リヴ動物病院のウェブサイトがこの度新しくなりました。
診療・診察のご案内はこれまで通りもちろん行いますが、
クリニックのリニューアルと合わせて始まったペットホテルやサロンのご案内を始め、
イベント・セミナー等の情報もお届けしてまいります。
また、今後はブログ更新もウェブサイト内でお届けいたします。
どうぞ今後ともリヴ動物病院をよろしくお願い致します。
獣医師 佐藤
リヴ動物病院のウェブサイトがこの度新しくなりました。
診療・診察のご案内はこれまで通りもちろん行いますが、
クリニックのリニューアルと合わせて始まったペットホテルやサロンのご案内を始め、
イベント・セミナー等の情報もお届けしてまいります。
また、今後はブログ更新もウェブサイト内でお届けいたします。
どうぞ今後ともリヴ動物病院をよろしくお願い致します。
獣医師 佐藤
平成26年度の狂犬病集合注射の時期がやってきました。
先日今年度初の出動として、宇美どうぶつ病院の紀平先生と一緒に宇美町の接種業務に行ってきました。
当日は過ごしやすい小春日和で、無事に業務を行えました。
今年も無事故を願いながら頑張ります。
獣医師 佐藤
近頃は、だんだんと秋を感じる気候になってきましたね。
寒いのは苦手なので、このくらいの気候がずっと続いてくれると嬉しいのですが、そうは言っても冬は容赦なくやってくるので風邪には気をつけないとと思う今日この頃です。
さて、動物病院で手術を受けた後に装着するエリザベスカラーと言うものがありますが、皆さんはご存知ですか?
↑エリザベスカラーはこのようなものです
動物たちは身体に傷があると本能的に自分で舐めてしまう習性があります。
実際に手術をした後の傷が十分治癒するまでの間に舐めてしまうと、せっかく縫合した傷口が開いてしまったり感染を起こしてしまったりしてしまいます。
そんなことが起こってしまっては大変ですので、先人たちの知恵で産み出されたのが「傷口を舐められないようにするための器具」エリザベスカラーです(動物たちは舐めるだけでなく足て掻いて傷にダメージを与えてしまうこともあるので完璧ではありませんが)。
これは本当によくできたものですが、一点困ったことといえば装着中はとにかく生活がしずらいことです。
見た目にも「かわいそう」と感じるオーナーの方も多い中、「傷口が開くよりはマシです!頑張ってつけておいてください!」という私たちも辛い気持ちでした。
そこで今回当院に導入したものが「エリザベスウェア」です。
このウェアはカラーの代わりになるということで、間違いなく術後の生活は楽になるとおもいます。
今回はあくまでも試験的導入ですが、みなさんの反応がよければ定番化も考えています!
サイズが小型犬~中型犬と猫用がありますので、ご希望の方はご相談ください。
追加の費用については、個別にご案内させていただきます。
獣医師 佐藤
かけがえのないペットとの幸せな生活を送るために欠かせないものといえば、ご家族やペットの健康ですね。
その上で健康診断がとても大切なことは、皆さんも十分ご存知のことと思います。
僕の周りでも「今年はコレステロールが引っかかった」「今年は初めて胃カメラを受けてみるんだ」などの話はよく聞きます。
近年、人と同じようにペットも健康診断の重要性が広く知られ始めていますが、実はその健康診断の内容については、日本で統一された基準はなく、個々の動物病院の判断に委ねられていました。
team HOPEでは、その理念の達成のために日本全国どこで受けても同じ内容の健康診断プランを作成し、もうすぐ日本全国でteam HOPEの健康診断がスタートします。
健康診断の内容は、かなり充実したものになっており、多くの隠れた病気を見つけることができるものに仕上がっております。
そこで、この健康診断のプレスタートとして、9月中の限定10組までではありますが、お得な費用で受けていただけるプランをご用意しました(先着順になりますので、ご了承ください)。
この健康診断をご希望の場合は、ご予約が必要になりますので、ご注意ください。
詳細は、受付にてお問い合わせくださいね。
獣医師 佐藤
先日、「Team HOPE九州地区セミナー2015」が博多で開催されました。
平日の夜、多くの動物病院では診療時間終了後間もない時間帯であったにも関わらず、参加獣医師が約80名と、多くの人数に参加していただき、「このteamHOPEの活動を知りたい!興味がある!」という気持ちの広がりを実感することができました。
今回は「team HOPEが推奨するペットの健康診断と、これからの予防医療」という標題のもと、team HOPE関係者によるプレゼンテーション
および
team HOPE学術アドバイザーの石田卓夫先生による「新しい獣医学の実践:病気になったら治す獣医学 vs 病気になる前に動く先手必勝の獣医学」というセミナーを開催させていただきました。
↑teamHOPE九州地区代表挨拶をする青木先生
↑基調なセミナーをしていただいた石田先生
今回の石田先生のセミナーは、個人的にもすごく楽しみにしていたので、とても有意義な時間を過ごすことができました。
↑ちなみに、僕も少しだけ話すお役目をいただきました。
最後は、関係者・希望者をあわせて懇親会です。皆さん、大変お疲れ様でした!
獣医師 佐藤
マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)。
福岡で初めての感染者が出たのがつい先日のことでしたが、予想以上に九州での感染が広がっているみたいですね。
致死率30%もかなりの驚異です。←人の割合ですよ!
「対岸の火事」ではなく、皆さんとご家族の驚異になりえますので、日頃からちゃんと、この病気に対して意識を持った生活を心がけてくださいね。
特に草むらには注意です!
獣医師 佐藤
おはようございます。
昨日、インターネットでNHKニュースを見ていたらこんなニュースが!
マダニ媒介の感染症 初確認
リヴでも院内でSFTSの注意はしていましたが、福岡で初めての発生が地元だったのは驚きました。
SFTSの詳細は国立感染症研究所のホームページをご覧下さい。
マダニは、草むらに居ます!皆さんお気をつけ下さい!
獣医師 佐藤
先週の日曜日は午前中の診療が終わった後に、セミナーと福岡県獣医師会小動物部会の総会に出席してきました。
その後、獣医教育・先端技術研究所のレジデントである新坊先生が、2年間の研修を終え
卒業されるということで、卒業会に参加してきました。
当院でもCT検査をお願いする時にお世話になった先生ですので、寂しくなります。
お話しでは、今後は帯広畜産大学で研修医として働くとお聞きしていますので、新天地でのご活躍を願っております。
獣医師 佐藤
先日、隣町の篠栗町での狂犬病の集合注射に参加してきました。
毎年、篠栗町は雨になることが多いのですが、今年は晴天で、とても気持ちがよかったです!
ご都合で集合注射を受けられなかった場合は、近隣の動物病院でも接種出来ますので、お問い合わせ下さいね。
獣医師 佐藤
先日お伝えしたように、トータル3日間の就職説明会に参加してきました。
移動は大変でしたが、学生さん達にリヴの魅力を伝えるために頑張ってきました!
さて、何人の学生さんがリヴに見学へ来てくれるでしょうか?
もしリヴで学生さんを見かけたら、楽しくいじって下さいね!
獣医師 佐藤
先日、地元の獣医師会の総会に参加してきました。
主に、地元で行われる動物愛護活動や狂犬病事業の打ち合せが行われました。
地域に密着した活動を行う上で大切な集まりの一つです。
獣医師 佐藤
今回のお話しは猫さんのフィラリア症についてです。
ここでは、フィラリアとは?というお話しは割愛しますが、一応知らない方の為に詳しい説明がされているページのリンクを張っておきますね。
このフィラリアという寄生虫はイヌ科動物に宿主する寄生虫ですが、偶発的にイヌ科以外の動物にも寄生する事は知られていました。特に身近な動物である猫への寄生も確認されていましたが、寄生率や病気としての発症率などについては詳細には知られていませんでした。
猫の病気を治療する立場の獣医師でさえ、「猫のフィラリア症なんて、とても珍しいこと」として認識していることが多いと思います(実際に私もそう思っていました)。
では、何故「猫のフィラリア症は珍しい」という認識が一般的だったのでしょうか?
実は猫のフィラリア症は非常に分かり難い(発見され難い)特徴があったのです。
例えば、犬と猫にそれぞれ100匹のフィラリアが感染したとします。もともとイヌ科に感染するフィラリアは犬の身体の中で成長し易く進化してきている寄生虫なので、約75匹のフィラリアが成虫になって心臓に寄生するようになるそうでうが、猫では成虫になって心臓に到達するフィラリアはせいぜい2−3匹なのだそうです。
この寄生数が少ないところが曲者で、「寄生数が少数なのに命に関わる症状が出てしまう。それも突然に!」というところが問題なのです。
少数寄生の問題から、猫がフィラリアに感染している・していないの診断をする上では以下のようなことが起こります。
寄生数が少ないので犬で一般的に行われているフィラリアの抗原検査やミクロフィラリア検査では検出出来ないケースが多く、フィラリア症と診断出来ないことに繋がります。(現在ではフィラリアの抗体検査や高性能な超音波診断装置での心臓エコー検査などによって確定診断されていますが、様々な箇所に煩雑さが出てくるので、検査結果の解釈には難しさが残ります。)
また、発症のしかたの問題からも以下のようなことが起こります。
猫のフィラリア症には二種類の症状があって、一つはフィラリアが侵入した時に起こる『2週間くらい続く軽い咳』のような症状で、犬糸状虫随伴呼吸器疾患(HARD:heartworm-associated respiratory disease)と言われています。猫喘息と症状が非常に似ている上に症状が一時的なので、飼い主サイドも獣医師サイドも実際には「あまり重大な問題とは捉えていなかった」というのが実際だと思われます。
HARDの症状が治まった後は、特別な症状はなく、一見健康な猫と同じように見えますが、次に起こる症状はフィラリアの成虫が寿命を迎えて死んだ後に起こる肺動脈栓塞による「突然死」です。これは、だいたいフィラリア感染後2年でおこると言われています。このような経過を辿る場合、「あとになって何故突然死したのか」はまず解明されません。
このように、診断の難しさと症状の特徴によって、実際生存中にフィラリア症と診断された猫は少なく、長年「猫のフィラリア症は珍しい病気」と認識されてしまっていたと言うことが本質にあると思われます。
以下に、猫のフィラリア症の情報が載ってるサイトをリンクしておきます。
そこで近年、猫がフィラリアに感染しているのか実際に調べた検査結果が発表されました。
それは、驚くべき結果だったのですが、大まかに説明すると
「猫の10匹に1匹はフィラリアに感染したことがある」というものと、
「感染した結果が出た猫の約40%は外に出ない室内猫だった」ということでした。
この想像以上の結果に、獣医師としてとても反省させられました。
以上の理由から、猫フィラリア症に対する当院のスタンスを今までの「心配なら予防をした方がいいよ」から今後は「是非予防をしてあげて下さい」というものに変えさせて頂きます。
当院でお勧めさせて頂いている猫のフィラリア症予防薬は「レボリューション」という皮膚に滴下するタイプのお薬です。「ノミの予防のついでにという感覚」で簡単にフィラリア予防までできるので、お勧めですね。
もちろんフィラリアの予防は任意(ご希望があれば)ですので、当院が強制するものではありません。
今後も適切な医療を受けていただけるように、新しい情報を吟味して行きたいと思います。
獣医師 佐藤
平成27年度狂犬病予防接種事業の地区の集合注射事業に参加してきました。
先日は午前中霧雨が降る中でしたが午後には止み始め、無事に開催出来て良かったです。
↑宇美町役場の駐車場の会場
近年、狂犬病ワクチンの接種率が下がっていると聞きますが、皆さんはちゃんと接種出来てますか?
狂犬病予防注射は、人を守る為のもの!
それは、あなた自身や愛するご家族や未来の子供達です!
皆さんの意思で未来は変わります!
是非、予防接種を受けて下さいね。
獣医師 佐藤
お話しが少し遅れましたが、先月の24日に福岡原子力防災訓練にVMATの隊員として参加してきました。
当日は、信頼しているスタッフにリヴを任せての参加でしたのが、何かご不便をおかけした点がありましたら、ご連絡頂けると幸いです。
さて、防災訓練への参加は昨年の6月に苅田町で行われた防災訓練とあわせて2回目になりますが、今回の防災訓練は九州電力玄海原子力発電所における事故で全面緊急事態となったと想定しての訓練でしたので、受付の後、避難車両、人、動物のスクリーニング検査(放射線量測定)が行われました。
その後、同行避難してきたペットの収容前検査をVMATが行い、医師会の先生が人の健診を行うという流れで、訓練が進められました。
受付やスクリーニング検査、ペットの健診収容、人の健診等の部署に分かれての作業は、各部署の連携が必須で、この防災訓練を続けていく事はとても重要なことだと認識しました。
福岡県で動物病院を運営している立場として、当院が出来る地域貢献を考えていく事も大切な分野です。
リヴに関わる全ての人に愛して頂ける動物病院であり続けたいと願っております。
獣医師 佐藤