛並みでとても触り心地がばつぐんなロンちゃんでした♪

 

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 平湯


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急性胆のう炎による閉塞性黄疸を起こしたペコちゃん

2016年01月24日 | 診療科目

「3日前から吐いている。今日から元気食欲もない」とのことで来意したのは12歳MIXのペコちゃんでした。

 

ペコちゃんはアトピー体質で、ここ1年くらい痒みのケアをしていましたが、いつもは元気そのものなのに確かにちょっと元気がない様子でした。

 

早速、各種検査をしてみると、胆のうという場所が強い炎症を起こしているようで、総胆管の拡張と黄疸まで起こっていたのです。

↑炎症を起こした胆のう

↑拡張した総胆管(直径9mm)

胆のう周囲の炎症所見、総胆管の拡張および黄疸の所見から、総胆管の完全閉塞を疑いましたが、幸いにも完全閉塞は起こしておらず、4日間の内科的な集中治療で危険な状態からは脱することができました。

しかし、いずれ胆のう破裂を起こす危険性が高かったので、状態が安定した5日後に胆のう摘出を行いました。

↑摘出した胆のう壁は肥厚しており、胆汁は正常よりも薄く感染を疑わせる所見でした。

↑無事に手術も乗り切ったペコちゃん

 

↑年明けにはこんな姿もっ見せてくれました!

 

これからもしっかりとケアをしていきますね。

 

獣医師 佐藤

 


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去勢手術を行った雷ちゃん

2016年01月22日 | 診療科目

先日去勢手術を行ったのは、コーギーの雷ちゃんです。

↑元気いっぱいで、短いしっぽを精一杯ふりふりしてくれる人懐こい雷ちゃんでした♪

雷ちゃんは乳歯が4本残っていたので、同時に抜歯も行いました。

乳歯が残っていると、歯石がたまりやすく、歯周病の原因になってしまうので、不妊手術の時に同時に抜歯をおすすめしています。

ちなみに雷ちゃんは、当院で行っているパピーパーティの卒業生になりますが、診察中も採血も怖がることなく頑張ってくれました!

 

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 平湯


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子宮内膜過形成のリズちゃん

2016年01月20日 | 診療科目

このブログには手術時の写真があります。苦手な方はご注意ください。

 

お年をとって子宮の病気になったリズちゃんを紹介します。

↑ お利口な10歳のチワワさんです。

数日前から便が細く、おかしいと思って見てみるとお尻が出っぱっているとの事で来院されました。

触診と直腸検査を行い、肛門と膣の間に硬い直径5cm程の腫瘤様病変を認め、子宮からできている可能性が高いと判断しました。

 

手術時の写真です。毛を刈ったことでお尻が出っ張っているのが見た目でもわかります。

元気や食欲などの一般状態は良好ですが、排便障害が出始めていること、高齢での子宮の疾患とのことで、早めに対処するために、リスクはありますが手術により避妊と腫瘤を切除することになりました。

いざ手術を始めると

予想と異なり腫瘍ではなく、子宮の内側が過度に肥厚し、子宮全体が腫れているような状態でした。

切除した子宮も内側がボコボコして全体的に肥厚していました。

病理検査の結果では腫瘍細胞はなく、子宮が過度に肥厚した良性の変化(子宮内膜過形成)と診断されました。

卵巣に嚢胞や異常な黄体も認められたことから、お年を取った事で性ホルモンのバランスが乱れ、このようなことが起こったと考えられます。

術後、年齢的に免疫力も落ちていたため耐性菌の感染があり、回復するのに予想以上に時間はかかりましたが、今では調子もよく、また悪性の腫瘍などではなく良性の変化だったため避妊を行ったことで、お尻の出っ張りは徐々に縮小し、経過は順調です。

獣医師 小芦


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去勢手術をおこなっためろんちゃん

2016年01月18日 | 診療科目

先日、去勢手術をおこなったキャバリアのめろんちゃんです。

いつもしっぽを振り振り元気いっぱいに病院にきてくれます!

めろんちゃんは乳歯が1本残っていたので、同時に抜歯も行いました。

乳歯が残っていると、歯石がたまりやすく、歯周病の原因になってしまうので、不妊手術の時に同時に抜歯をおすすめしています。

めろんちゃんも以前このブログでもご紹介したエリザベスウェアを着て帰りました。

ばっちりよく似合っていますね!!

初めてのお泊りもがんばれました!!

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 酒井


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細菌性膿皮症のてんちゃん

2016年01月16日 | 診療科目

先日、お肌に湿疹ができたと来院されたのはヨークシャーテリアのてんちゃんです。

とってもおりこうさんなてんちゃんですが、病院は苦手みたいで診察台の上ではいつも固まっています。

お肌を見てみると・・・

背中からおしりにかけて湿疹がひろがっていました。

湿疹の広がり方から、念のためにノミ・ダニの駆虫薬をつけて、皮膚の検査で細菌感染が見られたので抗生剤も飲んでもらうことにしました。

1週間後

湿疹はかなり良くなりました。お家できれいにカットしてもらってスッキリです。

てんちゃんは以前にも湿疹ができたことがあり、その時にジャーキーなどのおやつはすべてやめてもらっています。また、季節に関わらず湿疹がでるので、何らかのアレルギーを持っている可能性も考えられます。アレルギー検査をするかどうかはまだ考え中なので、食餌の変更なども考えながら今後も経過を見ていきたいと思います。

獣医師 酒井


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肺水腫のボスちゃん

2016年01月14日 | 診療科目

呼吸が荒いという事で来院したシーズーのボスちゃんです。

来院された前日からゼーゼーと咳は出て元気はあったみたいですが、当日の朝方からさらに呼吸が荒くなりり、状態もぐだーっとしているとの事でした。

病院に来た時には呼吸状態が荒いのはもちろん、粘膜の色もとても悪い状態でした(正常な子の粘膜は主にピンク色ですが、この時のボスちゃんは紫がかった色でした)

◎この時のボスちゃんの肺の状態

レントゲン検査、血液検査、そして以前別の病院で咳がでる原因は心臓かもしれないと言われたことがあるとのお話しより、第一に心臓が原因で起こる肺水腫を疑いすぐに治療にとりかかりました。

肺水腫とは肺の中に水が異常に増加して、肺のガス交換を邪魔することから低酸素血症、呼吸困難を来す病態の事です。

治療法として、肺水腫は緊急の状態であるのでまずは肺の水を引かせる為に利尿剤を投与して、酸素室で安静な状態をとりました。

◎その後の肺の状態の経過

↑(レントゲン写真は空気が黒くうつり、固いものが白くうつります)

主にオレンジの〇の中の白い部分に注目すると、だんだんと白い部分が黒くなってきていることがわかります。これは肺の中の水がだんだん引いてきている事をさします。

また、飼い主さんとお話しして入院中に状態が落ち着いてから心臓の超音波検査を行い、心臓のお薬を飲み始めることを開始しました。

結果として、ボスちゃんは重度の僧房弁閉鎖不全症と、軽度の三尖弁閉鎖不全症という心臓病がありました。

ボスちゃんは入院4日目から酸素室から出てすごし、呼吸状態も安定していました。退院後も咳や呼吸は安定している状態で、現在は心臓病の療法食を食べながらお薬で経過観察中です。

今後も安静に過ごしてもらい、少しでもサポートしていけたらと思っています。

 

獣医師 平湯


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避妊手術のムーちゃん

2016年01月12日 | 診療科目

先日、避妊手術を行ったミニチュア・ダックスのムーちゃんです。

とっても懐っこくてかわいいムーちゃんです。

緊張していましたが、名前を呼ぶとしっぽをフリフリしながら寄ってきてくれました。

ムーちゃんは以前、このブログでもご紹介したエリザベスウェアを着て帰りました。

ピンクがよく似合っていますね!!

ムーちゃんよく頑張りました。

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 酒井


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皮膚糸状菌のマイちゃん

2016年01月10日 | 診療科目

顔と耳が赤くて掻いているという事で来院したのは、茶トラのマイちゃんです。

元気・食欲はあり、目の上や耳の周りがが特に赤い状態で他の身体にはこのような所見はありませんでした。(マイちゃんは完全室内飼いの猫さんです)

皮膚の検査では、特に異常が見つからず、何か心当たりはありますか?と聞いたところ、「少し前からご飯の種類を変えたくらいです」との事だったので、まずは前のご飯に戻してもらい、顔をかかないようにエリザベスカラーをつけてもらいました。

次の検診でのマイちゃんの状態はさらにひどくなっていました。

ご飯を戻してもらっている状態で、痒みも肌の赤みも増えていたのでこの時も再度皮膚の検査(ここでは掻把検査、脱毛検査、スタンプスメア検査をさします)をさせてもらいましたが、やはりどの検査も異常はみつかりませんでした。

次のステップとして外部寄生虫と感染症に対する処置を始めました。

感染症として可能性が高いものが「カビ」の感染です。

カビ(皮膚糸状菌と言います)の診断方法は、

①臨床症状

②直接鏡検(顕微鏡での検査)(今までの検査ではカビ特有の所見はありませんでした)

③ウッド灯検査(360nmの波長の紫外線をある種のカビが感染している被毛に照射すると、蛍光を発します)

④培養検査

となります。

またカビの治療法は、①シャンプー(薬用)と②内服薬、③外用薬があります。

すぐに内服薬で治療!!と言いたいところですが、カビに対するお薬は猫さんの肝臓に負担をかけやすいお薬となっているので、使用する前・後には血液検査で肝臓の状態を見ておくことをお勧めしています。

飼い主さんとの相談の結果、培養検査の結果がでるまではシャンプー療法を行い、培養でカビが生えたら内服薬の投与を行うという事になりました。

後日、培養の結果はカビ(真菌)陽性反応が出ました。

そして、シャンプーと内服薬を続けてもらってようやく落ち着いてきました。

飼い主さんによって全身の毛刈りでつるんつるんなったマイちゃんです。

痒みも落ち着き現在は休薬して、経過観察中です。

 

今回、マイちゃんの皮膚糸状菌症という病気はカビによって引き起こされる皮膚病です。

感染方法は感染して発症している子や、感染はしているけど糸状菌を持っている子との接触です。その他には土壌・家・飼育小屋・用具器具などからも感染するそうです。

症状としては、マイちゃんのように痒みが強い子もいればない子もいます。また、脱毛が起こったり皮膚が赤くなったり水疱ができたりする子もいます。他にも似たような症状を示す皮膚の病気があるので、見た目だけでの判断はできません。

発症は、若い子・多頭飼育に多く、基礎疾患や薬剤によって免疫抑制状態になった子などです。

マイちゃんのお家にはちょうど同じ頃に新しい子猫さんを迎え入れたという事、家の周りにマイちゃんと似たような症状の野良猫さんが網戸の近くまで来ていたという事で皮膚糸状菌の感染を強く疑いました。

この皮膚病は犬、猫はもちろん、人にも感染する病気です。

なので、感染した子を触った場合は手洗いをきちんと行い、生活空間もこまめに掃除することをおすすめしています。

自分のお家の子をこのような感染症から防ぐためにも、外にいるわんちゃん・ねこちゃんを触ったら必ず手洗いをしましょう!

 

獣医師 平湯


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避妊手術をおこなったあんこちゃん

2016年01月08日 | 診療科目

先日、避妊手術を行ったあんこちゃんです。

三毛柄のとってもかわいいあんこちゃんです。写真は少し緊張気味ですね。

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 酒井


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乳腺癌のムーシャちゃん

2016年01月06日 | 診療科目

「お腹にしこりがある」とのことで来院されたのは、mix猫9才のムーシャちゃんです。

*今回のお話には手術中の写真が含まれていますので苦手な方はご注意ください。

↑とても美人さんですが、とても怖がりさんです。

 

診察をしてみると確かに右第4乳腺に大きなしこりがあり、その他にも小さなしこりがいくつかありました。

さて、乳腺に発生する腫瘍は乳腺腫瘍と言われ、猫の乳腺腫瘍は1才までに避妊手術を受ければ、その発生を予防できると言われています。良性であれば乳腺腫、悪性であれば乳腺癌と言い、良性と悪性が混在することもありますが、猫の場合はそのほとんどが悪性の癌です。

 

手術をしても癌に勝てない可能性が高く、悪くすれば手術をすることで進行を早めてしまうこともあり、それでも治ることを目指すなら、まずは手術が第一選択になります。また、ムーシャちゃんは腎臓も弱っているみたいで積極的な治療に腎臓が耐えてくれるかという点も大きなポイントになります。この点をオーナーの方としっかり話し合いをさせていただきました。

その結果、「完治を目指して治療をしてほしい」というご希望でしたので、まずは診断および治療のために本人の状態を考えて、右側第3−4乳腺の切除と卵巣子宮摘出術を行うことにしました。

 

 

↑乳腺の摘出は、悪性のケースを想定して横にかなりマージンを取り、また大きな腫瘤病変直下の筋膜を一枚切除しました。

↑摘出した卵巣と子宮ですが炎症性の病変が存在していましたが、悪性の病変ではありませんでした。

↑摘出した乳腺腫瘍は検査の結果、残念ながら「乳腺癌」でした。

術後は集中的に内科のサポートを行い、献身的なオーナーの方の看護もあり「若返ったかのように元気になった」というお話が聞けるぐらいに体調がよくなったそうですが油断は禁物です。

一回目の手術が終わって1ヶ月後に一般状態と転移病変がないかのチェックを受けていただいたところ全てオールクリアでしたので、残りの乳腺の全摘出術を実施しました。

 

↑流石に乳腺の全摘出術は痛々しいですね。このまま上手くいってくれることを願って・・・

ムーシャちゃんは二回目の手術も頑張って乗り越えてくれて術後3週間後に綺麗に抜糸が出来ました。

さて、ここから現在まで4回目の抗癌剤が終了して、現在再発や転移の所見がありません。

 

このまま、完治してくれることを願わずにはおれません!

がんばれ!ムーシャちゃん!

 

獣医師 佐藤


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歯石除去をおこなったさくらちゃん

2016年01月04日 | 診療科目

先日、歯石除去をおこなったさくらちゃんです。

少し緊張していましたが、とってもおりこうさんでした。

◎処置前

◎処置後

歯周病もひどくはなく、歯周ポケットも深くなかったので今回は抜歯はありませんでした。

このままきれいな歯をたもっていけたらいいですね!!

歯石除去後のケアや、毎日のお口のケアにハミガキやサプリ、アニマルウォーターなどありますので、ご興味のある方はご相談ください。

獣医師 酒井


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