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ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

都会ってなぁに?

2016-10-06 14:30:48 | ぶらぶらアフリカ論
今日は都会について。 (アビジャン中心街を望む) 先日、ニジェールとブルキナに熱く議論が交わされる場に身を置いた。そこで盛り上がった話。「ニアメとワガドゥグはどっちが都会か?」 いや、一般評ではワガドゥグの方が都会だ。少しは高いビルがある。クルマの量が多い。舗装道路が多い。しかし。 「ニアメには川がある。」 「うちの方が洪水が多い。」 「ヒツジとウシも合わせればニアメの勝ちだ。」 譲れ . . . 本文を読む

【悲報】250フラン硬貨は通じません(後編)〜集中講義「フランCFAのお話」番外編

2016-09-30 07:30:03 | ぶらぶらアフリカ論
西アフリカ仏族にとってあまりに身近で親密な通貨、フランセーファー(FCFA)。中でも日常取引で頻出する硬貨はとても大事。しかしそのうち250フラン通貨がコートジボワールでは通じなくなっているというではないかっ!・・というのが前回までのあらすじ。 まだの方はこちらをどうぞ↓ 【悲報】250フラン硬貨は通じません(前編)〜集中講義「フランCFAのお話」番外編 (politikafrique.com . . . 本文を読む

【悲報】250フラン硬貨は通じません(前編)〜集中講義「フランCFAのお話」番外編

2016-09-29 07:30:47 | ぶらぶらアフリカ論
わが西アフリカ仏族にとって、切っても切れない関係となるのが、共通通貨FCFA(フランセーファー)。ンボテブログでも再三にわたり特集してきた。 過去ログ「集中講義FCFAのお話」 第一話 14カ国の共通通貨 第二話 固定レートはネオ植民地主義?! 第三話 紛糾の財相サミット 第四話 新しい通貨は成立するか? 第五話 番外編 あなたの国のセーファー記号は?! 第六話 さらに番外編・中部CEMACセ . . . 本文を読む

雨に思えば(4)〜メランコリックな会話

2016-09-28 12:30:45 | ぶらぶらアフリカ論
九月に入り、日本は雨、雨、雨・・・憂鬱な日が続いてると聞く。実はこちらコートジボワールも同様。毎日毎日、雨が続く。 でも雨、きらいじゃない。 ミストな雨。 しとしと降る雨。 ザーザー降る雨。 雷を伴った激しい雨。 雨はアフリカの街や村を違う表情にしてくれる。 そして晴れは心を無に、雨は心を満にしてくれる。 それにしてもよく降るな。 イボワリアンはいう。 「季節外れの雨。本当は雨季じゃ . . . 本文を読む

アフリカのエレベーター事情(1)〜動かなければただのハコ

2016-08-21 07:30:03 | ぶらぶらアフリカ論
アフリカの都市では高層化が早くから進み、ちょっとした街にはエレベーター付きのビルが少なくない。 そしてどこも同じ、朝晩の通勤時間となれば、エレベーターの前に長い、そして無秩序な人の群れができる。 「あ、やっと来た!」 「Doucement, doucement(あわてないで)!」 「俺の方が先に待ってたんだぞ!」 「いや、俺の方が強いぞ!」 「また乗れないというの?!」 かくして激しいハ . . . 本文を読む

パリの地下鉄でもっともタダ乗りしてるのはだれだ?〜アフリカ人どおしの熱い議論?!

2016-08-16 07:30:46 | ぶらぶらアフリカ論
パリの地下鉄、たくさんのアフリカ人を日常見かける。そして改札を乗り越えるもの、誰かの後にくっついてどさくさで通過するもの。タダ乗り、いわゆるキセル乗車は常態化。 そんな中でアフリカ人どおしで熱い議論が繰り広げられている。 「パリの地下鉄でもっともタダ乗りしてるのはどこからきた人?」 こちらのインタビュー↓ パリ地下鉄のキセル乗車、コートジボワール人「もっとも多いのはコンゴ人」 コンゴメディ . . . 本文を読む

計画大臣がキュートな件〜コートジボワール・輝く女性

2016-08-12 07:30:12 | ぶらぶらアフリカ論
当地コートジボワールの話題から。仕事でもご一緒することが少なくないニアレ・カバ計画大臣。 明るい笑顔。おっとり、ゆっくりした話し方。そしてベタベタなフランス語。いまの髪型になってますますキュート。 まさに輝く女性。 だからと言って、こちらのお仕事のわきが甘くなることはないが、とってもステキ。 彼女の生い立ち。1962年、ブルキナファソ国境に近い北東部辺境のザンザン州ボウナ県ブーコに . . . 本文を読む

政治談議〜コートジボワール・ネガティブ街角トーク

2016-08-02 06:30:32 | ぶらぶらアフリカ論
ある日の昼下がり、庶民的イボワール人と街角トーク。 マニアックながらなかなかウケた。 ンボテ「電力料金のデモ、全国あちこちで起きちゃったね。」 庶民的イボワール人「ワタラ(大統領)のせいだ。」 ンボテ「そうなの?電力会社のせいじゃなくて?!」 庶民的イボワール人「ワタラのせいだ。誰がなっても、大統領のせいだ。」 ンボテ「そうなの?じゃあ、ワタラとバグボ(前大統領)と、どっちがよかっ . . . 本文を読む

「ニーハォ」ってあいさつされて・・・

2016-06-15 07:30:53 | ぶらぶらアフリカ論
アフリカで道を歩いていると「Chinois! (シノワ=フランス語で「中国人」、の意味)」、「ニーハォ!」っあいさつされることが少なくない。 この間、ある知人と話していたら「市場でそうやって声かけられて、思わずカーッとなって【日本人だ!文句あるか!】って言い返しちゃいました!」。 シノワっ!って響きには、ときおり侮蔑だったり、金くれってことだったり、あまり良い意味ではないこともあり、その気持 . . . 本文を読む

その国のカタチ~駐在三カ国比較論

2016-06-10 07:30:25 | ぶらぶらアフリカ論
ンボテはこれまでのアフリカとの関わりの中で、三つの国に長期滞在した。西アフリカの最西端・セネガル共和国、アフリカ中部の大国・コンゴ民主共和国、そして西アフリカの政治・経済の中心、コートジボワール共和国。 全てをひっくるめて単純化することはできないが、その国にはそれぞれ独特の印象と、それぞれの個性が感じられた。そしてこの印象論は、その国のリアルな現実と、そんなにずれたものでもないように思っている。 . . . 本文を読む

アフリカ「橋」ストーリー~つれづれ橋談話

2016-05-05 07:30:30 | ぶらぶらアフリカ論
今日はなんとなく、橋について。人が隔てられたところにかけられる橋。絆の架け橋。そういえばこれまでも橋を結ぶストーリーをいろいろ見てきた。 ンボテがコンゴにいた時のはなし。ある日、事務所に訪問客がやってきた。住民にとってとっても大切な橋が壊れそうになっている。なんとか助けてくれないか、という相談だった。地図で確認してみると、橋はない。 現場に行ってみた橋は・・・これだった。 確かに今にも落 . . . 本文を読む

53ユーロ以上の金品授受はいけません?!~ワイロとアフリカ行政

2016-05-04 07:30:54 | ぶらぶらアフリカ論
4月28日、アフリカメディアで多く目にした記事にこんなものがあった。 ブルキナファソ、公務員に53ユーロ相当額以上の贈答品受け取りを禁止 ええ?っていうか、53ユーロならいいんかい?!っていうお話。 G5 sahelの記事を見てみよう。 (ブルキナファソ公務員省、G5 sahelウェブサイトより) この法令によれば、35,000フランCFA(約53ユーロ、7,000円)以上の贈答品の受 . . . 本文を読む

【議論沸騰?!】新国家「ガーナ・イボワール共和国」?!

2016-05-01 07:30:30 | ぶらぶらアフリカ論
西アフリカには、人口1千万人~2千万人規模の小さな国が長屋のように軒を並べている。長屋だからキッチン、トイレ共同。それが共通通貨だったり、域内の往来を可能とするパスポートだったり。そして長屋で諍いがあればご隠居が出動。おい、八つぁん、熊さんさん、揉めごとはおよしよ、という具合。 そんな中で、なかなかご近所づきあいの難しい国がある。ガーナだ。ギニア湾岸にあって英語圏。周りをコートジボワール、ブルキ . . . 本文を読む

バレンタインデーを祝ってはいけません?!

2016-02-15 07:30:09 | ぶらぶらアフリカ論
1日遅れてしまったが、昨日はバレンタインデーだった。 Wikipediaによれば、 「2月14日に祝われ、世界各地で男女の愛の誓いの日とされる。もともと、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた」。そして、「日本では1958年ころから流行した」とある。 アフリカで広く信じられているカトリ . . . 本文を読む

今週も話題満載!アフリカは元気。

2015-10-26 07:30:40 | ぶらぶらアフリカ論
今日から新しい週がスタート。きのうの夜は、零度。雪が横から降りつけた。そして今朝、今季初めて朝のコーヒーをホットにした。そんながっつり寒い札幌から。 まずは昨日、みぞれ、あられが降りしきる中、札幌プラザ2・5で開催された難民映画祭'HOPE'上映会にお越しいただいた皆様に感謝申し上げたい。 寒空の中、'HOPELESS'な映画のストーリーであったが、リアルな描写の背景に想いを馳せていただけた . . . 本文を読む