摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

太いパイプになりたい

2009-02-09 11:09:58 | 気づき
岐阜に帰る日が近づくにつれて、
帰ったら何しようかなと考えることも
多くなりました。
金沢に来る前は、社会的起業が一番の関心事でしたが、
今は似ているけどちょっと違うような気がしています。

とりあえずやりたいと思いついたことが
2つあります。
1つは、自分の暮らしを自分自身や周りの人たちと
一緒に楽しみながら作っていくための
いろんな活動をする「自給自足くらぶ(仮称)」。
金沢では地産地消を進めるための料理教室を
企画したりしていたので、
冷蔵庫やスーパーに頼らないための
保存食や郷土料理づくりの教室をやってみたいな。
それから、庭やベランダで生ゴミ堆肥を使いながら、
”なんちゃって”自然農法にも挑戦したい。
また赤ちゃんが生まれるし、
家庭でできる手当て法とかも習ってみたい。
あと自転車やパソコンを自分で組み立てたり修理したり、
風力発電や太陽光発電のシステムを作ってみたりという
機械系のこともやりたいな。
うちのじーちゃんは機械工学の先生だったし、
夫は環境都市工学を今教えてるので。。
うちの家族に限らず、地域にいるいろんな人財に
力をお借りしたいと思ってます。

こういう活動で何を目指したいかというと、
自分たちのあずかり知らぬところで勝手に操作されている
貨幣経済の影響をできるだけ少なくしたいのです。
会社に就職できなかったら、生きていけないなどと思わずに、
豊かな自然の中で自分の力で食べ物を手に入れて
周りの人と支え合いながら生きていくという
少し前まで当たり前に行われていたことに戻れるんだって
いつでも思える環境づくりをしたいのです。

そして、私がやりたいことの2つ目は、
余っているものを必要としている人のところへ流す仕組みを
作ることです。
これも、1つ目のやりたいことと関係しているかもしれません。
断捨離のクラターコンサルタント、ひでこさんとも
話していたことですが、
今の日本は家庭から社会まで新陳代謝が
スムーズにできていないと思うのです。
家庭の中は使わないものでいっぱい、
お店はあまり必要ないものでいっぱい、
山や海は私たちが捨てたものでいっぱい。
その一方で、食べ物や住むところがなくて亡くなる人が
遠い発展途上国だけでなく、日本の中でさえ出てきました。
これってどう考えても、何か狂ってますよね。

この2つ目の”新陳代謝促進システム”については、
どう実現するか具体的なことは
まだ全く考えていません。
私が全て考える必要もないと思ってます。
とりあえず、こんなことがやりたいと旗を立ててみて、
そして集まってきた人、情報、モノなどを組み合せれば
きっと何かできると信頼しているからです。
以前の私と違うのは、この点ですね。
自分が「社会起業家」になることを目指すのではなく、
自分はただの言い出しっぺ、
そしてみんなの力を借り、
もっと大きな存在の力もいただきながら、
その時できる限りのことをやっていくことだと
今は思ってます。

もともと私には、起業家として
お金をたくさん儲けることに対するモチベーションは、
あまりありませんでした。
そのため、起業家には向いてないのでは?
と思ったこともあります。
私が情熱を感じるのは何かの問題を
まだあまり活かされていない資源を使いながら
創造的な方法で解決する方法を考えることです。
そして、その過程で関る人たちの長所を見つけて
さらに輝いてもらうお手伝いができたら、
もっとハッピーになります。

考えてみたら、これはレイキの実践者が目指す
自らレイキを通すきれいな太いパイプになることと
同じかもしれません。
私はお金や情報、モノ、人といった資源を
適材適所でスムーズに流すパイプになりたいのかも。
そう考えると、レイキを金沢で習ったのも
やっぱり大きな意味があったのかなぁ。
ご縁をくださったみなさんに感謝です


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