福岡県糟屋郡須恵町 リヴ動物病院           こちらで病院紹介を行っています。

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海外に行かれる時は狂犬病にご注意ください

2015年08月06日 | コラム

8月に入り、暑い日々が続いて夏本番って感じですね!

 

これから、海外に旅行に行かれる方も多いのではと思いますが、旅行に行かれる前にご注意です。

 

「狂犬病 放置キケン~」毎日新聞

 

それでは、病気に対する意識を持ちつつも楽しい夏をお過ごし下さい。

 

獣医師 佐藤 誠剛


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ペットの医療費

2014年02月24日 | コラム

皆さんは「ペットの医療費」について、どんなイメージをお持ちでしょうか?


以前当院で実施させてもらったアンケートには治療費についてのご質問が多く書かれていました。

医療分野では、それぞれの治療内容が異なり(全てがオーダーメイド)、当然治療費も様々になりますので、詳細は個別にご相談しながらということになりますが、今回は全般的な話をペットの医療の考え方から医療費の事についてお話ししようと思います。


医療の側に立っている獣医師は、飼い主の方がペットの治療を希望した時に、その時点で最高の医療を提供できるように自己研鑚を続けていく責任があり、その点では人の医療と何ら変わりません。

しかし、一つ「人の医療」と同じように考える事ができない点があります。 それは、

「ペットに最高の治療を受けさせることが必ずしも”ペットやご家族の幸せ”には繋がらない」

ということです。

皆さんは何のためにペットと一緒に暮らすのでしょうか?

皆さんそれぞれ様々な答えが返ってくると思います。

私は「共に幸を感じるため」という答えが本質だと考えます。

皆さんはどうですか?

ペットは、人に無償の愛を注いでくれる存在で その表情や仕草は、人に心の安らぎを与えてくれます。

だからこそ、「ペットは家族の一員」という気持ちで、ペットが病気になったら動物病院へ連れていらっしゃる方が多いですよね。

ただし、ペットが重い病気にかかってその治療や介護に多大な自己犠牲が必要になった時に多くの方が悩まれると思います。


その時、私は

「ご家族で出来ることをすればよいですよ。無理をしすぎてはいけません。

この子の為に無理がない範囲で何が出来るかを真剣に考えてあげれば、

後悔することは少ないと思います。」

とよくお話しします。

無理をすれば、必ず心に「負の気持ち」が生まれます。先ほどもお伝えしましたが、私が考えるペットと一緒に生活する本質は「幸せを感じるため」ですので、ペットの病気の治療や介護のために、その「負の気持ち」が生まれては 本質を犠牲にしているので気持ちの上で不幸せになりかねません。

人によって「無理をする」という定義は異なりますが、私は

個人個人が良く考えて「無理のない最大限の愛」を注いであげれば、

多くの人が「ペットと一緒に生活した日々」を、幸せだったなと思える

と信じています。

 


以上が、私のペット医療に対する考えですが、実は医療費についても同じように考えております。


ペットの医療費は、人のように国民健康保険のような税金でサポートするような仕組みがありませんので、実費負担になります。
(逆に言えば、人のように高い国民健康保険税を払わなくて済んでいると言うことなのですが)

その意味で言えば、動物に対する医療費は、個人で自由に決められると言うことです。

この自由に決められるということは、一見良いように聞こえますが

「個人で責任を持って下さい」

という事でもあります。


ここで、また考えるべき事は

「責任を持つ」=「人の生活に無理がきても、ペットを治療する」ではない

という事です。

先程のペット医療の考え方と同じようにそのペットにかけられる治療費についても 「無理なくできる範囲」でかけてあげられれば、よいのです。

私は、

出来ること出来ないことを、きちんと判断することが「責任をもつ」ということ

に繋がると考えています。


また、近年「ペットの任意保険」も普及してきました。

ペットの医療が進歩すればするほど医療費が高くなることは人の医療をみても明らかです。
人も同じですが、ペットもいつ病気になるかわかりませんので、いざという時の為に保険に加入することはペットと一緒に生活される人にとって大きな助けになると思います。

 

*今回の話は完全な私見ですので、読まれた方はその点をご留意下さい。


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動物病院を選びたい~動物たちとの会話~

2013年10月13日 | コラム

     ◆ 「自分の波長」にあった病院を選んで通いたい

     ◆ この子(動物)に、話しかけてくれる病院に通いたい

 

 獣医療に ~心~ をプラス

当院には「リヴスタイル」と名付けるべく、リヴだけの「明るく・親しみやすい」雰囲気があります。

  ありきたりの・・・ではないようです♪

初めて来院された飼い主様から「話しかけてもらえて、とても嬉しい」というお言葉を頻繁に頂きます!

そして、当院に実習にきた学生たちは「小児科みたい」「学校では習わない」「びっくりした」と言います。

それは、院長をはじめスタッフ全員が 『動物たちと会話をしている様子』 が不思議なのだそうです。

 皆様は、可愛い愛犬・愛猫と会話をされますか? もちろん♪ と 聞こえてきそうです!

私たちリヴスタッフは、普段自分の家の子(動物)に接するように、リヴに来院した動物たちに思わず話しかけてしまいます♪ 私たちにとっては、特別な事ではないのですが、飼い主様方からは「嬉しい」という、評価を頂き、私たちもそう思っていただけてとても嬉しく、さらに会話がはずみます。

もちろん動物たちから、言葉のお返事はありませんが、動物そして飼い主様が応えてくださいます!

 そしていつしか、リヴには ほほえみや笑い声があふれます!

 

当院のスタッフたちは、「動物が好き」という思いからこの職業を目指し

実習で当院を経験し、共感した学生がリヴにスタッフとして迎えられます。

スタッフたちは、だんだんと動物だけではなく

飼い主様方とのお話が何より楽しい時間と感じているようです。

スタッフそれぞれの個性は違いますが、当院のスタッフには「人としてのあたたかさ」があります。

   これも…ありきたり…ではないようです ♪ 

リヴで働くスタッフに、共感を持ってくださった飼い主様が、またリヴに足を運んでくださいます!

 

病院は動物にとって、ストレスの多い場所。飼い主様にとっても、あまり通いたくない場所。

ところが、動物病院には「動物好きが集う」という共通点があります! 

病気をした!手術もした!ダイエットに成功した!と、主役のお話で持ちきりです!

つらい状況の時に、お隣の方が自分の子(動物)の事のように一緒に涙を流される事も・・・

 

  医院理念 「動物と共に生きる喜びを感じていただく事」 

『獣医学プラス心』をモットーに、動物と飼い主様との出会いを大切にしています。   

 

     ◆ 「自分の波長」にあった病院を選んで通いたい

     ◆ この子(動物)に、話しかけてくれる病院に通いたい

 

獣医師・スタッフ・動物・飼い主様 が それぞれの波長で会話を楽しみます

        リヴには そんな…波長の…空気が流れます♪     

 


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動物慰霊祭

2012年11月03日 | コラム

 毎年、古賀市にある(財)福岡県動物愛護センターにおいて
「動物慰霊祭」が行われます。

 この慰霊祭は、不幸にして尊い生命を犠牲にした犬及び猫の霊を慰め
冥福を祈るとともに、動物愛護精神の高揚と適正飼育の普及啓発を図り
人間と動物とが共生できる豊かな社会の実現を目的とするものです。
 そして、慰霊祭をより充実したものにするために、動物愛護に関する
講演会も併せて開催されます。


 当院は、慰霊祭出席のほか、動物霊園に出向き 哀悼の意を捧げ
尊い命を亡くした動物達のご冥福を 心よりお祈りしています。


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東日本大震災後の動物たちの現状

2012年10月09日 | コラム

H23.9 掲載  記: リヴスタッフ

 先日、院長不在の際に代診として当院に来てくださった船津先生から、福島原発20km圏内に残された動物たちのお話をお聞きすることが出来ました。

 船津先生は、福岡県中間市にあるハーレー動物病院の院長先生で、当院の院長の師匠でもある方です。そして、獣医師会でも幅広くご活躍なさってます。

 毎日、診察や会議、学会等でお忙しくされているその船津先生が西日本からたった1名、7月17日・18日にボランティアとして、福島で被災したイヌ・ネコの保護活動に行かれたそうです。そして、先日の8月5日には、2度目の訪問をされたそうです。

 

お話が長くなってしまうので、まずは私たちなりの受け取り方で結論から書かせてもらいます。

 震災が起きたことで、やむなく動物と飼主さんが離れ離れの生活を余儀なくされた。そうなることで、本当の飼い主が見つからずイヌネコの避難所には、イヌネコがあふれかえってしまい、避難所も手いっぱいの状態であること。

 きっと前例がないため、そうせざるを得なかったのが現状だと思います。ましてや、あんなに大きな津波がきてしまったら、平常心ではいられないですよね。

 ただ、もし飼い主さんと一緒に過ごせる避難所、もしくは、一緒に逃げることが出来ていれば、マイクロチップがもっと普及していれば、誰に飼われていた子なのかはっきりするので、途方に暮れるイヌネコは少なかったかも知れません。

 今後、またこのような事態が発生した時の対策を、今からしっかりと考えておくことが大切なんだ、、と感じました。

 

 下記に書くことは、私たちが船津先生に聞いた福島の現状でした。

お時間がある方は、読んでいただければ‥と思います。

 大地震から今月で5ヶ月が経ちます。いまだにテレビでは原発の話はよく聞きますが、被災した動物の話だったり原発20km圏内が今どのような状況か、などの話はあまり聞かなくなったし、よくわからないですよね。

 今現在の福島は、いまだに原発20km圏内には、野良化したイヌやネコがいるそうです。(頭数は定かではないそうです)

 ボランティアさんが交互に連絡を取り合いながら、毎日エサや水などを所定の位置に置いているそうで、そのおかげで、その野良イヌやネコは生き延びていられるのだろう。とおっしゃっていました。

 今は野良になってしまっている子も震災前はきっと飼いイヌや飼いネコとして生活していたはずです。

 今放浪している子たちも保護してあげたいのですが、なかなかうまくいかない事も多いようで、震災の影響からか警戒心が非常に強く、ボランティアさんが近づくことも出来ない子もたくさんいるそうです。

 それでも諦めずに、毎日動物のために暑い中ボランティア活動をされているそうです。

 また、倉庫のような建物を『シェルター(イヌ・ネコ避難所)』として、管理しているそうです。

 冷暖房完備のとても広い場所で、1匹1匹は大きめのケ-ジに入っており、どの子も怯える様子もなく、落ち着いた雰囲気でくつろいでいる写真も見せてもらいました。ここまで聞くとすべて順調にいっているように聞こえますが、

 実は、下記のような問題が起きているようです。

     ・イヌ・ネコの入るスペースがもう限界に近づいている。

     ・お世話をしてくださる方の人数が少ない。

 今、この施設でボランティア活動をされている方は約20名ほど。それに対して、預かっているイヌ・ネコは約200頭。

 ざっと計算しても、1人の方が10頭以上の子のお世話をしていることになります。

 毎日1匹ずつ、散歩・食餌のお世話・健康管理・犬舎の掃除などなど‥‥それを10頭こなしていたら、あっという間に夜になり‥‥1日が終わったらあっという間に朝が来て毎日その繰り返しだそうです。

 県外からもイヌ・ネコを預かります!!と名乗ってきてくださる方もいるそうですが、放射線を浴びているかもしれないイヌ・ネコを県外に出すのは、簡単ではないのが現状だそうです。

 このようなお話を聞いて、同じ日本でこんなにも違う毎日を過ごしていることを知り、また、被害にあった人々や動物たちがこれから先、いつになったら安心した生活ができるのかな?など考えさせられ、非常に胸が熱くなりました。

 5ヶ月たった今でも、震災当時とまだまだかわらないのだな‥と感じました。

 

 最後に船津先生は

 『私たちに出来ることがあるとしたら、このような福島の現状を1人でも多くの方に知ってもらうこと。』

 と、おっしゃっていました。

 1人でも多くの方に現状を知ってもらって、今もなお、このような現実と戦っている人々や動物がいるのだということを忘れてはいけないなと思いました。それと同時に、この先このような事態が起きたとき、どうしたら飼い主と動物が離れず非難生活を送ることができるか、考えておくことも必要だなと思いました。

 船津先生からこのお話を聞かなければ、今の福島の現状を知ることもできませんでした。このような貴重なお話をお聞きすることが出来たので、皆様にもお伝えしたく、長い文章になりましたが、ブログにアップしてみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 追伸:現地での活動費用の多くは、全国からの義捐金でまかなわれているとの事です。動物関連の義捐金は動物病院などの窓口に限られてきます。当院で集まった義捐金は日本獣医師会を通して寄付いたしますので、今後もご協力頂けると幸いです。


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ボランティア活動(学校動物飼育学習)

2012年10月04日 | コラム

 小学校における「動物飼育学習」への協力

ある小学校より「モルモット」の継続的な飼育を通しての生活科学習への協力依頼を受け 当リヴ動物病院 全スタッフにて 積極的にご依頼に協力をしていく事が決まりました。

 

*主な協力内容

     ●モルモットの基本的な飼い方や気をつける事などについてのお話

     ●授業に参加して、専門的な視野からの助言

     ●動物に接する時に心がけている事や体験談のお話

     ●子ども達からの飼育についての疑問への返答

     ●定期健診や病気になった時の助言

*生活科学習での飼育活動の目的

 生活科の授業において小動物(モルモット)の飼育を通して成長の様子に感心を持ち 小動物が生命をもっていることや成長していることに気付き、生き物への親しみをもち 大切にすることがねらい。

 

*私たちリヴ動物病院スタッフにできる事

今回、この依頼をお受けするにあたって、全スタッフで考案し、話し合いを繰り返しながら、子ども達が積極的にかつ大切に育ててくれるよう、生命の尊さを 伝えていきたいと思っています。

そして 当院の医院理念 「動物と 共に生きる喜びを感じていただく事」 を念頭に

子ども達にも「動物と一緒に過ごす時間」の素晴らしさを感じてもらえるよう 飼育係を中心に、全ての子ども達がモルモットと関わったことで生まれる「感情」に 目をむけ、この学習の目的を果たせるよう取り組んでいきます。

子ども達との出会いの日に向けて、スタッフたちは勉強と準備を始めました。 その様子は、またブログにてご報告いたします。

 

子ども達 と リヴ動物病院との出会いで「素敵な感情」が育まれる事を願っています。             


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募金活動

2012年06月17日 | コラム

 当院では、社会貢献の一環として募金活動を行っております。

当院で、ワクチンを接種された際の接種料金の一部を
募金させていただき募金活動を行っております。
当年度は「JCV活動」に募金いたしました。今後も引続き行う予定です。
(当初は「めぐまれない犬猫」への募金と考えておりましたが
 社会貢献の一環とし、目的の幅を広げる事といたしました。)

当院でワクチンを接種される事で、
世界の子ども数人にポリオワクチンを、皆様も募金している事になります。

現在の募金先→JCV活動・・・世界の子供にワクチンを日本委員会
JCVはワクチンだけに支援を限定して活動しているわが国唯一のNPO法人
(主な支援国:ミャンマーなど)
      ポリオワクチンは20円。     
      百円玉1個で子供の命が救える
      ホークスの和田選手ほか有名人が活動参加

 
 *受付に設置した募金箱にも皆様より募金を頂いております*
        心よりお礼申し上げます。 
  
     □ 身体障害者補助犬募金
     □ 過剰繁殖問題対策募金
     □ 東日本大震災における被災動物救済募金


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犬猫の殺処分ゼロを目指そう~キリカン洋行の取り組み~

2012年05月29日 | コラム

キリカン洋行さんの取り組みを応援しています!    

犬猫の殺処分ゼロを目指そう!

 

行政による犬猫の殺処分頭数は約24万頭。 「里親制度」によって救える命があります。

キリカン洋行さんは「ノルバサンサンシャンプー0.5」を 保護団体へ寄付することにより、助けを必要とする 犬猫たちのセカンドチャンスを応援されています!

保護団体に保護された犬猫たちが必ず最初に受けるケア… それが「シャンプー」なのだそうです。

捨てるのが人間なら、助けられるのも人間です。 みんなで一緒に考えてみませんか?

Shampoo for the 2nd Chance PROJECT!の活動内容をご紹介したリーフレットは 待合室に設置しております。是非ご覧ください。

福岡県の殺処分頭数は昨年まで全国ワースト1でした… 獣医師会においても「猫の不妊手術の補助」や「里親譲渡前の不妊手術」等 獣医師会員で殺処分頭数を減らすための積極的な活動を行っております。 最新の情報では、福岡県ワースト2となったそうです。 まだまだ多い事には変わりありませんが、確実に1歩が踏み出されています。 「人間と動物」が共に暮らせる良い環境作りのために 「人間」が意識を変えていく事が求められています。


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