少し前になってしまうが去る9月19日、先週の月曜日は、60年前の1956年に初めての黒人作家・芸術家会議(Congrès des écrivains et artistes noirs)がパリで開かれた日にあたったそうだ。
1956年といえば、アフリカ諸国の独立への希求が急加速しつつも、まだ決定とはなっていなかった時運。しかし独立に向けた議論が急展開していたころである。しかしエジプトのナセルがス . . . 本文を読む
コンゴルンバの大御所といえば先日、ステージ上でパパ・ウェンバが逝去、伝説となった。そしてもう一つ、コンゴルンバ界にありがたくない伝説。毎度おなじみ、コフィ・オロミデだ。
第三世代のコンゴルンバを引き継ぐコフィ、音楽的には才覚を発揮し、多くのファンを集めてきた。しかしいつもゴシップでお騒がせ。暴力事件や女性とのスキャンダル、カネの話など、ありがたくないトピックがつきまどう。
今回の騒動はツア . . . 本文を読む
今年8月、日本政府は、国際社会とアフリカの共催者とともに「第六回アフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development: TICAD VI)」をケニアのナイロビで開催する。今回は23年のTICADの歴史でも初めてとなるアフリカ大陸での開催だ。
先日、当地コートジボワールメディアを眺めていたら、あ、TICADの記事がある。いよい . . . 本文を読む
当地コートジボワールのアビジャンで4月27日からスタートした大陸規模のアート展、「アフリカと光」(Lumières d'Afriques)。共通のテーマに、アフリカ54の国、54のアーティストが作品を制作、一堂に展示されている。
その光とはいったい何か?
ということで、ンボテも早速、ココディ地区にある「シャルル・ドンワィ・ファンデーション」ギャラリーに足を運んでみた。そしてきょうは作品紹介、後編 . . . 本文を読む
当地コートジボワールのアビジャンで4月27日からスタートした大陸規模のアート展、「アフリカと光」(Lumières d'Afriques)。共通のテーマに、アフリカ54の国、54のアーティストが作品を制作、一堂に展示されている。
アート展の概要についてはおとといの記事をどうぞ!
その光とはいったい何か?
ということで、ンボテも早速、アート展に足を運んでみた。
アビジャンのココディ地区にある . . . 本文を読む
当地コートジボワールのアビジャンで4月27日から、大陸規模のアート展が、スタートした。
'Lumières d'Afriques'(直訳で「アフリカの光」)と題されたこのアート展、「開発のためのアフリカン・アーティスト」(African Artist for Development: AAD)が主催。「アフリカと光」を統一的なテーマに、アフリカ54の国、54のアーティストが作品を制作、一堂に展示 . . . 本文を読む
きょうはアフリカン・ビューティー事情について。
ここ一週間くらい、ここアビジャンのメディアでかわるがわる話題になっているトピックがある。それはこちら。
コートジボワール: ヒップを大きくする1001のテクニック(oeildafrique.com)
日本ではどちらかというと小顔、小尻が好まれ、女子もシェイプアップに励むケースが多いのではなかろうか。しかしこちら、アフリカでは大きいことはいいこ . . . 本文を読む
パパ・ウェンバに続いてコートジボワールが誇るポップグループ、マジックシステムのバックオーケストラ、リーダーでドラムのボナバンチュール・ディディエ・デニャン(46)が、5月1日(日)に亡くなったとのニュースも飛び込んできた。
かれは先週まで繰り広げらられた「アビジャン・マヌアボ音楽祭(FEMUA)」のにフル出演。のち、ジャックヴィール(アビジャンから60キロ西方)の海岸保養地を保養のため訪れて . . . 本文を読む
現地時間5月2日から三日間、コンゴ民主共和国の首都キンシャサで、パパ・ウェンバの国葬が執り行われている。様子は国営コンゴラジオテレビが逐一お茶の間に放送。アビジャンのンボテ家でも途切れ途切れながら、その一部を拝察させていただいた。
パパをメンバーの遺体は、4月28日早朝にキンシャサに戻ってきた。そして遺体は、カサブブ地区にある「独立50周年記念病院」に安置された。ちなみにこの建物は、中国が建設 . . . 本文を読む
偉大なるアフリカンポップスの父、コンゴ・ルンバの巨匠、パパ・ウェンバが公演先のコートジボワール、アビジャンのステージ上で倒れ、その後息を引き取ってから4日。アフリカではまだこのニュースがヘビーローテーションし、また故人を偲ぶ記事がとどまるところを知らない。
(関連記事)
【速報】パパ・ウェンバがステージ上で逝去~コンゴルンバの巨匠
その後、コンゴ政府は特別便で遺体を母国コンゴ、そして師 . . . 本文を読む
現地時間23日(土)、当地コートジボワールのアビジャンのステージ上で、コンゴ・ルンバの巨匠、パパ・ウェンバが倒れ、その後逝去するという衝撃的なニュースが駆け巡っている。さっそく彼の70年代のアルバムを聴きながら追悼タイムである。
ジュルス・シュング・ウェンバディオ・キクンバ。人呼んでパパ・ウェンバ(ンボテ注: パパはコンゴでは男性への敬称)。この日は、アビジャンのダウンタウンで開催される恒例の . . . 本文を読む
去る4月14日、アフリカニュースのトップ話で伝えられたのは、偉大なる写真家、マリク・シディベの逝去のニュースだった。享年81歳、死因は癌による病気だった。
ニュースによると、2001年にやはり81歳で亡くなった兄のセイドゥ・ケイタと並んで、マリのフォトグラファーの巨匠、いや、アフリカの大写真家。「マリの人間国宝」、「バマコの目」、「マリの笑顔」などともも評された。古ぼけたローライフレックスの二眼 . . . 本文を読む
マジック・システム、パパ・ウェンバ、ビュー・ファルカ・トゥーレ、、、名だたるアフリカミュージシャンが、テロ後1ヶ月のコートジボワール、アビジャンに集結!
今年もアヌマボ・アーバン音楽フェスティバル(Femua)が、コートジボワール・アビジャンのアヌマボで開催される。
Femua公式サイト
アヌマボは2013年に開通したアビジャンの「第三の橋」、コナン・ベディエ橋のたもと、マルコリーに位置す . . . 本文を読む
日本では新年度を迎え、テレビ番組は目まぐるしく改編されている頃ではなかろうか?
こちら、アフリカでは新年度というわけではないが、おなじみTV5 mondeが新しいドラマシリーズをスタートした。そのストーリーに目が引かれたので、ちょっと紹介してみよう。現代アフリカの家族と恋愛模様を描いた、こちらの番組。
「アミナ・ンガファシア」
ドラマの舞台は現代のチャド、首都のンジャメナ。裕福な家系に生 . . . 本文を読む
テロから一週間後の海岸の保養地、グランバッサン。コートジボワールのアーチスト達が集まり、「テロにnon」を突きつけるメッセージソングをプロデュースした。
動画はこちら(You Tube)↓
♪コートジボワール、僕達はたじろがない。ジハーディスト、ちっとも怖くもない・・・。コレクティブ・バッサン("Collectif Bassam")と名付けられたチーム。アブ・ニダル、ランファン・シロ、 . . . 本文を読む