福岡県糟屋郡須恵町 リヴ動物病院           こちらで病院紹介を行っています。

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【修正版】8月勤務獣医師&診療カレンダー

2015年07月31日 | 休診日のお知らせ

臨時休診や院長不在の日がございますので、下記カレンダーで確認され、ご利用ください。

 

 

 クリックすると、カレンダーが表示されます!

 

 スマホの方はこちら からご覧ください!

 

 

 

~水曜と土曜も19時までの診療となりました~

 

 


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7月の夜間画像診断セミナーに参加してきました

2015年07月30日 | セミナー参加

先日、iVEAT福岡で行われた夜間画像診断セミナーに参加してきました。

講師はiVEAT福岡VSP院長 宮林孝仁先生です。内容は腹部レントゲン診断の基礎:読影のポイントです。

 

実際の症例を交えながらレントゲンの読影のポイントをわかりやすく説明してくださり、とても勉強になりました。

今後の診療に生かしていきたいと思います。

 

獣医師 酒井


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外鼻孔狭窄のきなこちゃん

2015年07月28日 | 診療科目

5月の初めに咳が出て食欲が低下している気がする、ということで来院したのはボストンテリアのきなこちゃんです。

↑不安そうな表情ですが、いつも短いしっぽをふって愛嬌たっぷりです!

きなこちゃんは5月の時点でまだ生後2か月齢の子犬さんでしたので、食欲の低下は大きな問題となるので、視診触診に加えしっかりと検査をさせてもらいました(血液検査、CRP(炎症マーカー)、胸部レントゲン)

血液検査の結果は特に大きな異常は見当たらず、炎症の値も正常範囲内でした。

また胸部レントゲンの画像診断としては、肺に炎症が起こっている所見が認められました。

子犬さんでこの様な状態(咳がでるなど)で考えられる事はいつくかありますが、まずは免疫力の低下からくるウイルス性・細菌性の気管支炎(ケンネルコフといいます)を疑い抗生剤で経過観察を行いました。

また同時に考えなければいけない事は、短頭種気道症候群というものです。

短頭種とは、ブルドック・パグ・ボストンテリア・シーズーなどに代表される鼻がぺちゃんこ、太くて短い首、丸い頭のワンちゃん達を指します。(猫:ヒマラヤンなど)

短頭種気道症候群とはこれらのワンちゃん達にみられる解剖学的異常(外鼻孔の狭窄、軟口蓋の過長、喉頭虚脱や気管の低形成など)が原因で起こる閉塞性の気道障害の総称をいいます。

症状としては騒々しい呼吸音、いびき、チアノーゼ、失神などを引き起こし、呼吸器の症状とは別に嘔吐や下痢といった消化器症状も一緒におこることもあります。

ここできなこちゃんの鼻を見てみると、やはり通常よりも鼻の穴が閉じていました。

発症が一歳未満なら早期の治療(外科的に矯正すること)がその他の病態との悪化を防ぐ為にも望ましいとされているので、飼い主さんと相談した結果、きなこちゃんも外科的に鼻の穴を拡げる処置を行いました。

◎処置前

◎処置後

↑ずいぶんと鼻の穴が拡がりました

◎抜糸後

術後、きなこちゃんは元気が良すぎて傷口を地面などにぶつけてしまったなどというハプニングもありましたが無事に抜糸を行う事ができました。

以前よりも呼吸はしやすくなったみたいで、食欲も旺盛とのことです!

◎おまけ

抜糸からさらに3週間後の状態です。傷口の状態もすっかりよくなり、元気いっぱいでした!

小さいのに、きなこちゃんよく頑張りました!

しかしまだ咳は続いているそうなので、今後もきなこちゃんのサポートを続けていきたいと思います。

これからの季節、特に短頭種の子たちは気温や湿度の調節をこころがけてくださいね!高温・多湿の環境では症状が悪化しやすい原因にもなります。

また、過剰な興奮をなるべく抑えて、肥満にも気を付けましょう!

 

獣医師 平湯


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予防歯科処置を行ったナナちゃん

2015年07月26日 | 診療科目

今回予防歯科処置を行ったのはポメラニアンのナナちゃんです。

↑いつも満面の笑顔と人懐っこさでスタッフを癒してくれます♪

◎処置前・後(右側)

◎処置前・後(左側)

今回は歯周ポケットも深くはなく、抜歯まで行わないといけない程の歯はありませんでした。

今後も日頃の歯のケアや定期的な予防歯科処置できれいな歯を維持できたらいいですね!

また、歯石除去を行った後のケアの一つとして、‘アニマルウォーター‘という電解水もあります。せっかく歯石を除去してきれいになった歯だけれど、お家で歯磨きなどのケアができないというわんちゃんでもお水を飲むだけ歯石や口臭予防ができるとの報告があるものなので、すでに数匹のわんちゃんがアニマルウォーターを飲んでいます。興味のある方はいつでもスタッフにお尋ねください。

 

獣医師 平湯


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皮膚腫瘤のレーザー蒸散処置を行ったロビンちゃん

2015年07月24日 | 診療科目

先日、耳の根本にある皮膚のおできの処置を希望されたのはチワワのロビンちゃんです。

↑緊張して、固まってましたがいつもとてもお利口さんです!

◎処置前

↑左耳の縁に直径約2ミリの腫瘤がありました

◎処置後

とても小さな腫瘤でしたので、飼い主の方との相談により局所麻酔下でのレーザー蒸散処置を行ないました。

日帰りでの処置になるので、夕方のお迎えがあるとロビンちゃんも緊張がとれて安心していました!

 

獣医師 平湯


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8月の臨時休診日のお知らせ

2015年07月22日 | 休診日のお知らせ

8月の臨時休診日のお知らせです。

 

 9日(日)休診

22日(土)午後休診

26日(水)休診

 

  


*水曜日と土曜日が、19時までの診療となりました。

*月~土のお昼の時間帯の12時から16時は、手術と並行して診療を行っておりますので
必ずご予約が必要となります。ご希望の方はお電話にて、ご予約ください。
日曜日は、従来と同じく午前中のみの診療です。

 

*診療時間の拡大に伴い院長・獣医師の勤務日が以前と異なるため、勤務予定が整い次第「獣医師勤務カレンダー」にてお知らせ致します。

 


地域: 福岡県 糟屋郡 粕屋 須恵 志免 宇美 篠栗 リヴ動物病院 TEL 092-933-0686


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去勢手術のWALDちゃん

2015年07月22日 | 診療科目

先日、去勢手術を行ったのはトイ・プードルのWALD(ヴァルド)ちゃんです。

↑元気いっぱいでスタイルがいいWALDちゃんです♪

当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 平湯


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「Team HOPE九州地区セミナー2015」が開催されました

2015年07月20日 | 情報ひろば

先日、「Team HOPE九州地区セミナー2015」が博多で開催されました。

平日の夜、多くの動物病院では診療時間終了後間もない時間帯であったにも関わらず、参加獣医師が約80名と、多くの人数に参加していただき、「このteamHOPEの活動を知りたい!興味がある!」という気持ちの広がりを実感することができました。

 

 

今回は「team HOPEが推奨するペットの健康診断と、これからの予防医療」という標題のもと、team HOPE関係者によるプレゼンテーション

および

team HOPE学術アドバイザーの石田卓夫先生による「新しい獣医学の実践:病気になったら治す獣医学 vs 病気になる前に動く先手必勝の獣医学」というセミナーを開催させていただきました。

↑teamHOPE九州地区代表挨拶をする青木先生

↑基調なセミナーをしていただいた石田先生

今回の石田先生のセミナーは、個人的にもすごく楽しみにしていたので、とても有意義な時間を過ごすことができました。

↑ちなみに、僕も少しだけ話すお役目をいただきました。

 

最後は、関係者・希望者をあわせて懇親会です。皆さん、大変お疲れ様でした!

 

獣医師 佐藤

 

 

 


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結膜炎を起こしたラバーさん

2015年07月18日 | 診療科目

シャンプーの後から目が開かなくなって、本人も気にしているという事で来院されたのは、ミニチュア・ダックスのラバーさんです。

見せてもらうと、右目がショボショボしていて開けにくそうでした。また、強膜の充血も見られました。

目が開けにくい、充血、目を気にしているということで、緊急疾患の緑内障のチェックのために眼圧を測定したところ、眼圧は13と正常でした。

次に、目に傷などがないかチェックするためにフルオレセイン染色を行いました。すると、右目の鼻側がぼんやりと染色されました。潰瘍や傷は見られなかったためおそらくシャンプーが入ったのであろうと考え、目の洗浄と抗生剤入りの点眼を行い、かかないようにカラーをつけました。

3日後の再診では、両目ともパッチリ開いていました。目を気にする様子もないということでした。

↑ 検査後なので右目に染色液がついています。

フルオレセインでも角膜は、ほぼ染まりませんでした。まだ少し充血が残っていたので点眼はもうしばらく続けてもらいますが、大事にならなくて良かったです!

お顔周りを洗った後は、水道水でよいので念のために目の洗浄を したほうが安全ですね。

 

獣医師 酒井


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尾根部皮膚腫瘤の摘出と歯科処置を行ったナナちゃん

2015年07月16日 | 診療科目

先日、しっぽの付け根にできものができていると来院されたのはパグのナナちゃんです。

↑ カメラ目線がばっちり決まっています。いつもとっても元気に病院にきてくれるおりこうさんです。

3月にできものを確認して、大きさに変化がないか見てもらっていましたが、少し大きくなってきたため、外科的切除を行いました。

↑ 手術前

↑ 手術後

今回は腫瘤の大きさがそこまで大きくなかったため、生検トレパンという器械を使用しました。

 

↑ 生検トレパン 小さな傷口で腫瘤の摘出ができました。

摘出した腫瘤は病理検査に出し、結果待ちです。

飼い主様のご希望もあり、麻酔も安定していたので、引き続き歯科処置を行いました。

↑ 処置前  特に奥の方の歯に歯石がびっしりついています。

↑ 処置後  きれいに歯石がとれてツルツルの歯になりました。

ナナちゃんはグラグラしている歯があったので、3本抜歯を行いました。

今後も日頃の歯のケアや定期的な予防歯科処置できれいな歯を維持できたらいいですね!

また、歯石除去を行った後のケアの一つとして、‘アニマルウォーター‘という電解水もあります。せっかく歯石を除去してきれいになった歯だけれど、お家で歯磨きなどのケアができないというわんちゃんでもお水を飲むだけ歯石や口臭予防ができるとの報告があるものなので、すでに数匹のわんちゃんがアニマルウォーターを飲んでいます。興味のある方はいつでもスタッフにお尋ねください。

 

獣医師 酒井


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去勢手術のシュガーちゃん

2015年07月12日 | 診療科目

先日、去勢手術を行ったのはペキニーズのシュガーちゃんです!

↑真っ白ふわふわでとても人懐っこいシュガーちゃん♪さとうさんとも呼ばれてます♪

当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 平湯

 


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避妊手術を行ったセレナちゃん

2015年07月09日 | 診療科目

先日、避妊手術を行ったセレナちゃんです。

↑ とーーーーーーっても元気いっぱいで、人懐っこいセレナちゃんです。

当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術は終わっております。

獣医師 酒井


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避妊手術を行った太郎子ちゃん

2015年07月06日 | 診療科目

先日、避妊手術を行ったのは太郎子(たろうこ)ちゃんです!

↑とても大人しくて美人さんな太郎子ちゃん!名前と見た目のギャップがまたいいですね♪

当院にご依頼頂きありがとうございました。
ご信頼に応え無事手術は終わっております。


獣医師 平湯


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頚椎椎間板ヘルニアのペルちゃん

2015年07月04日 | 診療科目

指間皮膚炎の治療で通院していたペルちゃんですが、ある日「突然右前足が動かず歩けなくなった」と来院されました。

*今回の記事には手術中の写真がありますので、苦手な方はご遠慮ください。

↑指間皮膚炎で治療していた時のぺるちゃん

 

診察を行うと、右前肢が中程度に運動機能障害を起こしており、頭部から頸部の神経系異常を疑う所見でした。

 

↑写真では分かり難いのですが、右前肢を踏み出すことができません

当院で実施できる一般的な鑑別診断用の各種検査には異常がみられなかったので、オーナーの方と相談してMRI検査を受けることになりました。

発症してからのペルちゃんの様子はというと、反対側の左前肢の運動機能障害も認められ始め、重度な肥満も重なって全く立てない状況になっていました。排尿をしても自力で避けることができないので、尿まみれになってしまいます。そこでバルーンカテーテルという管を膀胱の中に入れて管理を行うことが必要なほど、日常的な生活ができなくなっていました。もちろん食欲も20%程度しかなく、オーナーの方もひどく心配されていました。

発症してから三日目にMRI検査の予約が取れましたので検査を受けたところ、第5−6頚椎間の椎間板ヘルニアと診断を受けました。

↑MRI検査所見(画像からはヘルニアによる神経圧迫の程度は重度なものではありませんでしたが、症状が重度で進行性であったので神経圧迫の解除を目的として手術を行うことになりました。

術式はベントラルスロット法というもので、簡単に説明すると「患部の骨の一部を削って圧力を逃がす穴を開ける」というものです。ただし、実際には深くて狭い場所の骨に穴を開ける、更にその場所は神経や血管などの繊細なものが存在するので、非常にデリケートな手技になります。

今回は、外科の専門医の先生に執刀をしてもらい、自分は助手としてサポートをさせていただきました。

また、今回の手術に関しては、日頃からお世話になっている東京医研さんに「ソノキュア」という手術機械を貸していただきました。今までの獣医療ではラウンドバーというドリルで骨を削るのが一般的ですが、「キッキング」や「巻き込み現象」といったトラブルが起こり、繊細な手術で使うにはリスクがありました。その点、この「ソノキュア」は超音波振動で骨を削るために安心して使用できるところが特長です。

↑椎体を切削しているところ

さて、術後はというと、

 術後3日目の写真です(ゆっくりですが右前肢を前に出すことができるようになりました)

 

↑術後7日目には、さらに足取りもしっかりしてきて、外を軽快に歩いています!

 

その後、術後14日目に抜糸を終わらせて無事退院となって、オーナーの方とみんなで喜びあいました!

 

他にも少々問題点は残っていますが、体重も入院中に約3kgのダイエットに成功したので、ここからさらに体重を落として、ケアを続けていきたいと思っています。

 

獣医師 佐藤


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陰嚢炎のハッピーちゃん

2015年07月02日 | 診療科目

今回は、「陰嚢(皮膚)炎」のハッピーちゃんのお話しをしたいと思います。

↑少し大きめのパピヨンさんで、お母さんのことが大好き!です。

 先日1年に1度のフィラリアの検査で来院した時に、そういえば一ヶ月前からお腹をよくかいていて股の所に湿疹ができているの~!と言われていました。

下の写真より、確かにお腹が全体的に赤くなっているのと同時に陰嚢(精巣を包む袋=皮膚)に汚れとかさぶたが付いていて赤く腫れていました。

ハッピーちゃんもこの部分を触られる事をとても嫌がったので、とても痛かったことでしょう。 

抗生剤を飲んで、陰嚢部分をきれいに保つこと・カラーをつけて舐めないようにすることをお家で行ってもらいましたが、陰嚢はとてもデリケートな部分でもあり、外部との接触が多い場所でもあります。なので陰嚢(皮膚)炎が起こるとなかなか治りにくいことが多いのです。

なので、この部分を取ってしまう事(去勢と陰嚢の切除)が一番早い治療となります。

ハッピーちゃんもご家族との話し合いの結果、手術でこの部分を取る事になりました。

↑全体像です

↑汚れ・かさぶたを取った状態の陰嚢部分です。

↑術後、抗生剤を飲んでもらいながら抜糸も無事に終わりました。

腹部の湿疹も随分ときれいになりました。

 

毎日の触れ合いで異変に気付く事もあれば、なかなか気づきにくいこともあります。

1年に1度の病院で色んな人に見て・触れて、健康診断(血液検査)を行ったりすることで、早期発見ができることもあれば、健康な時の血液検査の数値が基準となり今後何かあった時の重要な判断材料になることもあります。

なので、健康な状態であっても少なくとも1年に1度(中年齢であれば1年に2回を推奨)の健康診断をおすすめします。

 

↑ハッピーちゃん、よく頑張りました♪

 獣医師 平湯


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