福岡県糟屋郡須恵町 リヴ動物病院           こちらで病院紹介を行っています。

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ケンカで怪我した猫のゴン君

2014年06月30日 | 診療科目

こんにちは!

暑くなったり、急に雨が降ったり、不安定な天気が続いてますが、

みなさんどうお過ごしですか?当院ではスタッフが風邪をひいたり、

胃腸炎になったりとてんやわんやです!

話は変わりますが、今回はケンカで怪我をした猫さんを紹介したいと思います。

 

外によく行く猫さんは、室内飼いの猫さんよりも、

なわばり争いなどでケンカをして怪我することが多いです。

特に咬み傷は傷自体は小さいので飼い主さんも気づきにくいのですが、

傷は深く、皮膚を貫通しているので、

口の中のバイ菌が入り込み、皮膚の中で化膿して、膿が溜まることがあります。

なので腫れたり、破れたりして大事になってから慌てて来院される方も多いです。

今回の猫さんもそんな一人です。

最初は左側の太ももが腫れているとのことで来院されましたが

その後、膿が出たため毛を刈って、洗浄しました。

↑患部の写真です。膿が溜まっていた部分が破れて、皮膚が欠損しています。

↑表面の肉芽組織を除去しているところです。結構、深さもありそうです。

 

この子は傷が大きかったためまず傷が小さくなるように湿潤環境を保ち、内科治療で

数日様子を見ました。

↑後ろ足に巻物をして、清潔に保ちます。

 

 ↑3日後の様子です。内部の組織も盛り上がり、傷もやや縮小しています。

 

この後の写真を撮り忘れてしまいましたが、

この後、麻酔をかけ、縫合処置を行いました。

2週間で傷もきれいにくっつき、今では元気にしています。

外に行く猫さんにケンカ傷はつきものですので、様子を見すぎずに

ひどくなる前に処置をしてあげると良いですね。


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去勢手術のチョコちゃん

2014年06月28日 | 診療科目

先日、去勢手術を受けたチョコちゃんです。

とても人懐っこくてしっぽをプリプリ振りながら近寄ってきてくれます。

でも、カラーがよっぽど嫌だったのかこんな格好に・・・

とってもかわいらしかったです。

 

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

 


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7月の臨時休診日

2014年06月26日 | 休診日のお知らせ

7月の臨時休診日のお知らせです。

 2日(水)院長不在
15日(火)院長不在
16日(水)臨時休診
26日(土)院長不在
27日(日)臨時休診
30日(水)午後休診(受付11:30まで)

6月から、水曜日と土曜日が、19時までの診療となりました。
お昼の時間帯の12時から16時は、手術と並行して診療をおこないますので
予約が必要です。ご希望の方はお電話にて、ご予約ください。
日曜日は、従来と同じく午前中のみの診療です。

皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。


地域: 福岡県 糟屋郡 粕屋 須恵 志免 宇美 篠栗 リヴ動物病院 TEL 092-933-0686


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尿石症のカイリちゃん

2014年06月22日 | 診療科目

先日「おしっこに血が混じる」とのことで来院された4才パピヨンのカイリちゃんです。

まだ4才なのに左前足の骨折や右後ろ足の脱臼の手術歴のある結構ハードな経歴の持ち主です。

 

さて、おしっこに血が混じると言う事でしたので、膀胱のエコー検査と尿検査で調べてみる事になりました。

↑膀胱のエコー所見(膀胱内に結石を疑わせる像がみえます)

尿検査では、血液の混入とシュウ酸カルシウム結晶(結石の成分)が認められました。

 

尿結石と言っても、その石の成分によって治療初期の対応や治療後の再発率が変わってきます。

今回の検査結果から疑われたシュウ酸カルシウム結石は、基本的に外科による摘出が適応となります。

↑ということで、摘出した結石(金平糖みたいですね)

 

摘出後、検査センターにて成分を詳しく調べてもらったところ、リン酸マグネシウムアンモニウム54%・リン酸カルシウム26%・シュウ酸カルシウム20%という様々な成分が混ざり合った結石ということでした。

 

この検査結果から分かる事は、カイリちゃんが複数の結石を作り出してしまう体質を持っているということで、結石の再発予防が難しいですが、この結果を踏まえて今回は食餌とサプリメントを併用して再発予防を行うことになりました。

 

↑抜糸の時のカイリちゃん

予防がうまく行く事を願って頑張ります!


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歯石取り(スケーリング)をしたココアちゃん

2014年06月18日 | 診療科目

今回は先日、歯石取りを行ったココアちゃんを紹介したいと思います。

↑ 処置前に緊張気味のココアちゃん

元々、犬や猫たちは食べるものが人と違うため、歯の環境が違います。

そのため、人のような虫歯にはなりにくいのですが、その反面、歯周病になりやすくなっています。

その大きな原因となるのが、歯垢・歯石です。

歯石ができるとそこからばい菌が歯の根っこに入り込み歯周病を引き起こしてしまします。

ひどくなると歯の根っこに膿が貯留したり、顎の骨が溶けて穴が開いたりして、

歯を抜くなど、大掛かりな処置が必要になることも多いです。

 

そのために歯石予防が大切になってきます。

その中でも最も良い予防方法はやっぱり毎日の歯磨きになります。

しかし、頭では分かっていても動物たちは嫌がるため、これを実現することはなかなか難しいのが現状です。それに一度ついてしまった歯石は歯磨きでは取れません。

そんな場合にスケーリングをすることで歯の状態を保つことができます

↑処置前

 

↑処置後

写真のようにきれいな状態を保つことで、将来のトラブルを未然に防ぎ、歯を保つことができます。

 


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6月勤務獣医師&診療カレンダー

2014年06月18日 | 休診日のお知らせ

 画像の上でクリックすると、拡大されキレイに表示されます!

 スマホの方はこちら からご覧ください!

 

~6月より、水曜と土曜も19時までの診療となりました~

診療時間が変更になり、皆様にとって分かりずらいかと思い作成してみました!

また改良しながら、より分かりやすいものを作っていきたいと思います。

臨時休診や院長不在の日がございますので、上記カレンダーで確認され、ご利用ください。


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肥満細胞腫のパンちゃん

2014年06月12日 | 診療科目

今回は、左脇に大きなしこりが出来た、9才パピヨンのパンちゃんのお話しです。

パンちゃんは以前、脂肪の腫瘍の切除を行っていますが、今回は見るからに悪い顔をしてます。大きさは直径5cm、腫瘤の底部が若干の固着しておりました。少し嫌な予感がしながらも切除を行うべきかどうか、検査をする事になりました。

 

 

↑レントゲン所見

検査を実施してみると、血液検査には麻酔が出来ないほどの異常はなく、レントゲンやエコー検査でも転移を疑わせるような所見はありませんでした。

↑腫瘤のエコー所見(内部は均一で血流は少量、腫瘤と正常組織の境界は明瞭でした)

追加検査として、腫瘤の細胞診断を行った所「肥満細胞腫」を疑わせる所見が得られたため、検査所見とあわせて、「もしかしたら間に合わないかもしれないが可能性にかけて」早期の切除をお勧めした所、手術を実施する事になりました。

↑手術前の腫瘤の様子

皮下に出来た肥満細胞腫を切除する場合の注意点は、大きく切除する(充分にマージンをとる)の一言に尽きます。再発すると手がつけれなくなることが多いので、初回の手術が重要になってきます。今回は、特に底部の筋膜に固着が見られたので、固着部の筋肉も一緒に切除しました。

↑手術直後の様子(大きな傷口になってしまいましたが、これでなんとか完全切除が出来ていればよいのですが・・・)

↑包帯をしっかり巻いて傷口の保護を行います

術後は、2日ほど出血が止まり難く少し心配しましたが、その後は順調に経過し、術後4日目に退院し、14日目には無事抜糸も終わりました。

心配していた病理検査の結果は予想通り「肥満細胞腫グレードⅡ」でしたが、異型性は低~中程度で、核分裂指数は0という事だったので、2段階新分類法で考えると低グレードに入り、完全切除も出来ているとのことでしたので、希望を持てる検査結果でした。

今回の病理診断は、「動物病理診断センター」にお願いしました。

 

しかし、悪性腫瘍である事は変わりないので、飼い主の方と相談して、補助療法を行う事に。

当院で実施または紹介出来る補助療法としては、

1.抗がん剤治療

2.化学療法剤治療

3.放射線治療

4.各種免疫療法

となります。

この中からの選択となりますが、今回は抗がん剤治療を行う事になりました。

 

↑2回目の抗がん剤を受けに来たパンちゃん

 

これから、いっときは再発をしないように祈りながらの生活になりますが、頑張って支えて行きたいと思います。

 

 


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去勢手術のタンタンちゃん

2014年06月09日 | 診療科目

 

先日、去勢手術を受けたタンタンちゃんです。

 

 

↑写真ではわかりづらいですが、マンチカンらしくその短い脚がとてもキュートで人懐っこいタンタンちゃんでした。

 

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。


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福岡県総合防災訓練と福岡夜間救急動物病院総会&創立10周年祝賀会に参加してきました!

2014年06月03日 | 情報ひろば

先日の日曜日はお休みを頂きありがとうございました(いつもご迷惑をお掛けしております)。

 

当日、リヴの元気な勤務獣医師3名は、手術もかねて月一で行われている外科の勉強会に出席してきました。

色々な手術の手伝いや見学が出来て、とても勉強になったようです。

 

自分も勉強会に出席したい気持ちが強かったのですが、その日は福岡県総合防災訓練が苅田町で行われていて、以前お伝えしたようにVMATの一員として動物の同行避難の訓練に参加してきました。

 

↑防災訓練の主会場。実はVMATの集合場所はここではなかったようで、慌てて場所移動です。

↑今回の会場には6名のVMAT獣医師が参加

  

↑同行避難の手続き後に健康診断を行いました。(同行避難とは)

VMATの活動は始まったばかりです。

このような、訓練を繰り返し行う事で、少しずつ実際の災害に適切に対応出来るのだと思います。

 

さて、防災訓練も順調に終わり、一息・・・つく間もなく移動です。

 

夕方から夜間救急動物病院の総会と創立10周年記念祝賀会の予定も入っていました。

(昨年から、夜間救急動物病院の役員をさせて頂いております)

  

↑通常の総会は夜間救急動物病院の会議室で行われますが、当日は祝賀会もあったのでホテル日航福岡さんで行われました。

総会も順調に終わり、

↑参加された関係者の方々の多さにビックリです!

↑現場スタッフの紹介(特殊な環境でみんな頑張ってくれてます)

↑功労者の方々の表彰

 

「これからの動物医療には絶対に必要だ!地域の動物達が安心して過ごせる環境を作る」という考えのもと地域の動物病院50件くらいで出資して作り上げた、夜間専門の動物病院・・・もう10年たったんだなぁと、胸にこみ上げてくるものがありますね。

飼い主の方とじっくりコミュニケーションをとることが難しい特殊な環境の中で、いろいろな問題もありますが、現場のスタッフは熱心に頑張って働いてくれています。この病院が無くなる事がないように、地域の皆様も温かい目で見守って頂けると幸いです。

 

さて、今週も頑張っていきますので、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 


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避妊手術のトラちゃん

2014年06月02日 | 診療科目

 

先日、避妊手術を受けたトラちゃんです。

 

 

↑おとなしくておりこうさんな、とても美人なトラちゃん。

品があるお顔立ちで羨ましいです。

 

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

 


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