6月14日、フランス国際ラジオ放送(RFI)は、ニジェール中部の都市、アガデス近くの砂漠の中で、パトロール中の軍によって92名が「瀕死」の状態で発見され、救出された、と報じている。ニジェール赤十字によれば、彼らはガーナ、ナイジェリア、セネガルからの移民グループで、水も食料もない状態で砂漠の真ん中に放置され、最終的には国際移住機関(OIM)に保護された。女性や子供が目立つという。
こんなケースはも . . . 本文を読む
6月12日(月)に同地で開催されるG20を前に、アフリカ大統領たちがフランスのマクロン・新大統領を訪問した。言ってみればマクロン「初詣出」。
11日(日)、コートジボワールのアラサン・ワタラ大統領は、エマニュエル・マクロン大統領を表敬した。
(RFIウェブサイトより)
ワタラ大統領は、マクロン大統領にエリゼ宮(大統領官邸)に招かれた最初のアフリカ大統領となった。関係筋は「それだけ重要な関係 . . . 本文を読む
すでに本邦メディアでも報じられている誤報事件。一体何が起きたのか?!
6月8日(木)、中部アフリカのガボンでは、40年以上にわたって長期政権を引いたオマール・ボンゴ前大統領の逝去から8周年を迎えた。ガボンにとって歴史的な1日のはずだった。
事件が起きたのはその前日の7日(水)、夜23時のニュース。若い女性キャスターによる問題のシーンはこちら。
(@Scheenadoniaさんのツイッターから . . . 本文を読む
今日も朝から雨、雨、雨。よく降るなぁ。雨季まっさかりのアビジャン。
そういえばこどものころ、気象予報官になりたかった。ラジオの気象通報聞きながら、天気図とか描いたりしてた。気象予報士なんて資格なかったころだけど。
そんなこと思い出しながら見つめる雨。そういえば、西アフリカあたりの天気図、見たことないな、どうなってんのなかぁ?・・・なんて疑問が。きっと活発な前線があるに違いない。早速ネットで検 . . . 本文を読む
7月5日、エジプト、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーンの四カ国がカタールと断交。陸、海、空の国境を閉鎖し、大使召還を決定した「カタールショック」。その後、モルジブとイエメンも追随。その影響はアフリカにも及んでいる。
(wakatsera.comウェブサイトより)
6日、アラブ連盟の一員であるモーリタニア政府がこれに追随。「カタール国家は・・・テロリストや原理主義勢力支援につながる政 . . . 本文を読む
いつもお邪魔するアビジャンの大きなショッピングモール。通り抜けのホールで、こんな展示が行われていた。
アフリカの独立の歴史をを支えた偉人たち
ホールにはたくさんのポートレートが。これ、全部写真じゃなくて、絵画である。
まず当地コートジボワールの建国の父、ウフェ・ボワニ初代大統領。カリスマの裏には'Françafrique'を支えた影も。
こちらはセネガルの初代大統領で文豪、レオポルト・ . . . 本文を読む
6月7日、ベナンのオルリアン・アベノンシ外務大臣は、フランスに渡航して一週間以上帰国をみないパトリス・タロン大統領について「パリに滞在して、健康診断を受診しているところ」と述べた。AFP通信が報じている。
実はこの大統領の不在問題、ベナンではちょっとした話題になってきた。6日の外交団と政府の間の対話の場で、アベノンシ外相は、「大統領は決して慌てて国を後にしたわけではない。彼は病気ではなく、健康。 . . . 本文を読む
西アフリカを流れる大河、ニジェール川。ギニアの山岳地帯で蓄えた水を、全長4,180キロ、5ヶ国を旅しながら、再びギニア湾に帰ってゆく。西アフリカの「母なる川」は、どんな風景を見つめているのだろうか。ニジェール川物語の第二話。
母なる大河・ニジェール川(1)〜雨の恵みが育む豊かな大地
マリの中部、セグー、モプチ地方に肥沃なデルタを形成しながら流れるニジェール川、北上するにつれて降水量は減り、やが . . . 本文を読む
6月3日、西アフリカ経済共同体(ECOWAS)の第51回首脳会議が、議長国リベリアの首都、モンロビアで開催された。
いや、年中行事でしよ?・・・というと身もふたもないのだが、今回のサミットではたくさんのスペシャルなことであふれていた。
第一のサプライズは、イスラエルのネタニアフ首相が参加したことだ。イスラエルはアフリカに急接近、2016年7月には東アフリカを訪問。そして今回はECOWAS首 . . . 本文を読む
6月2日、国連安全保障理事会の非常任理事国選が行われた。今日はこの話題。
話はちょっと固くなるが、安全保障理事会についておさらいしておこう。
(RFIウェブサイトより)
安保理は憲章第24条1項に定められた国連の常設機関で、国際社会の平和と安定のための重要な決定を行い、加盟国に勧告や強制措置を決定する機能を有する。国連の「事実上の最高意思決定機関」としばしば称される。
安保理は5つの常任 . . . 本文を読む
先日話題にしたンボテ一押しのアフリカ映画、'Bienvenu au Gondowana'(ゴンドワナ共和国へようこそ!)。
超話題の映画'Bienvenu au Gondowana'見てきました
第一話 ンボテ今年イチオシのアフリカ映画
現代アフリカが抱える民主主義、選挙、独裁、言論・表現のの自由、汚職にワイロ、世襲の弊害、、。あらゆるアフリカの政治の矛盾が、後味残さず笑い飛ばせる痛快な映画。 . . . 本文を読む
アメアメふれふれ・・当地西アフリカ、ギニア湾沿岸はすっかり雨季、雨模様。
ある日、出勤しようと家を出ると、そこに。
「あ、カタツムリ!」
でかい。全長20センチ、いやそれ以上はあるだろうか。小さな、かわゆいカタツムリというより、巨大な動いちゃうオブジェ。先日、家を徘徊している時には扱いに困った。逃がすか、食べるか笑。
そういえば当地のフレンチ風アフリカレストランでは、前菜に「エスカルゴ」 . . . 本文を読む
セネガルの沖、大西洋に浮かぶ小さな、小さな火山島の島国。カーボベルデ。アフリカと南米の狭間に位置し、クリオーリョの独特の文化が漂う地。哀愁のカーボベルデは訪れる人々の心をちょっぴり悲しく、しかしラテンにくすぐってやまない。
哀愁のラテンアフリカ、カーボヴェルデ 第一話
十に及ぶ小さな火山島からなるカーボベルデ。航空便は島々を結ぶ生命線だ。それを担ってきたのがカーボベルデ航空(Transpor . . . 本文を読む