
先日メトロのフリーマガジンをめくっていたら、見開き2ページ、
一面ブルーに覆われた東京上空から撮影された写真が掲載されていました。
「ブルーモーメント」といわれる時間帯に撮影されたその写真は、
美しい夜景に変化する前に訪れた特別な光景に見えました。
ブルーモーメントはお天気にめぐまれた日の黄昏、夜の帳がおりる直前に
景色がブルーに染まるほんの10分程度の時間をさすという。
これまで幾度もその瞬間は訪れていたはずなのに、
とくに気にも留めていなかったことに、なんだか落し物をしてきたような
もったいない思いを抱きました。
日本ではわずか10分足らずのこの時間も、緯度の高い北欧では何時間も続くそう。
薄暗闇のなかで、柔らかい光がぽっ、ぽっと少しずつ灯っていく様子は
きっと写真集のように美しいのだろうなと思いました。
北欧生まれのブルーモーメントという言葉。
北欧の人々はその時間帯をこよなく愛して、照明もそれに合わせて発達したらしい。
世界的な照明デザイナーは北欧の方が多いそうですよ。
その記事を読んだら東京のブルーモーメントを撮ってみたくなって羽田空港に行った。
手元にあったコンパクトデジカメでぱちり。やはり透明度はいまいちだなあ。。。
また余談ですが、黄昏どきの黄色い光の中で稲穂が揺れていたりする景色も美しいですが、
「黄昏」の語源は、薄暗くなった夕方は人の顔が見分けにくく、
「誰だあれは」という意味で「誰そ彼(たそかれ)」と言ったのが転じたそう(出典:語源由来辞典)

汗っかきの私は夏の外出時は緊張の連続。
満員電車では「体温高くてすみません!」と心の中で叫ぶ。
潮をふいたりするので濃い洋服は要注意。
そういえば最近は潮ふかないな。 洋服の素材が進化してるのかな。
「ノー潮シャツ」。 売れないなー。
「ノンスメルシューズ」。 バカ売れだろう。
残暑が続きます。お体くれぐれもご慈愛ください。
西の空は漆黒、東の空をオレンジに染めて、日が昇る気配がつよまります。頭上、真上は、見たことがないほどの深く美しいブルー!東の空は、ますます明るくなってきます。
ほんのわずかのその時間を、360度見渡せる屋上ですごすために、毎日毎日、何ヶ月も徹夜をしたことがあります。
その瞬間を見て、眠りにつく。
青春の一時期でした。
早朝も美しいですよね。早朝は夕方よりも時間は短そうですが
その色のコントラストは本当に美しいですね。
たまに夜更かしついでにそれを見てから眠りにつくこともあります。
地球にはそういう美しい瞬間がまだまだたくさんあるのでしょうね。