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麗しき男性誌

2007-09-18 | 

麗しき男性誌 / 斎藤美奈子

痛快。
斎藤美奈子さんの文章はよく研がれたカンナみたい。
媚びへつらいの影が微塵もなく、中立的な視点で一刀両断に
文壇を斬る美奈子節。しびれます。

こういう人に睨まれたらこわいだろうなあ。批評家かくありけり。
リズミカルで無駄のない彼女の文章を読んでいると溜飲が下がる思いがします。
別に男性誌に恨みはないけど。むしろ女性誌より好きだけど。
本のタイトルは男性誌礼賛ではなく、むしろ逆に皮肉がこもっている。
しかしそれらに呆れながらも愛情すら感じる。

この「麗しき男性誌」は今年春に文庫本として加筆出版された。
女性誌の場合、ターゲットとなる年齢層やカテゴリの違いこそあれ、
構成要素としてはファッション・コスメ・恋愛・料理・育児・占いなどと限定されてくる。
に対して男性誌に属するものはそのバラエティさたるや、なにゆえ
こんなに雑誌によって異なるのかというほど特徴が顕著に分かれる。
さらに経済誌という同じジャンルの中でもまた性格が分かれるのだから面白い。
女性誌が百貨店なら男性誌は専門店、て感じでしょうか。

この本では数々の男性誌を取り上げつつ、出版元や編集者の思惑を裸にし、
これでもかーという辛口批評を展開する。

しかも文春文庫から出版されてるのに、文藝春秋をして「社長室の備品?」
と言ってのけ、Spaは「20代サラリーマンの自虐と憂鬱」、
レオンにいたっては「オヤジ、モテたい。以上終わり」。
見出しだけでも読みたくなるじゃないですか。

読後は、男性誌って男性そのものみたいな気がした。女性誌もしかり。
打算的じゃないというか、こだわりが一人称的というか。

同じく斎藤さんの「文壇アイドル論」も購入済み。
村上春樹や吉本ばなな、林真理子に立花隆らが
彼女の餌食?となってどう身ぐるみはがされてしまうんだろーか。


CCつれづれ日記

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