摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

信頼

2009-01-13 18:57:54 | 気づき
心理分析士養成講座のパンフレット制作は私たちの手を離れ、
いよいよ集客に集中していく時期になりました。
私はみんなで協力して集客できるよう
2つの方法を考えてました。
1つは、仲間が具体的に自分を例に挙げながら、
講座の効果を語れるように、
お互いに受講して変化したことや
長所を知らせ合うことです。
自分自身の変化や長所は、なかなか気づきにくいからです。
これについては、ほかのメンバーが率先して
始めてくれました。

そしてもう1つの方法は、
今一般にビジネスの世界で行われているような営業管理の方法で、
どんな人に今アプローチしているか、
その人の悩みや、それに対するアプローチの状況を把握した上で、
どんなアプローチの方法が効果的か考えるというようなものです。
これなら確かに、メンバー一人一人の集客活動に合わせた
サポートにはなるかもしれませんが、
それは同時にメンバーの営業の状況を常に把握し、
プレッシャーを与えることにもなります。

結局、この2つ目の方法は「人は基本的に信用できない」
という考え方に基づいている感じがして、
それを利用しようとした私自身の心にも
みんなを信頼しきれていない部分があることに気づきました。
今の私の課題は、仲間を信頼して待つことのようです。
また、私も含めたメンバー全員の課題は、
自分への信頼なのかもしれません。
そして、今私たちがやろうとしているのは、
自分、仲間、誘う相手、そしてプロセスの
すべてを信頼して行う新しい(時代の)営業なのかな?
と思いました。


ところで、先般私が「言い出しっぺ宣言」をした時、
仲間の一人が「かおるさんが言い出したから、
やるって言ったんだよ」って言ってくれて、
それが私の自分や他人への不信感を
かなり溶かしてくれたことをブログで書きました。
一昨日、ある集まりでその話をしたら、
別の友達が「私もかおるさんに言われたから、
話に乗ったことがあるよ」と後からメールをくれました。
また、今日は別の心理学講座で会った友達から、
「かおるちゃんのブログを楽しみにしてるよ。
よく言葉にできないけど、感謝したくてメールした」
というメールをもらいました。
今、講座の仲間の枠を越えて、
私に信頼を見せてくれることが起こってきています。

それから、自分を信頼するということについては
まったく別の方面からちょっとした気づきがありました。
私は10月に断捨離セミナーを受けたあたりから、
3月の引越しを前に我が家の断者離を早く進めなくちゃと
焦っていました。
でも、つわりや病気もあり、イベントやパンフ制作もありで
なかなか手がつけられませんでした。
周りの人には、「妊婦はゆっくりすることが一番」と
いつも言われるんだけど、
自分になかなかそれを許せなかったのです。

でも、先日栃木、上越経由で岐阜から帰省した後、
さすがに疲れが出て、
いつもなら一晩で片づける旅行の荷物を
そのままにしておきました。
先週1週間は、毎日やると決めたわけでもないのに
少しずつ片づける機会があり、
今は物の入れ替えをしないと片付かないもの以外は
おさめるべきところへ納められました。
そのことに気づいた時、
「あぁ、焦らなくても、動ける時が来たら動けるんだな。
もっと自分を信じて待っていいんだな」と思えたのです。


最近得たこれらの気づきから、
今私たちに必要とされているのは、
信頼を持つことなんじゃないかと思い始めました。
自分に対しても、他人に対しても、
私たちを生かしている仕組みに対しても。

よくこの混沌の時代に、愛がもっとも大切と言われますが、
個人的には「愛」という言葉には少し抵抗があります。
愛は、束縛、暴力、偽善など本質的に全く違うもの
(逆のもの?)を覆い隠そうとするために、
あまりにも多く使われてきた気がするのです。
その点、「信頼」という言葉は
安易に使われて、他の本当は全く別のことを
連想させることはあまりないように思います。

私はとりあえず、まず自分が信頼を持って待つ
ということに取り組んでいきたいと思ってます。




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