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カリスマ販売員も脱帽。ジャパネットがバカ売れする3つの秘密

2018-04-19 20:50:55 | ニュースまとめ・総合
カリスマ販売員も脱帽。ジャパネットがバカ売れする3つの秘密



2018年4月19日 4時19分

まぐまぐニュース

毎日さまざまな局で放送されているテレビショッピング。1回の放送で莫大な売上を立てる手法は普段の営業や接客に活かせる、というのは接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん。坂本さんは今回、自身の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で、テレビショッピングを見てわかった「売るための3つのポイント」を紹介しています。
テレビショッピングから学んでみる

読者の皆様は、テレビショッピングをご覧になりますでしょうか?

私自身は、商品提案の参考にするために、見る機会が度々あるのですが、「やっぱりすごいなぁ」と思わされることが、見る度に見つかります(個人的には「ジャパネットたかた」のテレビショッピングが好きです)。テレビというメディアを通して、1回の放送で、とんでもない金額を販売する力を持っているテレビショッピング界の方々の販売法は、やはり勉強になることが多いのです。

販売の世界に生きていて、これをスルーして活かさないというのは、非常にもったいない。ということで、せっかくこういう話をしているので、普段の接客にも活かせるような注目のポイントをいくつかお伝えしたいと思います。

ひとつは「商品の扱い方」。

テレビショッピングでは、一つの商品をしっかり時間をかけて紹介していきます。その中で、機能について説明をしたり、どんな商品かを丁寧に説明していく際、商品に触れる機会が多々あるわけです。これは普通の販売員でも同じですよね。

しかし、よく見ていると、テレビショッピングのMCの方々は、とても丁寧に商品を扱います。商品に慣れて雑に扱ってしまうことは決してなく、とても見栄え良く丁寧に商品に触れるのです。ジャパネットたかたの高田明元社長に至っては、「たからものを扱うように商品を扱う」と評されるほどです。

一度注目してご覧いただくとわかりますが、指の添え方や、カメラからの取りやすさなども含めて、とても研究されているのだと感じさせられる商品の扱い方です。

続いて、「間の取り方」。

接客をしていると、会話の間が空いてしまうのが怖くて、一方的に話し続けてしまう人がいます。ですが、間のない会話というのは、聞く方にとっては非常に辛いものになります。たとえ自分が求めている情報だったとしても、そこに間がなければ、情報を整理する余裕もなくなり、何の話をされているのかわからなくなってしまうのです。

テレビショッピングでは、会話がないために、間をおかず話し続けているのではないかと思われがちですが、意外とそんなことはありません。ちゃんと視聴者が情報を整理する余裕を持てるように、合間合間に丁寧に間を入れています。

説明をしているMCの人によっても、間の取り方が違ったりするので、これも興味深いところです。

そして、「話の構成」。

これはもう、本当に勉強になります。

話の構成も、話す人によって当然変わってくるのですが、特に聞いていて引き込まれるような人の話は、シンプルな構成になっています。「導入→発展→結論」のようなイメージです。

まず、一番最初の30秒~1分程度の時間で、商品説明の導入が入ります。ここでは、とにかくわかりやすくイメージがしやすい言葉を使って話し出すのです。このタイミングで専門用語を使ってしまうと、聞く人の興味が削がれてしまうからでしょう。

そしてある程度興味が引けたところで、細かい商品説明を含めた発展が起こります。ここで必要な商品説明と、視聴者の生活に即したようなイメージが湧く話が聞けるので、納得を生みます。

最後に結論として、価格の話になり、一連の流れが完結します。「話の構成」に関しては、何度も見ていると、売れる構成というのが徐々に見えてくるので、かなり注目していただきたいポイントです。

テレビショッピングの面白いところは他にもいくつもあります。繰り返しの妙だったり、時間帯によって、視聴者層が変わることによる表現の仕方の変化などもそうです。

ぜひ、そういった視点でご覧いただき、自分の接客に活かせる部分を見つけ出していただきたいと思います。

今日のおさらいです。
テレビショッピングから販売の要素を学んでみる。

元朝日・女性記者語る取材でのセクハラ実態 「触っていい?」「家行っていい?」

2018-04-19 16:46:21 | 憎むべき性犯罪
元朝日・女性記者語る取材でのセクハラ実態 「触っていい?」「家行っていい?」



2018年4月19日 16時6分

J-CASTニュース


「飲みに行くと『おっぱい触っていい?』とか、『家に行ってもいい?』とか。カラオケに呼び出されて腕を組んで一緒に歌わされたり、顔を近づけられたり......」

そう振り返るのは、かつて朝日新聞で記者として働いていた女性(以下、Aさん)だ。
夜呼び出され...「来てくれたら話があるのになー」

Aさんは90~00年代にかけ、中央省庁の記者クラブで勤務していた経験を持つ。週刊新潮の報道を受け、「女性記者」のセクハラ被害について社会的関心が高まる中、J-CASTニュースは当時の体験を聞いた。

「セクハラ」という言葉は1989年に新語・流行語大賞で取り上げられ、社会的な認知も高まりつつあったが、まだAさんの周囲を含め、現在のように積極的に被害を訴える、というような状況ではなかった。また配属された当初、記者クラブに女性記者はせいぜい数人ほど。そんな状況で、好奇の目を受けつつ、夜回りなどにいそしむAさんの元には、「呼び出し」がしばしばあったという。

「電話で『来い』と言われて、『忙しい』と断ると、『来れば話があるのになー』」

そうして飲みに出かければ、冒頭に挙げたような「セクハラ」だ。「おっぱい触っていい?」といえば、まさに問題になっている財務省の福田淳一事務次官の発言そのまま。「毎日とは言わないがしょっちゅう。月に何回かは」とはAさんの弁である。挙句、呼び出すだけ呼び出して、何も教えてもらえない、なんてこともざらだった。

とはいえ、そうした「付き合い」の中から、有益な情報が引き出せることもあった。Aさん自身、不快ではあったものの、「記者の仕事とはこういうものだ」とも割り切っていた。自分なりの「線引き」を作って身を守りつつ、ある意味ではそれを逆手にとって「取材」を続けていたと当時を回想する。周囲の女性記者も同じで、「セクハラ」が騒ぎになった話は記憶にはないという。
テレ朝はどう対応すべきだったのか

テレビ朝日が2018年4月19日未明の会見で説明したところによれば、女性記者は「1年半ほど前」から福田氏と取材目的で会食をしていたが、たびたびセクハラ発言に見舞われた。その後、上司にこのことを報道したいと相談したものの、「難しい」と伝えられ、週刊新潮の取材に応じたという。

現場を知る人間は、テレ朝の対応をどう見るだろうか。Aさんは自社での「報道」となれば、隠し録りという取材手法の問題などもあり、「簡単ではなかっただろう」と分析する。一方で、

「相談を受けた上司――それがたとえばキャップなら、次官本人には言えなくとも、財務省側、それこそ麻生財務相に『うちの記者にそんなことをしないでくれ』と伝えて守ってやるべきだったと思う。あるいは財研(財務省記者クラブ)を通じて、他紙の女性記者の状況も聞くなどして、クラブぐるみで働きかければ、建設的に話は進んだのではないか」

として、「1年以上前からセクハラがあったのなら、いつごろから相談を受けていたのかわからないが、上司がもっと動いた方がよかったのでは」と語る。

ところで霞が関では、福田氏のような「セクハラ高官」は普通なのだろうか。Aさんに尋ねてみると、「私の印象では......」と前置きして、

「そういうこと(セクハラ)をするのは、現場に近い立場の人たち。『上』の人はそんなことをすれば、どうなるのかわかってますから......。あまり聞きませんでしたね」

セクハラ醜聞が暴いた「不健全な取材」の実態

2018-04-19 15:16:03 | 憎むべき性犯罪

セクハラ醜聞が暴いた「不健全な取材」の実態

4/19(木) 11:00配信

東洋経済オンライン


 財務省高官のセクハラ醜聞が急展開を見せている。

 4月18日夜、福田淳一事務次官は辞任を発表。この場で、4月12日発売の「週刊新潮」に報じられていた女性記者に対するセクハラ発言を強く否定してみせた。ところが、その数時間後にはテレビ朝日が“被害者”は同局の社員だと発表したのだ。

 19日午前0時から開かれた記者会見で、テレビ朝日はセクハラを訴えた女性記者がその事実を報道したいと上司に相談したが、2次被害の恐れからそれは難しいと判断。その結果、女性記者が週刊新潮に持ち込んだものだと表明した。

 “被害者”が明らかにされたことで、福田次官の「週刊誌に掲載された私の記事は事実と異なる」という主張は通じなくなった。さらにテレビ朝日が社員のセクハラ被害について、適切な措置をとっていなかったことも明らかになった。

■女性記者を「くの一」として使っているところも

 しかしながらこれでセクハラの全容が明らかにされたわけではない。大手メディアの中には、若い女性記者を「くの一」として使っているところもあり、その点では同じ穴のむじなでもある。

 たとえば「週刊文春」(2013年1月24号)は、渡辺喜美・みんなの党代表(当時)が民放の女性記者との関係を妻に疑われ、離婚届けを出されたという内容を報じている。またいまは引退した有力政治家の例だが、女性スキャンダルが多く「無類の女性好き」と知られていたその政治家に対し、大手メディアの妙齢の女性記者がべったりとくっつき、時には顔を近づけて覗き込むように話を聞き出していたことを目撃したことがあった。

 自ら積極的に「くの一」を買って出る記者もいないわけではないだろう。だが多くの場合、必ずしも意欲的にそうしたいとは思っていないはずだ。

 今回の女性記者の場合も、「週刊新潮」の記事には相手に対する嫌悪感が溢れていた。若い女性ならもっともな反応だ。

 ところがこうしたセクハラでは、“加害者”たる本人がそれに気付かない。むしろ「他の人間が同じことをやればセクハラになるだろうが、自分は清潔感があるからセクハラではない」と信じていることが多いようだ。被害者が黙っているのは本人に魅力や清潔感があるからではなく、力関係が大きな理由だという事実に気付いていないのだ。

■「福田さんが言えばセクハラには聞こえない」? 

 もっとも女性側が嫌悪感を抱くか否かは個人差がある。実際に福田次官を取材したことがある某メディアの女性記者は次のように言っていた。

 「他の男性が言えばセクハラになる言葉でも、福田さんが言えばセクハラには聞こえない」

 しかしこれは、取材先である財務省の高官ゆえにそのようにみえたにすぎないようにも思える。

 いまだ男尊女卑の風潮が残る政治の世界だが、果たしてこれを機に変化は見られるのだろうか。取材される側とともに取材する側の大手メディアも、重い課題を投げかけられている。

17世紀から続く名門パリ・オペラ座バレエ団でセクハラやいじめが横行している実態を、

2018-04-19 15:09:13 | 憎むべきいじめ
バレエ団でセクハラ横行…名門パリ・オペラ座



2018年4月19日 12時21分

読売新聞

 【パリ=作田総輝】17世紀から続く名門パリ・オペラ座バレエ団でセクハラやいじめが横行している実態を、AFP通信が独自に入手した内部調査の結果として報じた。

 報道によると、バレエ団の内部組織が団員を対象にアンケート調査を行い、100人超のダンサーが匿名で回答した。約26%が、セクハラに遭ったか、同僚がセクハラを受けているのを見たと答え、いじめに遭ったか、同僚がいじめられているのを目撃したと答えた団員は約77%にのぼった。

 バレエ団が円滑に運営されていないとの不満は約90%に達し、オレリー・デュポン芸術監督と団員との確執も浮き彫りになった。

 オペラ座のステファン・リスネール総支配人はAFP通信の取材に対し、調査結果が漏えいしたことに驚きを示しながらも、「セクハラは絶対に許されない。話し合いの場を設けたい」と語った。

【海外発!Breaking News】ラバーカップの中に隠しカメラ 4年間トイレを盗撮した男が逮捕(台湾)

2018-04-19 15:07:22 | 憎むべき性犯罪
【海外発!Breaking News】ラバーカップの中に隠しカメラ 4年間トイレを盗撮した男が逮捕(台湾)



2018年4月19日 14時27分

Techinsight

台湾・台北市などの大学や公立の女子高、公衆女子トイレにピンホールカメラを設置し盗撮した男(25歳)が逮捕、送検された。男は4年にわたって盗撮を続けており、被害に遭った女性の数は千人近くに上るという。

『中時電子報』などによれば今年2月、国立台湾大学医学院の女子トイレを清掃していた女性作業員が、トイレが詰まった際に使用するラバーカップに隠されたピンホールカメラを発見し、通報した。警察は防犯カメラの映像から、バイクに乗って大学を訪れた男がその女子トイレに侵入したことを突き止めており、3月15日に男が再び大学に現れたところを逮捕した。逮捕された男の鞄からは、ピンホールカメラを取り付けたラバーカップ5つが発見された。

警察の調べによれば、男は国立台北科技大学の卒業生で、在学中の2014年から盗撮行為を繰り返していたもよう。現在はフリーターで、仕事がない日にはカメラの設置場所を探していたそうだ。男はラバーカップの吸盤部分に小さな穴を開けてピンホールカメラを取り付けており、撮った映像は撮影場所ごとに分類し保存していた。なお外部への流出はしていないと話している。

また男は盗撮した女性が好みのタイプだった場合、その女性が出入りする場所や教室などを調べて、実際に確かめに行くこともあったという。さらにスマートフォンを使ってカメラを遠隔操作し、リアルタイムで盗撮映像を見ていたそうだ。

男のパソコンからは千人近い女性の盗撮映像が見つかっている。すでに7人の女性が被害届を出しており、警察は男の身柄を送検するとともに、その他の被害者についても特定を急いでいる。

現職の自衛官が国会議員に罵声を浴びせたことを、小野寺防衛相が擁護する発言をしたと野党が批判していることについて

2018-04-19 15:05:32 | ニュースまとめ・総合
小野寺防衛相「擁護するつもりはない」



2018年4月19日 14時14分

日テレNEWS24


現職の自衛官が国会議員に罵声を浴びせたことを、小野寺防衛相が擁護する発言をしたと野党が批判していることについて、小野寺防衛相は、国会で「擁護するつもりはない」と強調した。

民進党議員に「国民の敵」などと暴言をはいた現職の自衛官について、小野寺防衛相は「彼も国民の1人であり、当然思うことはあると思う」などと発言した。これに対し、野党側から「擁護している」と批判が出ていた。

小野寺防衛相「今回のような不適切な発言は、決して認められるものではないということを、繰り返しお話をしております。私としては、この隊員について擁護するというつもりはございません」
小野寺防衛相は、このように擁護する考えがないことを強調し、改めて陳謝した。また「事実関係を調査をした上で厳正に対処していきたい」と述べた。

メディア全体で対応検討を=情報提供は「批判できず」-テレ朝被害公表で識者

2018-04-19 15:03:59 | 憎むべき性犯罪
メディア全体で対応検討を=情報提供は「批判できず」-テレ朝被害公表で識者



2018年4月19日 12時58分

時事通信社

 テレビ朝日が19日、福田淳一財務事務次官のセクハラ発言の被害者が自社の女性社員だったことを公表したことに対し、識者からは自局で報じなかったことを疑問視するとともに、メディア全体での対応検討を求める声が上がった。

 セクハラについての著書もある牟田和恵・大阪大大学院教授は、「自局で報道しなかった理由に『二次被害』を挙げているが、財務省に盾突かないために被害者の訴えを握りつぶしたと見られても仕方ない」と批判した。

 一般企業でも社員が顧客からセクハラを受けたら、会社が顧客側に働き掛けて対処しなければならないと指摘した上で、「顧客に言いにくく、社員に我慢させることは現実としてある。しかし、メディアである以上は社会的な責任があり、財務省に抗議するのが当然だ」と話した。

 服部孝章・立教大名誉教授(メディア法)は、「女性記者は上司に相談するという手順を踏んでおり、他社に情報を流したからといって懲罰の対象にすべきではない。会社側は記者のプライバシーを守った上で報道することもできたはずだ」と指摘。週刊新潮への情報提供について「世に伝えるというジャーナリストとしての使命がある。公益性や公共性を考えれば、安易に批判はできない」との見方を示した。

 その上で、「同様の問題が起きた場合、取材源の秘匿と報道の使命をどう考えて対応していくのかを、メディア全体として検討する必要がある」と話した。

 ジャーナリストの大谷昭宏氏は「次官の辞意表明を受け、緊急に状況を説明したのは適切だった」と述べ、被害者は自社の社員と公表した対応に理解を示した。

 一方で、「結果から見ればセクハラ被害に何の行動も取らなかった」と批判し、女性社員が1年半の間、複数回次官と会食を重ねていた点についても、「相手の目的が何かを見極めるのも記者としての力量で、判断に甘さもある。先輩たちが1対1での取材方法について教える必要があったのではないか」と述べた。

警察幹部のセクハラ、女性記者の葛藤「泣き寝入りするしかなかった」会社に不信感も

2018-04-19 15:01:06 | 憎むべき性犯罪
警察幹部のセクハラ、女性記者の葛藤「泣き寝入りするしかなかった会社に不信感も



2018年4月19日 9時37分

弁護士ドットコム


「週刊新潮」(4月19日号)が報じた財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑。4月18日夜に福田事務次官は辞意を表明したが、疑惑を改めて否定した。

一方、テレビ朝日は19日未明に記者会見を開き、福田氏のセクハラ被害を受けた女性が、同局の記者であることを公表した。女性社員は上司(役職は不明)に相談したものの、報道すると二次被害が心配されることなどを理由に「報道は難しい」と伝えられたという。判断したのはその上司一人だった。

同局は財務省に対して正式に抗議をする予定だというが、今回の被害に限らず、女性記者が取材先からセクハラ行為を受けることは、そう珍しくはない。

あるテレビ局の女性記者は警察を担当していた数年前、警察幹部からセクハラ行為を受け続けていた。女性は社内で同期一人だけにしか詳細を話していない。

「被害届を出すかどうかまで考えたけど、証拠も残っていないし、記者生命が終わりになるから泣き寝入りした。その警察幹部のために、私がやりたい仕事を失うのは嫌だったから」

未だにどうすればよかったのか悩んでいるという女性。「同じ思いをしている人は多いと思うから」と取材に応じた。(編集部・出口絢)
●「私が我慢していれば何もなかったことになる」

テレビ局や全国紙など報道機関の新人記者は、多くが「サツ回り」と呼ばれる警察担当を記者生活の振り出しとする。そこで事件や事故の情報を聞き出すために、日中の官舎回りに加えて、「夜回り」や「朝駆け」といって、出勤前や帰宅後に捜査幹部の自宅に行く取材方法をとる。取材相手との信頼関係を築いて、他社よりも早く独自の情報を報道するためだ。

女性がセクハラに悩まされたのも、そうして仲良くなった警察幹部だった。最初は酔っ払った時に、手を握ってきたり、膝の上に手を置いてきたりするくらいだった。当時1年目だった女性は、「女性記者って大変なんだな」「マスコミ業界だとこんなこともあるのかな」と自分で自分を納得させた。

しかし、セクハラ行為は、どんどんエスカレートしていった。ブラウスの中に手を入れて胸を触ろうとしたり、女性の手を幹部の股間に当てようとしたりするようになった。無理やりキスもされた。「飲み会の場で、私と付き合っている前提で話をしてくるんです。『俺が結婚してやってもいい』『お前のこと世話してやってんだから、それくらいするのが当たり前だろ』と言われました」

女性は触られようとするたびに、「いやいや」と相手の手を阻んだ。「本当にそういうことやるの辞めてほしい。自分のためにもならないですよ」とも言ったが、「まあまあ」と濁されて終わりだった。

「年次も上がって、ようやく普通じゃなかったんだなって冷静に判断できるようになりました。当時は単純に気持ち悪いし嫌だなと思っていたけど、お世話になってた部分もあったから、我慢せざるを得なかった」

警察担当を外れてからも、携帯に立て続けに不在着信が入ったり、「なんで構ってくれないんだ」といったメールが届いたりした。それでも相手からの連絡は完全に断つことはできなかった。

「私が警察担当を外れても、相手はまだ警察幹部のまま。私と相手の関係が壊れたら、次に警察担当をする後輩が嫌な目にあうんじゃないかと思ったんです。私が我慢してれば何もなかったことになるのに、お前の社と口は聞かないとなったら、会社にとって損害になってしまう。それは申し訳ないから、我慢をしていました」
●「今でも告発したい」

女性は「今でもセクハラ被害にあったことを告発したい」と話す。被害届を出して刑事事件化することも考えた。でも結局セクハラ被害を訴えることはできなかった。「取材源の秘匿」を破ることになるからだ。

「私が誰々からセクハラにあったと話したら、それは自分のネタ元を明かすことにもなる。『あいつは秘密を守らないんだ』『セクハラと言い出すような面倒臭いやつなんだ、関わるのやめよう』と思われて、取材相手も警戒する。今後、取材活動自体ができなくなったら、仕事にならない」

「はあちゅうさんの『#MeToo』の告発を見ていて、これからの人生をかけて言ったんだろうなと思った。それが羨ましくもあった」
●「週刊誌に言った気持ちがよく分かる」

加えて、会社が守ってくれないだろうという思いもある。男性記者からは「女だから情報取れるんだろ、いいよな」と言われたこともある。そんな空気の中でセクハラ被害を言えば、「それ見たことか」と思われる。

「絶対に自社の記者がセクハラにあったって、会社は社をあげて抗議なんかしてくれないです。言った方がバカを見る。やんわりと干されて、自分の希望の部署にはいけなくなります。単純に正論をかざしても、会社は一緒に戦ってくれない」

セクハラ被害の告発と、自分のこれからの仕事。女性はこの二つを天秤にかけて、自分の仕事をとった。告発のために、今の仕事を捨ててまで戦いたいとは思わなかった。

「これまで散々嫌な目にあってきたのに、告発することで、自分の仕事まで失うなんて。怒りは収まらないし許せないけど、会社に言ったところで自分が損をするだけ。週刊誌に告発することで、自分のなかでけりを付ける。週刊誌に言ったテレビ朝日の女性記者の気持ちがよく分かります」

堅物官僚から情報を取るべく、各局が送り込む才媛記者

2018-04-19 14:59:06 | ニュースまとめ・総合
堅物官僚から情報を取るべく、各局が送り込む才媛記者



2018年4月19日 7時0分

NEWSポストセブン


《週刊誌報道に示されたようなやりとりをした女性記者の方がいらっしゃれば、調査への協力をお願いしたい》

 森友学園問題で国会が紛糾する中、渦中の財務省トップに持ち上がった新たな騒動。辞任した福田淳一元事務次官(58才)が複数の女性記者にセクハラ発言を繰り返していたと『週刊新潮』(4月19日号)が報じた。これに対し、福田氏はセクハラを否定した上で、新聞やテレビ局などの記者クラブ加盟各社に、冒頭のような異例の協力要請を出したのだ。

 報道各社にとって、“霞が関の中枢”である財務省への取材は超重要。それだけに、エース級の記者がしのぎを削っている。

「超堅物の官僚からスクープ情報を取るのは至難の業。そこでテレビ各局は、少しでも印象をよくするためなのか、たまたまなのか、選りすぐりの美人記者を財務省の記者クラブに送り込んでいます。もちろん外見だけでなく、財務官僚と渡り合えるだけの頭脳も必須です」(全国紙記者)

『週刊新潮』の記事によると、福田氏に夜中呼び出された女性記者は、パジャマから着替えてバーに駆けつけた。酒席につきあい、森友問題について聞き出すのが彼女らのミッション。福田氏はそんなやり取りの中、「おっぱい触っていい?」「キスしたい」としつこく言い寄ったという。

「福田さんはお酒が弱くて、酔って記憶がないなんてことはたまにあるそうです。記事には日頃からセクハラを連発することで有名だったと書かれていましたし、担当の女性記者は呼び出されるたびにビクビクしていたんでしょうね…」(前出・全国紙記者)

 小さい時から神童と呼ばれ、東大をトップに近い成績で卒業したスーパーエリートの財務官僚は、ちょっと変わった人ばかり。そんなオジサンたちを相手にしなきゃいけないのだから、彼女たちの苦労は推して知るべし。若手の財務官僚が言う。

「省内でも、“あの記者は目を引く”と評判になる人がいつも何人かいます。最近では、テレビ朝日の進優子記者は女子アナと見紛うような美形ですし、フジテレビの石井梨奈恵記者は上智大学から仏パリ政治学院に留学した経験のある才媛。NHKの山田奈々さんは突っ込んだ取材をする優秀な記者だと評判です。ぼくたち若手はほとんど相手にされませんが、一癖も二癖もある幹部たちから直接、携帯で呼び出されるのを見るとホントに大変そうです」

 冒頭の通り、財務省は血眼になって報じられた女性記者を探している。

「音源を全部聞いたわけではないので状況はわかりません。福田氏の言う通り、クラブでホステスとの会話という可能性がないわけではない。それにしても被害を受けたという記者に“名乗り出て”というのはおかしな話。情報を握るために必死の記者が自ら名乗り出られるはずがないし、セクハラを受けた女性が被害を訴えることに抵抗があるのは当然のこと。誰が相手だとしても、音源があるのだから、福田氏を徹底的に調査すべきです」(前出・全国紙記者)

 福田氏は新潮社を名誉棄損で提訴するというが、向かう新潮社も記事に絶対的な自信を見せている。