きょうはアフリカン・ビューティー事情について。
ここ一週間くらい、ここアビジャンのメディアでかわるがわる話題になっているトピックがある。それはこちら。
コートジボワール: ヒップを大きくする1001のテクニック(oeildafrique.com)
日本ではどちらかというと小顔、小尻が好まれ、女子もシェイプアップに励むケースが多いのではなかろうか。しかしこちら、アフリカでは大きいことはいいこと。ふくよかな女性は富の象徴でもあり、異性への大きなチャームポイントでもあるのだ。ゆえに、女子は大きなお尻を目指す、というわけ。
この記事にはこんな風に書かれている(以下抜粋抄訳)。
彼女たちのお目当は[グロシフェス](お尻が大きくなる、の意味がある)という、その名もズバリのぬり薬。ふくよかなことは美、とするコートジボワールで、女子たちは競って「ヒップアップ」に励む。
「コートジボワールでモテるには大きなお尻が必要なのよ。」会社勤務のサラさん(34)。「男子はふくよかなヒップがお好きだからネ。」
[グロシフェス]の販売員、エブリーヌさんによれば、アビジャン最大の市場、トレッシュビル・マルシェでは、この塗り薬のまたの名を[ボッチョ・クリーム]という。ボッチョとは大きな臀部、の意味がある。原料はタラの肝から抽出したエキスとハチミツ、カリテバター。15,000セーファー~25,000セーファー(3,000円~5,000円)と決して安くないが、てき面の効果で「わたしの販売実績ナンバーワン」。加えて1ヶ月での効用を成果保証。「一人の苦情もまだ受けていないわけ。」ちいさなスタンドに過ぎないお店の横には、ガーナ向けに梱包された大きなダンボールが二つ積まれている。
しかしアフリカでは医薬品による健康被害が深刻化しており、危篤状態に陥るケースもあるとして、注意喚起が出されている。このお薬の安全のほどは?
その点でもっとお手軽なのはお尻を大きく見せるキュロット。詰め物でお尻のボリュームをアップする商品だ。

「5年ほど前から登場し、現在は9,000セーファー(約1,400円)」と答えるのは別の店の店主、カデール・カマラさん。「こんな記事が出回る前は、女の子のヒミツだったのに。いろいろなパーニュを縫い付けて、これを身につけて踊りに行ったりしたの」。お尻の上部をくっと持ち上げるカウガールスタイルは、「ピストル」と呼ばれている。
さらに強者が。一部では、アフリカの調理にあまりに頻繁に用いられるブイヨン、マジー(Maggy)を座薬のようにして使用し、お尻を大きくするという荒技も現れたという。コンゴ民主共和国で生まれたという。これに対してマジー社広報のペジー・ディビさん。「ブイヨンは調理用のもの。間違った使用に効用があるとは思えない。」
お尻の大きな女性になりたい・・・熱は冷めない。腕やおなかから採取した脂肪をヒップに注入する整形手術に3,000ユーロ~4,000ユーロを払ってもいい、という女性も絶えないという。
(引用おわり)
何を美しいと思うかは人それぞれ。そして美への追求もところ変われば。美容への努力があるから人はキレイでいられる。これは女子に限ったことではない。でも、キレイに引っ掛けたキレイごとではないが、自然体の健康美が一番。ンボテはそう思う。
(おわり)
ここ一週間くらい、ここアビジャンのメディアでかわるがわる話題になっているトピックがある。それはこちら。
コートジボワール: ヒップを大きくする1001のテクニック(oeildafrique.com)

日本ではどちらかというと小顔、小尻が好まれ、女子もシェイプアップに励むケースが多いのではなかろうか。しかしこちら、アフリカでは大きいことはいいこと。ふくよかな女性は富の象徴でもあり、異性への大きなチャームポイントでもあるのだ。ゆえに、女子は大きなお尻を目指す、というわけ。
この記事にはこんな風に書かれている(以下抜粋抄訳)。
彼女たちのお目当は[グロシフェス](お尻が大きくなる、の意味がある)という、その名もズバリのぬり薬。ふくよかなことは美、とするコートジボワールで、女子たちは競って「ヒップアップ」に励む。
「コートジボワールでモテるには大きなお尻が必要なのよ。」会社勤務のサラさん(34)。「男子はふくよかなヒップがお好きだからネ。」
[グロシフェス]の販売員、エブリーヌさんによれば、アビジャン最大の市場、トレッシュビル・マルシェでは、この塗り薬のまたの名を[ボッチョ・クリーム]という。ボッチョとは大きな臀部、の意味がある。原料はタラの肝から抽出したエキスとハチミツ、カリテバター。15,000セーファー~25,000セーファー(3,000円~5,000円)と決して安くないが、てき面の効果で「わたしの販売実績ナンバーワン」。加えて1ヶ月での効用を成果保証。「一人の苦情もまだ受けていないわけ。」ちいさなスタンドに過ぎないお店の横には、ガーナ向けに梱包された大きなダンボールが二つ積まれている。
しかしアフリカでは医薬品による健康被害が深刻化しており、危篤状態に陥るケースもあるとして、注意喚起が出されている。このお薬の安全のほどは?
その点でもっとお手軽なのはお尻を大きく見せるキュロット。詰め物でお尻のボリュームをアップする商品だ。

「5年ほど前から登場し、現在は9,000セーファー(約1,400円)」と答えるのは別の店の店主、カデール・カマラさん。「こんな記事が出回る前は、女の子のヒミツだったのに。いろいろなパーニュを縫い付けて、これを身につけて踊りに行ったりしたの」。お尻の上部をくっと持ち上げるカウガールスタイルは、「ピストル」と呼ばれている。
さらに強者が。一部では、アフリカの調理にあまりに頻繁に用いられるブイヨン、マジー(Maggy)を座薬のようにして使用し、お尻を大きくするという荒技も現れたという。コンゴ民主共和国で生まれたという。これに対してマジー社広報のペジー・ディビさん。「ブイヨンは調理用のもの。間違った使用に効用があるとは思えない。」
お尻の大きな女性になりたい・・・熱は冷めない。腕やおなかから採取した脂肪をヒップに注入する整形手術に3,000ユーロ~4,000ユーロを払ってもいい、という女性も絶えないという。
(引用おわり)
何を美しいと思うかは人それぞれ。そして美への追求もところ変われば。美容への努力があるから人はキレイでいられる。これは女子に限ったことではない。でも、キレイに引っ掛けたキレイごとではないが、自然体の健康美が一番。ンボテはそう思う。
(おわり)