シャープは19日、主力の液晶テレビ「アクオス」の新製品22機種を6月1日から順次発売する、と発表した。ソニーの「ブラビア」、松下電器産業の「ビエラ」と合わせ、薄型テレビ大手3社の今年の新商品が出そろったことで、夏の北京五輪に向けた商戦が本格化する。
22機種は大画面の最上位機種や、寝室などで使う2台目需要を狙った機種など、26型から65型まで。市場想定価格は約16万-約98万円。最上位機種で明暗比を従来より10%高めるなど、全体的に画質を向上させた。
シャープは既に投入した新製品と合わせ、北京五輪前に「業界最多」という計42機種を用意。優位に立つ国内の薄型テレビ市場でさらなるシェア向上を狙う。
大阪市内で記者会見した大塚雅章専務は「オリンピックに向け、フルラインの商品で勝負する」と意気込みを述べた。
シャープ、液晶TV新機種22モデル発表・「AQUOS史上最高の画質」も
<!-- Sharp, the industry's first thin LCD TV "AQUOS X" -->
<!-- Sharp AQUOS Product Video "Impression" -->
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