京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

腐らず焦らず、やるしかありません

2009-05-25 | 高校生レスリング
インターハイ予選まで2週間を切りました。
この時期なのに怪我人が出てしまいました。
また、怪我の回復が遅れたりと思うようにいかない状況です。
ホント、私が思っているとおり上手く進みません。
JOC前に故障をし、JOCに強行出場した山原健太。
回復が遅く、いまだにマットワークができません。
昨日は池田智が肘を重傷。
山本翔輝は膝の故障と
池田 智、山原健太、山本翔輝の3人は予選に間に合うかどうか?の崖っぷち状態。
主力3選手がこんな状態で、間に合ってもまともに試合ができるのか?
「これで団体は戦えるのか?」「勝つのは難しいかも」と思っている部員達には
「考え方を変えろ」といいたい。
やってみてもいないのに、なぜそんなことが言えるのか。
状況が苦しく、難しければ難しいほど、
痛みが伴うなら伴うほど、
犠牲が大きければ大きいほど、
それをやり遂げたあとの喜びは大きくなる。
困難を乗り越えて得たものの価値は、それだけ高まる。
秋の新人戦に、あのような形で敗れ、いまはとにかくチャレンジャー。
不安でいても仕方がない。
失敗するか成功するかは、やってみなければわからない。
失敗したら、その時点でまた、次を考えればいい。
とにかくいまは全力で取り組むことです。
田中幸太郎が2年生の時の佐賀インターハイ。
靱帯損傷の大怪我の状態から見事優勝しました。
おまえ達の先輩が見本を示しています。
気持ちが腐らなければ、必ずできます。
みんなで気持ちを高めることです。