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内閣支持、続落38%=森友説明「納得できず」7割超―時事世論調査

2018-04-13 18:48:13 | ニュースまとめ・総合

内閣支持、続落38%=森友説明「納得できず」7割超―時事世論調査


4/13(金) 15:09配信

時事通信

日本人て馬鹿なの? 終わったことなんてどうでもいいでしょう


 時事通信が6~9日に実施した4月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比0.9ポイント減の38.4%となり、先月に続き下落した。

 不支持率は2.2ポイント増の42.6%で、2カ月連続で支持を上回った。学校法人「森友学園」をめぐる財務省決裁文書改ざん問題や防衛省・自衛隊の日報隠蔽(いんぺい)疑惑などが影響したとみられる。

 ただ、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「首相案件」と述べたとされる面会文書が見つかった問題は、調査期間後で反映されていない。

 森友問題での安倍晋三首相の説明について聞いたところ、「納得していない」との回答が78.3%に上り、「納得している」は11.0%にとどまった。昨年4月調査でほぼ同じ質問をした際は「納得していない」が68.3%で、10ポイント増加した。

 森友学園が開学を予定していた小学校の名誉校長に一時就いた安倍昭恵首相夫人は国会で説明すべきかを尋ねたところ、「必要」54.2%、「必要ない」32.0%、「どちらとも言えない・分からない」13.8%だった。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」18.9%、「首相を信頼する」9.8%、「リーダーシップがある」9.6%の順。一方、支持しない理由(同)は、「首相を信頼できない」が最も高く27.9%、「期待が持てない」17.9%、「政策が駄目」13.3%などと続いた。 

“飲酒運転であて逃げ”JA支所長を逮捕 歓迎会で飲酒後 接触事故か 福岡県

2018-04-13 13:52:21 | ニュースまとめ・総合

“飲酒運転であて逃げ”JA支所長を逮捕 歓迎会で飲酒後 接触事故か 福岡県

4/13(金) 12:10配信

TNCテレビ西日本

テレビ西日本

飯塚市で飲酒運転して接触事故を起こし、そのまま逃げた疑いで、JAの支所長の男が逮捕されました。

酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたのはJAふくおか嘉穂の山田支所長・谷口智博容疑者です。

警察によりますと谷口容疑者は11日夜、飯塚市川津で酒を飲んで車を運転し、コンビニエンスストアの駐車場から道路に出た際、他の車に接触する事故を起こしたまま逃げた疑いがもたれています。

通報を受けた警察がおよそ5キロ離れた場所で車を発見し、車内で寝ていた谷口容疑者を調べたところ、呼気から基準値のおよそ6倍のアルコールが検出されたため、逮捕したということです。

調べに対し谷口容疑者は職場の歓迎会で酒を飲んだことは認めているものの「飲酒運転や当て逃げをしたことは覚えていない」などと容疑を否認しています。

オフィス北野社長「1億7000万円豪邸」をキャッシュで購入

2018-04-13 13:50:17 | 芸能・スポーツ

オフィス北野社長「1億7000万円豪邸」をキャッシュで購入

4/13(金) 11:00配信

SmartFLASH


「師匠独立の真相は、女ではなく森社長との金銭問題だ!」

 前代未聞の告発により、ビートたけし(71)の事務所独立は大騒動になっている。師匠の円満退社ムードを吹き飛ばしたのは、たけし軍団だった。

 水道橋博士(55)ら、たけし軍団のメンバー4人が4月1日夜、ブログで公開した問題点は「師匠が知らない間に、森社長が、何時の間にか、オフィス北野の筆頭株主に」、「役員報酬の金額が師匠にとっては容認できない水準」等々。そして、森昌行社長(65)の「完全な裏切り行為」と糾弾した。

 これに森社長は猛反発。「週刊新潮」で「誹謗中傷を繰り返すようであれば、法的措置を考えざるを得ない」と宣戦布告。たけし軍団との決別も辞さない強硬な姿勢だ。このインタビューのなかでも衝撃的だったのが、たけしのギャラについて語ったことだ。

●北野アツシエーション(代表・たけしの妻)と北野企画(代表・同長男)へ振り込まれていたギャラの振込先は、2017年4月からはT.Nゴンに変更になった

●会社の売り上げは年24億円程度

●たけしの売り上げはオフィス北野の売り上げの8割を占める

●オフィス北野とたけし側の取り分の比率は3対7(後に比率は変更)

 額面どおりに受け取れば、たけし一人の売り上げは19億2000万円。取り分が7だとすると年間10億円以上は稼いでいる。

 たけし軍団に「1億円近い報酬」と暴露された森社長は、2008年に世田谷区の高級住宅地に約60坪の土地を購入している。

「坪単価が220万円ですから、土地だけで1億3000万円。建物が3600万円から4000万円ほど」(地元の不動産業者)

 森社長はこの物件をキャッシュで購入している。また、かつて公表されていた高額納税者名簿によると、2003年の納税額が2875万円。推定年収は8400万円だ。15年前でこれだけの収入があれば、「1億円近い報酬」というのも頷けるのではないだろうか。

 4月20日、「オフィス北野」は事実上解散する。殿のいないお家再興など、ありえない。

なぜ必要? ホイールの内側に貼ってある金属板の正体とは

2018-04-13 13:48:41 | ニュースまとめ・総合

なぜ必要? ホイールの内側に貼ってある金属板の正体とは

4/13(金) 11:40配信

WEB CARTOP


小さくても重要な役割を果たす
タイヤとホイールを組んだ状態での重さのバラツキを修正する役目

 愛車のホイールについている数字の書かれた小さな金属片。あれはバランスウエイトと呼ばれるおもり。タイヤとホイールはそれぞれ別々に作られた製品なので、黙って組み付けただけではバランスが取れない。とくにタイヤはカーカス、ベルト、トレッドをほぼ手作業で巻いて、合わせて、重ねて作る。いかに熟練工でも多少の誤差は生じるので、ある程度の公差が認められている。

日本が真っ先に実用化した「超超ジュラルミン」が使われたマシン

 タイヤを新品で購入したときに、黄色い軽点マークがプリントされているのはご存じだろうか? 検品時、タイヤの一番軽い部分を示したものだ。

 余談だが、赤い点はユニフォミティ・マークといい、タイヤの外径が一番大きい部分の印を示す。一方でホイールも重量にばらつきがあり、一般的にはエアバルブのところが一番重いとされている。

 したがってタイヤをホイールに組むときに、タイヤの軽点の位置をホイールのエアバルブのところに合わせると、お互いの重量のアンバランスを打ち消して、回転バランスが均一に近づく。だが、ほとんどの場合それだけで完全にバランスがとれることはない。

 そこでタイヤショップでは、組んだタイヤとホイールを、専用のバランサーにかけ、重量の誤差を測定する。そして、バランサーで円周上の軽い部分を見つけ、そこに鉛あるいはアルミの“バランスウエイト”を貼り付けて、全体のバランスを整えるというわけだ。

 これがいわゆる「バランス取り」という作業。このバランスが崩れてしまうと、タイヤ・ホイールが回転することによって振動が生じて、高速になればなるほど、フロントならステアリングが、リヤなら車体全体が、ブルブル、プルプル、ブルンブルンと揺れて、不快な振動を味わうことに……。

 体感上では、10gや20gの違いはほとんど感じられないかもしれないが、放置していていいものではないし、ましてや体感できる振動だとすれば、かなりアンバランスな状態なので、すぐに再調整が必要だ。バランスウエイトも、以前はホイールのリムのフランジ部に打ち込む「クリップ式」が主流だったが、最近は両面テープでホイールの内側に貼る「接着式」が増えている(外観上目立ちにくい。走行中は遠心力が働くので、両面テープでも剥がれにくい)。

 腕のいいタイヤ整備士ほど、タイヤとホイールの組み付け位置を調整し、最少のバランスウエイトで済ませる。そしていいタイヤ、いいホイールほど、小さいバランスウエイトで組めるなどと言われているが、バランスの大小よりも真円度が高い状態で組むほうが、走りへの影響は大きいのだが、その話は、また別の機会に……。

 かくして、見た目は小さいが、じつは大きな仕事をしているバランスウエイト。タイヤの摩耗が進むと、バランスも変わってくるので、理想をいえば1~2万km毎に再度バランサーにかけ、点検調整してもらうのが望ましい。

聴覚障害で強制不妊、提訴へ 福岡の夫婦被害 旧優生保護法下 全国規模に拡大の可能性も

2018-04-13 13:46:16 | ニュースまとめ・総合

聴覚障害で強制不妊、提訴へ 福岡の夫婦被害 旧優生保護法下 全国規模に拡大の可能性も

4/13(金) 9:30配信

西日本新聞
聴覚障害者による提訴の動きは初めて

 旧優生保護法(1948~96年)下で障害者らへの強制不妊手術が繰り返された問題で、聴覚障害のある福岡県内の被害者が国家賠償を求めて年内にも福岡地裁に集団提訴する方向で準備を進めていることが分かった。福岡県聴覚障害者協会によると、堕胎や不妊手術を強いられた可能性があるとして同協会が調査対象としている聴覚障害者は県内だけで約100人に上るという。この問題で聴覚障害者による提訴の動きが明らかになるのは初めて。

 提訴を検討しているのは、ともに聴覚障害のある福岡市内の夫婦。夫(82)は結婚前だった20代の頃、何も知らされず、同意もないまま不妊手術を受けた。その後、子どもに恵まれることはなかった。夫婦は協会の調査を受けて初めて、被害に気付いたという。

 協会によると、全日本ろうあ連盟(東京)と連携して3月から県内の実態調査を開始。旧法下で不妊手術を受けた被害者が複数いることを確認した。引き続き、子どもがいない聴覚障害者の夫婦など県内の100人程度を対象に5月下旬まで調査する。協会の太田陽介事務局長は「弁護士とも相談しながら調査を進めたい」としている。
「全国規模の集団提訴となる可能性も」

 ろうあ連盟は、九州各県を含む全国調査の結果を6月の全国ろうあ者大会で公表する予定。関係者は「弁護団を立ち上げ、全国規模の集団提訴となる可能性もある」としている。

 旧法を巡っては1月、知的障害を理由に不妊手術を強制された宮城県の60代女性が「重大な人権侵害なのに立法による救済措置を怠った。旧法は憲法違反」として国に1100万円の支払いを求める初の国家賠償請求訴訟を仙台地裁に起こした。北海道、東京などでも提訴の動きがある。

 政府は都道府県の協力を得て実態調査を進める方針だが「どの障害を対象にするかは検討中」(厚生労働省)。一方で「当時、手術は合法だった」との姿勢を崩していない。

【広島高2刺殺逮捕】風化と戦ってきた父「突然の進展に気が動転している」驚きと安堵 「一歩前進、一区切り」

2018-04-13 13:44:13 | ニュースまとめ・総合
【広島高2刺殺逮捕】風化と戦ってきた父「突然の進展に気が動転している」驚きと安堵 「一歩前進、一区切り」



2018年4月13日 13時22分

産経新聞


 有力な手掛かりがないまま未解決だった事件が13年半で急展開を迎えた-。

 広島県廿日市(はつかいち)市で高校2年の北口聡美さん=当時(17)=が刺殺された事件は13日、現場に残されていたDNA型が一致した別の暴行事件で送検されていた男の逮捕に発展した。「一歩前進、一区切りつけられる」。風化を恐れ活動を続けてきた父の忠さん(60)は驚きの中にも安堵(あんど)をにじませた。

「悪い夢なら覚めて」あの日の記憶、今も鮮明に

 忠さんには昨日、殺人容疑で鹿嶋学容疑者(35)の逮捕状を取ったことが、広島県警からもたらされたという。「突然の進展に気が動転している」としつつ、「(鹿嶋容疑者が)犯人に間違いなければいいと思う」と心境を吐露した。

 事件が起きた日のことは今も忘れられない。広島市内で仕事をしていた忠さんの携帯電話に親類から連絡が届いた。「事件があったのですぐに家に帰ってくれ」。内容を尋ねても、親類が口ごもったのを今も鮮明に覚えているという。

 忠さんの妹に車で迎えにきてもらうと聡美さんが搬送された廿日市市内の病院から「身元確認をしてもらえませんか」と連絡がきた。病院に着くと、まるで眠っているような聡美さんの遺体と対面した。「悪い夢なら覚めてくれ」。そう思った。

 聡美さんは反抗期もなく映画が好きな忠さんと一緒によく洋画を見に出かけたという。毎朝、学校へ行く聡美さんを起こすのは忠さんの役目だった。忠さんは「今でも娘がふらっと帰ってくるんじゃないかと思うんですよ」と語った。

「どんな情報でも支えになる」と訴え続け

 事件の解決を願い、発生翌年、インターネット上のブログ「SA・TO・MI ~娘への想い~」を開設した。「犯人に家族と人生をめちゃくちゃにされた。とことん追い詰める」。解決の糸口になるならばと、ラジオやメディア取材に応じ、廿日市市内のショッピングセンターなどでチラシを配るなどし、情報提供を求めてきた。

 先月初めにも街頭に立った忠さん。「事件が風化していないと思えることが少しの安心になる。どんな情報でも私たちの支えになる」と市民らに協力を呼びかけた。

 事件から13年半で、ようやくたどり着いた容疑者の逮捕。「未解決から一歩前進し、一区切りつけられるのなら良かったと思う」。忠さんは戸惑いながらも、そう語った。

犯人逮捕に住民も安堵「ようやく、この日が来た」

 「ようやくこの日が来た」。犯人逮捕の報に、北口聡美さん宅の周辺住民はそう語り、声を震わせた。

 「朝、ニュースを見て驚いた。指紋があるのでいずれは解決すると思ってはいたが、ようやくこの日が来た」。事件発生当時、捜査に携わり、現在は現場近くで夜の見回り活動を続ける県警OBの古原政照さん(70)は、そう話した。

 北口さん宅の向かいに住む会社員、宮田数行さん(68)は「生きていれば、聡美さんはどんなふうになっていただろう」と悔しさが消えない。「裁判など、さらに長い時間がかかるだろう。正直まだ解決した実感がない」と話した。

 北口さんが通っていた中学校で校長を務めていた新居克己さん(70)は「家族からとても愛されて育ってきたことが感じられるまじめなお子さんだった。容疑者が逮捕されても、かけがえのない娘さんが帰ってこない現実は変わらない」と声を震わせた。



 広島廿日市市の高2女子殺害事件 平成16年10月5日午後3時ごろ、広島県廿日市市上平良の自宅離れで、県立廿日市高校2年の北口聡美さん=当時(17)=が侵入してきた男に襲われ、刃物で胸や腹などを刺されて殺害された。悲鳴を聞き、母屋から駆け付け、逃げる男と鉢合わせになった祖母も刺されて重傷を負った。広島県警は、目撃した妹の証言を基に似顔絵を作成。現場に残された足跡から特定した同じタイプの靴と合わせて公開し、情報提供を呼び掛けていた。

広島の女子高校生刺殺、DNA一致の男を逮捕

2018-04-13 12:47:19 | ニュースまとめ・総合

広島の女子高校生刺殺、DNA一致の男を逮捕


4/13(金) 8:56配信

読売新聞




 広島県廿日市(はつかいち)市で2004年10月、県立廿日市高校2年の北口聡美さん(当時17歳)が自宅で刺殺された事件で、広島県警は13日、山口県宇部市の会社員鹿嶋学容疑者(35)を殺人容疑で逮捕した。

 別の暴行事件で採取された鹿嶋容疑者のDNA型と指紋が、現場に残っていたものと一致した。

 捜査関係者によると、鹿嶋容疑者は04年10月5日、北口さんの自宅で、北口さんを刃物で刺すなどして殺害した疑い。別の暴行事件に関与したとして山口県警の事情聴取を受けていた。

 事件は5日午後3時頃、JR廿日市駅から約2キロ西の田畑や住宅が点在する地域で発生。学校で試験を受けて帰宅した北口さんが「自分の部屋で仮眠する」と妹(当時12歳)に告げて、離れにいた際、若い男に襲われた。

最先端の医学では「白米は体に悪い」が常識だ

2018-04-13 12:16:29 | ニュースまとめ・総合
最先端の医学では「白米は体に悪い」が常識だ



2018年4月13日 9時0分

東洋経済オンライン


「白いごはんが好き」と言う日本人は多い。厚生労働省と農林水産省が共同で作成した「食事バランスガイド」でも、ごはんをお茶碗で1日3~5杯食べることが推奨されている。

ところが、膨大な研究論文から科学的根拠に基づいて分析してみると、白米は1日2~3杯でもすでに糖尿病のリスクが上がり始める可能性があるという。

白米のみならず、さまざまな食材をエビデンスベースで5グループに分類し、「体に良い食品」と「体に悪い食品」を明らかにした『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を上梓したUCLA助教授の津川友介氏に、白米を食べる量を減らしたほうがいい理由を解説してもらう。

健康に良い炭水化物・悪い炭水化物

巷では「糖質制限ダイエット」や「低炭水化物ダイエット」が流行っている。エネルギーとなる成分は大きく分けて、たんぱく質、脂質、炭水化物の3つに分けられるのだが、これらのダイエット法に共通しているのは、「炭水化物」の摂取量を減らして、代わりにたんぱく質や脂質の摂取量をやや多めにするということである。


しかし、この炭水化物なら十把一からげに減らすべきという考えは、実はミスリーディングである。炭水化物には、「健康に良い炭水化物」と「健康に悪い炭水化物」があるからである。

私たちにとって最も身近な炭水化物は、白米や小麦粉であり、これらは精製された炭水化物である。このように精製して柔らかくて食べやすい形にすることを(白っぽくなるため)「精白」すると表現し、米であれば「精米」すると呼ぶ。

そして、この精白されている「白い炭水化物」は、血糖値を上げ、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気が起こるリスクを高める可能性があることが、数多くの研究から報告されている。

その一方で、玄米のように、精製されていない「茶色い炭水化物」の多くは食物繊維や栄養成分を豊富に含み、複数の研究で肥満や動脈硬化のリスクをむしろ下げると報告されている。つまり、すべての炭水化物が悪者なのではなく、どんな炭水化物を食べるかで健康に関しては逆の効果があるのだ。

なお、ここでは精製された炭水化物のことを「白い炭水化物」、精製されてない炭水化物のことを「茶色い炭水化物」と呼ぶ。そのほうがイメージしやすいと思われるからである。精製されているかどうかが重要なのであって、必ずしも色が重要なのではないことに注意してほしい。

数々の研究において、精製されていない「茶色い炭水化物」は健康に良い影響を与えると報告されている。アメリカ、英国、北欧の国々で行われた研究を統合した78万6000人のデータを用いて、炭水化物の摂取量と死亡率の関係を評価したメタアナリシス(複数の研究結果をとりまとめることで一つひとつの研究では認められない関係性を明らかにする研究手法)によると、1日70gの茶色い炭水化物を摂取したグループは、茶色い炭水化物をほとんど食べないグループと比べて死亡率が22%低かった。

炭水化物と心筋梗塞や脳梗塞の関係を見た(7つの研究を統合した)別のメタアナリシスによると、茶色い炭水化物の摂取量が多いグループ(1日2.5単位以上摂取)は、摂取量が少ないグループ(週に2単位未満)と比べて心筋梗塞や脳卒中といった動脈硬化によって起こる病気になるリスクが21%低かった。

茶色い炭水化物の摂取により糖尿病のリスクが下がることも複数の研究結果によって明らかとなっている。玄米を多く食べる人たち(週に200g以上摂取)は、玄米をほとんど食べない人たち(摂取量が月に100g未満)と比べて糖尿病になるリスクが11%低かった。この研究によると、1日50gの白米を玄米に置き換えることで糖尿病のリスクを36%下げることができると推定された。
全粒粉や蕎麦粉の含有量も重要

茶色い炭水化物の摂取はダイエットにも有効であると考えられている。アメリカで行われた研究によると、茶色い炭水化物の摂取量が1日あたり40g増えるごとに、8年間での体重増加が1.1㎏減ることが明らかになった。複数の研究において、茶色い炭水化物の摂取量が多い人ほどBMIが小さく、腹囲が細いことも示されている。

その他にも、茶色い炭水化物には、便秘を予防する働きや、憩室炎という大腸に炎症を起こす病気を予防する効果があるとも言われている。

ここで1つ注意事項がある。スーパーやコンビニで手にする商品の中には、「全粒粉」と書いてあっても実は全粒粉が少ししか含まれておらず、ほとんどが精製された小麦粉という商品がある。食品のラベルに関して、原材料は、使用した重量の割合の高い順に表示されている。健康のことを考えたらできるだけ全粒粉の割合の高いものを選ぶべきだろう。

蕎麦を食べるにしても、巷には小麦粉の含有量が多くて蕎麦粉が少しだけしか含まれないものもあるので、注意が必要である。少ししか蕎麦粉が含まれておらず大部分は小麦粉でできている、いわば「蕎麦粉入りのうどん」を食べて健康になった気になってしまうのは危険である。十割蕎麦や二八蕎麦のように、できるだけ蕎麦粉の割合の高い蕎麦を選んで食べるのが好ましい。

私が食事と健康の話をすると、最もよく質問されることの1つが「白米は食べすぎなければ大丈夫ですよね?」といったものである。日本人は何事も「食べすぎなければ大丈夫」というあいまいな落としどころを好む傾向があるが、残念ながら、日本人が大好きな白米は「少量でも体に悪い」と言ってもいいだろう。エビデンスによると白米の摂取量が少なければ少ないほど糖尿病のリスクが低いことが報告されているからだ。
白米は「食べすぎなければ大丈夫」という問題ではない

2012年に世界的にも権威のある英国の医学雑誌に、白米と糖尿病の関係に関する4つのコホート研究(白米の摂取量を調査し、その人たちを何年間も追跡し、その後病気になるかを解析する研究方法のこと)の結果をまとめたメタアナリシスの結果が発表された。その結果、白米の摂取量が1杯(158g)増えるごとに糖尿病になるリスクが11%増えるとされた。

こういう話をするとしばしば「日本人では違うはずだ」という話になる。それでは、日本人のエビデンスも見てみよう。上記の論文でもデータの中の1つとして用いられているが、2010年に、権威あるアメリカ栄養学会の学会誌に、国立国際医療研究センターの南里明子氏(現在の所属は福岡女子大学)らが行った日本人のデータを用いた研究が掲載された。

この研究によると、日本人においても白米の摂取量が多ければ多いほど糖尿病になる可能性が高くなることが明らかになった。

論文では、男性では、白米を食べる量が(ごはん1杯160g換算で)1日2杯以下のグループと比べて、1日2~3杯食べるグループでは5年以内に糖尿病になるリスクが24%高いことが明らかになった。

その一方で、ごはんを1日2~3杯食べる人と、3杯以上食べる人たちで糖尿病のリスクは変わらなかった。1日2杯(315g)くらいが糖尿病のリスクが上がりはじめる境界だと考えてもいいかもしれない。

女性ではもっとシンプルな関係、つまり白米を食べる量が多ければ多いほど糖尿病のリスクが高くなるという関係が認められた。白米を1日1杯しか食べないグループに比べて(最も少ないグループの白米摂取量が男女で違うので注意が必要)、1日2杯食べるグループでは15%、3杯食べるグループでは48%、4杯食べるグループでは65%も糖尿病になるリスクが高くなることがわかった。


ただ、白米の摂取量は食事調査を行って追跡したものであり、記憶違いや過少申告、食生活の変化なども考えられる。したがって、「1日2杯の白米」とは、きっちりと1日2杯分の量を食べていたのか、ということは実は正確にはわからない。

さらには、1日1時間以上の筋肉労働や激しいスポーツをする人に関しては、統計的に有意な関係が見られなかった。これらのことを踏まえると、白米を食べる量が多い人ほど、糖尿病になってしまう確率が高くなっている傾向が確認できた、というくらいのざっくりとした理解にとどめるのが無難だろう。

個人的には白米の摂取量と糖尿病のリスクとの間には正の相関があるので、減らせるのだったらできるだけ少ない摂取量のほうがいいと考える。さらには糖尿病の家族歴があると糖尿病になる確率はさらに高くなるので、少しでもリスクを下げるためにもできるだけ白米を含む白い炭水化物は減らしたほうがいいだろう。どうしても白米を食べたい人は、毎日1時間以上の激しい運動をすることで、糖尿病のリスクを上昇させずに済むかもしれない。
米の摂取量を減らしたらお腹が空いてしまう?

炭水化物の摂取を減らすために、ただ単に食事の量を減らすことはおすすめできない。多くのダイエットが成功しないのと同様に、お腹が空いていてもがまんしているのは拷問に近く、理性によってコントロールすることが難しいからだ。そのため、食事の種類を「置き換える」ことを推奨する。

そこで筆者がおすすめしたいのは、白米が「主食」であるというマインドセットを変えるという方法だ。主食は白米であると思うからどうしても量を食べてしまうが、必ずしも白米が主食でなければいけないというルールはない。

白米の代わりに、玄米にするというのは最もシンプルな置き換え術だろう。前述のように、白米を玄米に置き換えることで、糖尿病のリスクが下がる可能性も示唆されている。アメリカでは、多くのレストランで白米と玄米を選ぶことができ、健康意識の高い人は玄米を選ぶようになってきている。

その他の方法として、お米の代わりに、大皿一杯のサラダが主食だとイメージしたらどうだろうか。魚や肉(たんぱく質)がおかず、サラダを主食にしてみる。この食事スタイルだと白米の摂取量をコントロールすることがだいぶ楽になると思われる。

菅義偉官房長官 米のTPP復帰検討指示を歓迎 再交渉は「ガラス細工」と難色

2018-04-13 12:13:14 | ニュースまとめ・総合
菅義偉官房長官 米のTPP復帰検討指示を歓迎 再交渉は「ガラス細工」と難色



2018年4月13日 11時53分

産経新聞

TPPが出るって言うからタバコの値上げしたんじゃなかったのかい!!

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は13日午前の記者会見で、トランプ米大統領が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への復帰を検討するよう指示したことについて、「大統領としてTPPの意義や効果についての認識を示すものであれば歓迎したい」と評価した。

 そのうえで、TPPは「参加国のさまざまな利害関係を綿密に調整して作り上げたものであり、ガラス細工のような協定」として、トランプ氏が求めている米国に有利な協定とするための再交渉は難しいとの考えを示した。

 来週の日米首脳会談で米国のTPP復帰が議題になるかどうかに関しては「経済・貿易分野についても、自由貿易の重要性を含む、双方の関心事についてやりとりが行われる」と説明した。