今年もやってきたアヌマボ都市音楽祭(Festival des musiques urbaines d'Anoumabo: FEMUA)。毎年4月に開催されるFEMUAは、2008年に生まれてから今年で第10回目を迎える。会場のアヌマボは、アビジャン市内南部のマルコリ地区、貧困層と富裕層が隣り合わせて存在するカルチェ。
今年は4月25日から30日までの間に開催。西アフリカの大スター、サリフ・ケイタ . . . 本文を読む
トゥアレグのアイデンティティと魂が語る砂漠のブルース、ティナリウェン(Tinariwen)。雄大なサヘルの地を住処とするトゥアレグ族、彼らはそのカルチャーの旗手となってきた。エレキギターに重なり合う伝統的なサハラの旋律は、どこまでも深く胸に響き渡る。
ちょうど三年ほど前、ンボテブログでもご紹介させていただいた。
マリ・砂漠のブルース「エンマー~灼熱の風」('Emmaar' Tinariwen) . . . 本文を読む
西アフリカを代表する有名ミュージシャンといえば、、、
そう、セネガルが誇る世界的スター、セネガルポップス「ンバラ」(M'Balax)の王、ユッス・ンドゥール。
このたび、自身34枚目のアルバム「Africa Rekk(アフリカ・レック)」をリリース。現在ワールドツアー中で、その一環としてコートジボワールのアビジャンを訪問。全国ドームツアー!・・・って、ドームがないが、アビジャンで二つのコン . . . 本文を読む
ある京都の古寺で拝見した絵。
ひつじ戯れの図。へー、日本にもこんな古くからこんなタッチの戯画があったんだ〜。
・・・と、そこへ脳裏に「なんかこの絵、見たことあるなぁ」なんて思って思い出したのが・・・
アフリカの絵本だった!
なんかタッチ、似てない?!
そういえば、アフリカのモチーフが日本のと似てるなぁ、なんで感じたことはこれまでもあったなぁ。
いちょう?(上:アフリカ、下: 日本 . . . 本文を読む
ンボテがアフリカで大好きなものに、「イス」がある。
イス?
そう、イス。
木彫りで作られた組み合わせイス。木の枝を寄せ集めて作られたイス。実用性よりも、味わい。どれも個性があって、オブジェとして見入ってしまう。
その「味わい」の源泉は、工業製品にはない自然素材の歪みと、全体としての調和にあると思われる。
西洋や日本で作られたものは、部品が一つ一つ精密に設計され、加工されている。最 . . . 本文を読む
先週末の12月9日(金)〜11日(日)までの3日間、当地コートジボワール・アビジャンで開催された'Festival de Gondowana〜'Abidjan, la capital de rire'(「ゴンドワナ・フェスティバル〜アビジャン・笑いの首都」)。ンボテも待ち望んだ一大エンターテーメント。
(前回のアップ記事)
第一話 笑いの首都・アビジャン
第二話 大統領たちの秘めごと
最終 . . . 本文を読む
前回からお話ししている'Festival de Gondowana〜'Abidjan, la capital de rire'(「ゴンドワナ・フェスティバル〜アビジャン・笑いの首都」)。当地12月9日(金)〜11日(日)までの3日間、当地コートジボワール・アビジャンで開催された。ンボテも待ち望んだ一大エンターテーメント。
(前回のアップ記事)
Festival de Gonfowanaにいってき . . . 本文を読む
当地12月9日(金)〜11日(日)までの3日間、当地コートジボワール・アビジャンで、'Festival de Gondowana〜'Abidjan, la capital de rire'(「ゴンドワナ・フェスティバル〜アビジャン・笑いの首都」)が開かれた。
ゴンドワナ、と聞けば仏族の皆さんはご存知だろう。フランス国際ラジオ放送(RFI)、朝のニュース'Afrique Matin'でおなじみの' . . . 本文を読む
2016年12月1日、セネガル人彫刻家、造形家のウスマン・ソウが逝去した。享年81歳。そして本日6日、故郷のダカールで、マッキー・サル大統領臨席のもと葬儀が執り行われた。
ウスマン・ソウはアフリカを代表する芸術家と評されてきた。アフリカのアイデンティティを、「ひと」のオブジェで表現しようとした。作品には、アフリカの大地、伝統、感情、魂などが織り混ざって刻まれて、見るものに語りかける。
彼の作品 . . . 本文を読む
ブルキナファソから同僚がアビジャンを訪問した。そしてアフリカ国際工芸見本市(SIAO)で見つけた雑貨をお土産でいただいた。とてもとても感謝。ウレシイ。
革製の像の形をしたキーホルダーとお財布。素朴でなかなかかわいい。
そしたらそこでひとこと。
「なかなかクオリティの高い仕事をしているな、と思いません?これ、チャド製なんです。実はボタン部分などの金属部分は、かつての紛争時に使われていた武器 . . . 本文を読む
今日は文化の日。ということで文化的な話題を?!
先日、当地のアメリカ人のお宅に招かれた時、壁に飾ってあったアート。コートジボワールのあまりに知られたオリジナル・アート。北部、コロゴを中心とした地域に広がるセヌフォ族の布地。
細い糸でコットンに意匠が刺繍されている。白と焦茶色のモノトーンの世界。エポックにデフォルメされたデザインがなんとも愛らしい。
そういえば東京のコートジボワール大使 . . . 本文を読む
重たいネタが続いてたので、ちょっとどうでもいい話を。
29日、土曜の夜。遅い夕食の支度が終わり、さあ、いただきます!というところ。お馴染みのBGM、フランス国際ラジオ放送(RFI)はアフリック・スワール、夜のニュースを流していた。そこに突然。
ニッポンの歌手が流すPVが世界で大大ブレーク、ピコタロウなる怪しい風貌の男が歌う、なんともバカバカしい45秒の動画は、瞬く間に一億三千万回の再生回数を突 . . . 本文を読む
ある日、アビジャンの会社の事務所に戻ると、何やら太った封筒が届いていた。
ンボテあてである。ベナンからのお届けものだ。なんだろう?!何にしてもうれしい。
中を開けてみる。すると。
ステキ!
なんと、ベナンご当地のビールとジュースのビンの栓で作ったピアスだ。これは女の子向け。
そして上に写っているのがキーホルダー。男の子向け?まるでグリコのおまけ笑。
特にこれ。ベナンといえば、
. . . 本文を読む
先日、当地アビジャンの本屋さんに立ち寄ると、一冊のペーパーバッグの本が目を引いた。
'Les arts de l'Afrique'
(アフリカのアート)
なんだろう?
パラパラめくると、白黒の本にもかかわらず、ひたすらアフリカの伝統的な彫刻やお面の写真がつまっている。しかもだいぶ写真の写りも悪い。とにかくマニアックすぎる。その強烈な個性に惚れ、気づけばレジでお買い上げであった。20,900フ . . . 本文を読む
大統領選挙の結果を巡りなんとも割り切れない状況が続くガボン。
【速報・号外】ガボン大統領選挙(11)〜憲法裁判所が現職アリ・ボンゴ大統領の当選を確認!
その大統領選挙の前に、実はこんな三面記事が、かのJeune Afrique誌をはじめ、いくつかのメデイアにアップされてれていた。
ガボンではポケモンGo!は軍の監視下
記事の一部を抜粋しよう。
世界中盛り上がっているポケモンGo!多くの . . . 本文を読む