ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

ラマダン明けを待ちながら

2017-06-25 07:30:48 | アフリカ紀行
当地はただいま6月24日(土)。先月末、「5月27日」から29日目の夜を迎え、国中が固唾を飲んで宣言を待っている。

ただいま夜の20時半。果たしてラマダンは今夜明けるのか。明日はコリテの祭りとなるのかどうか。



隣国のブルキナファソ、ギニア、そしてトーゴはすでにラマダン明けを明日25日と発表。しかし、わがコートジボワールではまだ発表がない。当地アビジャンでは、ココディ地区にあるリビエラ・ゴルフ・大モスクにイスラム指導者高等評議会(COSIM) が寄り合い、遅くとも22時までには判断を下す、としている。



果たしてラマダン開けるのかな。テレビではモススカラの生中継の様子が時折映される。この感覚、もしかしたら日本でいえば、大晦日の「ゆく年くる年」みたいなものなのかな。なんて。


そんなラマダン明けを待つムスリムたちに影を落とす事件が、23日にサウジアラビアで発生。イスラム教の聖地、メッカの大モスクで、爆弾テロが未然に制止されたというニュース。「運命の夜」が過ぎたあと、そしてラマダン最後の金曜日に未遂で終わったテロ。軍による未然の対応でことなきを得たが、発生していたらまさかの聖地で大惨事となっていた。しかし戦闘で11人が負傷したという。

マリのバマコでも襲撃事件があったばかり。
【続報】マリ・バマコ郊外でテロ襲撃事件発生(2)〜事件の経緯

予想されていたことではあるが、ラマダン終期に、世界的規模でテロが相次いで引き起こされている。しかしこういった攻撃は「聖戦」であり、アッラーの思し召しによるものなのだろうか。多くのムスリムの友人たちは、ジハードもテロも許していない。


そんなことを考えていたら、つい先ほど当地21:20ころ、イスラム指導者高等評議会が、今夜をもってラマダン明けとなることを発表した。と、速報ニュースが伝えている。


あれ?でもきょうは朝から大雨が降りやまなかった。イマームたちは月なんて見られたのだろうか笑??


とにもかくにも、25日の明日がラマダン明けの祭日「コリテ」、明後日26日が振替休日となることが決定した。

ムスリムの友人たちよ、1ヶ月の戒律の実践、お疲れさま。そしてよいコリテのお祭りを!


(おわり)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。