福岡県糟屋郡須恵町 リヴ動物病院           こちらで病院紹介を行っています。

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第4回犬学セミナーに参加してきました

2014年10月31日 | セミナー参加

今月も宗像のPositive Windさんで行われた「犬学セミナー」に参加してきました!

今回からは、いよいよ具体的なトレーニング内容についてでした。

「ハウストレーニング」と「トイレトレーニング」

ここで習ったことは、ハウスとは「安心できる場所(人も犬も周囲も)」ということ。

ハウスはちゃんと安心できる場所とわんちゃんに定着させ、ハウスに入ると公園に行ける♪など、いいイメージをつけておくことで動物病院に連れて行くのに大変な思いをせずにつれていけたり、避難時・避難場所としても利用できるようになる…ということでした。

またトイレトレーニングもおうちの中で飼われている方だったり、逆に外でしかできないわんちゃんにとっても決められた場所でトイレをするということは人と犬お互いにとって負担が軽くなりますよね!

今までトレーニングのやり方に関して知らないことばかりでしたが、ここでセミナーを受けること新たな発見だったりトレーニングの重要性にも気づかされます。

残り2回の犬学セミナーで、さらにしっかりと聴いていこうと思います。

 

獣医師 平湯


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院内歯科セミナーを行いました

2014年10月29日 | セミナー参加

先日、院内で歯科処置についてのセミナーを行いました。

きっかけは、当院で新しく導入した歯科用ユニットのエアーベッツDC 51です。

この新しい歯科用ユニットの性能を活かす為に、エム・エスグループの井ノ口さんにお願いして、歯科ラボという形で模型を使って実際の予防歯科処置および口腔外科治療の実習を行わせて頂きました。

 

↑上顎の第4前臼歯の抜歯のレクチャー中

 

↑高速ハンドピースの使い方のコツをレクチャー中

 

これらの処置は現在も当院で実施しているものですが、今後は更にクオリティーの高い処置をご提供出来ると思います。

 

獣医師 佐藤


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11月勤務獣医師&診療カレンダー

2014年10月27日 | 休診日のお知らせ

臨時休診や院長不在の日がございますので、下記カレンダーで確認され、ご利用ください。

 

 

 クリックすると、カレンダーが表示されます!

 

 スマホの方はこちら からご覧ください!

 

 

 

~6月より、水曜と土曜も19時までの診療となりました~

 

 


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去勢手術の蓮ちゃん

2014年10月27日 | 診療科目

先日、去勢手術をした蓮ちゃんです。

写真ではうつむき加減で悲しげに見えますが、お顔はとってもキュートでおとなしい蓮ちゃんでした♪

また、今回蓮ちゃんは歯をきれいにして(予防歯科処置)、歯周病が進んでいた歯に対しては口腔外科の処置も同時に行いました。

↑処置前

↑処置後

(左側上顎第3、4前臼歯を抜いています。)

これから少しずつ、ゆっくりとハミガキにもなれていってもらいたいです♪

 

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

 

獣医師 平湯


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学際セミナーに参加してきました

2014年10月25日 | セミナー参加

先日、月1回のペースで行われる学際セミナーに参加してきました。

今回の内容は「心エコー図検査で診る 動物の心疾患診療の実際」についてでした。

 講師は東京動物心臓病センター センター長であり、獣医循環器認定医である岩永孝治先生でした。

講義の内容も、心エコー図検査で誤診しないコツ・犬の弁膜症について・猫の心筋症についてなど、日々の臨床の現場で出くわす内容を主にしてくださいました。

技術をすぐに生かす!ということはまだまだできませんが、ここで得た知識を少しでも診察やこれからの勉強に生かしていきたいと思います。

 

獣医師 平湯


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11月の臨時休診日のお知らせ

2014年10月24日 | 休診日のお知らせ

11月の臨時休診日のお知らせです。

  3日(祝:月)臨時休診
  19日(水)臨時休診
 26日(水)午後休診

*今月は、院長佐藤の予定として、学会や出張が重なっております。後日掲載いたします「獣医師勤務カレンダー」をご覧ください。皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。


6月から、水曜日と土曜日が、19時までの診療となりました。
お昼の時間帯の12時から16時は、手術と並行して診療をおこないますので
予約が必要です。ご希望の方はお電話にて、ご予約ください。
日曜日は、従来と同じく午前中のみの診療です。

診療時間の拡大に伴い院長・獣医師の勤務日が以前と異なるため、勤務予定が整い次第「獣医師勤務カレンダー」にてお知らせ致します。


地域: 福岡県 糟屋郡 粕屋 須恵 志免 宇美 篠栗 リヴ動物病院 TEL 092-933-0686


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頭部皮膚潰瘍のゴンちゃん

2014年10月23日 | 診療科目

今回のお話しは、「2ー3週間前から頭を掻きむしっている」とのことで来院されたゴンちゃんです。

↑病院に来てご不満そうなゴンちゃん

↑でも後ろを振り向くと、こんな状態に

 

病変の潰瘍形成が重度でしたので、当初は悪い病気も疑い皮膚検査を行いましたが特別な異常は見当たりませんでした。

そこで、経過が長いことを考慮して初期治療は単純な細菌性皮膚炎の治療を行う事に。

本人がかなり病変部を気にしているとのことでしたので、抗生剤の投薬にエリザベスカラーの装着をお願いしました。

するとみるみる良くなり、

 

↑左:治療7日後、右:治療21日後

3週間後には、本人も全く気にしてないとのことで治療を終了しました。

猫さんの皮膚病は猫という種の特性上、皮膚のアレルギー反応が起こり易く、どのような原因であれ一旦病変が悪化すると急激に酷くなりますのでご注意下さいね。

 

↑治療後は落ち着いた顔つきになりました

 

獣医師 佐藤


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避妊手術の心愛ちゃん

2014年10月21日 | 診療科目

先日、避妊手術を行った心愛(ここあ)ちゃんです♪

一見、柴犬さんのような見た目のここあちゃん。さわり心地もつやつや、お尻もふりふりでとてもお利口さんで頑張っていました♪

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

 

獣医師 平湯


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10月の福岡レクチャーシリーズに参加してきました。

2014年10月18日 | セミナー参加

先日、日本臨床獣医学フォーラム主催の福岡レクチャーシリーズに参加してきました。

当日は同じ会場でコンサートも行われていたため、周りの駐車場は車や人で溢れかえっていました!

今回は消化器系の画像診断part2(消化管・膵外分泌)でした。

講師は前回に引き続き株式会社スカイベッツ,日本小動物医療センター画像診断部長小野晋先生です。

今回もたくさんのエコーの動画やレントゲン写真を使ったり、また教科書には載っていないエコーでの膵臓の見方などを説明してくださいました。

今後の診察に生かせるように頑張ります。

 

獣医師 平湯


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去勢手術のそらちゃん

2014年10月15日 | 診療科目

先日、去勢手術をしたそらちゃんです。

とても人懐っこくて、犬舎のドアを開けるとしっぽをプリプリしながら出てきてくれます。

今回、そらちゃんは潜在精巣(陰睾)といって片方の精巣がおなかの中に残ったままだったので、おなかを開けての手術になりました。

陰睾では体温により精巣が刺激を受け、腫瘍化が起こりやすくなるので大変危険です。

また、そらちゃんは乳歯が抜けずに残っていたので、乳歯抜歯も同時に行いました。

乳歯が残っていると、永久歯との間に歯垢がたまりやすく歯周病の原因になってしまいます。

1度の麻酔でどちらも処置ができて良かったです。

当院にご依頼頂きありがとうございました。

ご信頼に応え無事手術は終わっております。

 

獣医師 酒井


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アポクリン腺癌のみづきちゃん

2014年10月13日 | 診療科目

先日、背中のできものが大きくなってきたと相談に来られたのは、猫のみづきちゃんです。

診察をしてみると、背中に20mmほどの軟らかいしこりがありました。

内部は液体が貯留しており水泡のような良性の病変を疑いましたが、増大傾向にあるとのことでしたので、切除することになりました。

 

↑処置前のみづきちゃん

↑切除前の様子

腫瘤の底部固着は認められず境界も明瞭でしたので、固着した皮膚ごと腫瘤を切除する形で手術を終了しました。

↑摘出した腫瘤に切開を加えた所見

手術の所見から良性病変を疑っていましたが、念のため術後に病理検査も行った所「アポクリン腺癌(住化テクノサービス)という悪性腫瘍でした。

アポクリン腺とはは猫などの被毛動物の汗腺で、アポクリン腺癌とはこのアポクリン腺由来の悪性腫瘍です。ちなみに、アポクリン腺由来の腫瘍は8歳以上のネコに多く発生し、発生のピークは約11歳、その発生部位は頭部(約37%)あるいは四肢(約18%)が多いと報告されています。良性と悪性の比率は3:1と良性が多く発生しますが、高齢になると悪性の 割合が高くなるとのことでした。

幸い低~中悪性度で、マージンも確保されていましたので、再発の可能性は低いとの事でした。(見た目に騙されず、切除後検査を行っておいてよかった)

また、いっときは検診が必要ですが、このまま再発が無いことを願うばかりです。

 

獣医師 佐藤

 


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肛門嚢が破裂したはなちゃん

2014年10月10日 | 診療科目

今回は動物に特有の臭腺である肛門嚢が破れたはなちゃんを紹介します

肛門嚢とは人間にはない動物特有のニオイ袋のことで、肛門の周囲にあり(時計で表すと4時・8時の方向に左右1か所ずつあります)、においがきつい分泌液が溜まっています。

通常は排便時や興奮して力んだ時などに周囲の筋肉が収縮するので、便と一緒に出ているのですが、加齢による筋力の低下や食べ物の影響などによる分泌液の性質の変化(ドロドロの泥状になったり)するとうまく出て行かず溜まってしまうことがあります。

そうなると肛門嚢が腫れあがり、最終的には破けて皮膚に穴が開くことがあり、今回のはなちゃんもその状態でした。

最初はお尻から血が出ているとのことで来院され、尻尾をめくってみるとビックリ!

肛門の斜め下に直径5mm位の穴が開いており、化膿もしていました。

穴の場所から肛門腺の破裂を疑い、洗浄と化膿止めの処置で経過を見ていきました。

↑3日後の様子です。

左側の穴はやや縮小しています。

分かりにくいですが右側の肛門嚢も破れ、出血しています。

↑さらに3日後

両方ともほぼ塞がり、かさぶたが出来ています。

 ↑1週間後、完治しました。

一度、肛門嚢破裂を起こした仔は再発しやすいため、今後も定期的に

肛門腺絞りを行っていく予定です。

  獣医師 小芦


 


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棘細胞性エナメル上皮腫のアレックちゃん

2014年10月07日 | 診療科目

「お口のおできが大きくなってきている」と来院されたのは、いつも愛嬌のいいアレックちゃんでした。

診察すると右側の下顎に直径20mm程度の腫瘤を確認、増大傾向にあるとの事でしたので飼い主の方と相談して切除する事になりました。

↑手術前の神妙な顔立ちのアレックちゃん

 

 

↑腫瘤は第3ー4前臼歯間に存在しておりました

腫瘤の肉眼的形態から歯原性腫瘍を疑い、腫瘤の切除および第3−4前臼歯の抜歯および周囲歯槽骨の切削後にフラッピングを行い終了しました。

↑術後の状態です

術後3日間は少し元気が無かったアレックちゃんですが、

 

検診の時にはいつもの元気な様子に戻ってました。

そして、病理組織検査の結果は「棘細胞性エナメル上皮腫」という歯原性腫瘍でした。

(今回の病理組織検査は住化テクノサービス株式会社さんに依頼しました)

この腫瘍は転移性はありませんが、局所再発が認められる腫瘍なので経過をみていく必要があります。

 

↑術後2週間の様子

術後の様子も順調ですが、当面は検診を続ける予定です。

 

獣医師 佐藤

 


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帝王切開のチビスケちゃん

2014年10月04日 | 診療科目

先日「お腹が大きくなってきた」と相談に連れて来られたのは、猫のチビスケちゃんです。

↑大人しいチビスケちゃん

 

レントゲンとエコー検査で調べた結果、2匹の元気な赤ちゃんを確認!オメデタでした!

その時に「あと2週間くらいで産まれるでしょうね」とお話ししたものの・・・2週間を過ぎても全く産まれ区気配もなく。

心配になったので、もう一回胎仔の確認をすることになりました。 

↑その時のレントゲン写真

 

レントゲンで確認すると、2匹の胎仔はスクスクと大きくなっていました・・・母親の骨盤の大きさよりも大きく。

胎児は母親の骨盤を通過して産まれてきますが、このままでは明らかに陣痛が来た時に難産になってしまう可能性が高いので、飼い主の方に相談した所、予定帝王切開を行う事にしました。

また、「これ以上増えては困る」とのことでしたので、帝王切開に続いて不妊手術も実施しました。

 

そして出て来た赤ちゃんがこちら!

 

↑2匹とも真っ白で綿毛のようですね

 

↑2週間後には倍の大きさに!

 

これからも元気にスクスク育って下さいね。

 

獣医師 佐藤

 


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小動物臨床講習会に参加してきました

2014年10月01日 | セミナー参加

先日、国際会議場で行われた小動物臨床講習会に参加してきました。

今回はいつもと違い、スーツで参加しました。

めったにスーツを着ないのでなんだか違和感です

 

演題は「心臓病はちょっと苦手!な先生のための心臓病学」

講師は愛知県 千村動物病院院長 帯広畜産大学 非常勤講師 千村収一先生でした。

学生の頃から心臓病は苦手だったのでついていけるかなと不安でしたが、前半は犬、猫によく見られる病気をエコー、レントゲン、心電図を交えながら教えてくださいました。

お昼はお弁当を食べながら講演を聞くランチョンセミナーで、最近出た猫の慢性腎不全に対する治療薬のお話を聞きました。

千村先生は循環器の認定医でもあるので、後半は少し専門的な内容も入ってきてなかなか難しかったですが、とても勉強になりました。

もっと勉強しよう!と思った1日でした。

 

獣医師 酒井

 

 


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