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理不尽な「ブラック部活」の実情 自らの経験だけで指導する顧問が多数

2015-10-26 17:32:17 | 憎むべきいじめ
子どもに理不尽強いる「ブラック部活」の実情 丸刈りや白飯2杯ノルマも当たり前

2015年10月26日 13時2分

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体育会系の馬鹿教師が増えたと言う事か~


根性論で健康を害するほどの練習を強いられ、絶対権力者の顧問に意見もできない。そんなブラック部活慣れした子どもたちが、将来ブラック企業に狙われる?(ライター・島沢優子)

 首都圏に住むパート勤務の女性(40代)の長男は、昨年まで私立高校のサッカー部員だった。昨年、高校の部活の集大成でもある全国高校選手権の予選で、猛練習の割に早々と敗退した。今年も後輩たちは早い段階で公立高校に敗れたと聞いた。

「やっぱりねって感じ。サッカー推薦で上手な子を入れても、監督がつぶしてしまう。ケガや故障のケアはしないし、選手は使い捨て状態ですから」

 ちょうど1年前、連休に合宿があった。出発前日、息子は高熱で寝込んでいたが、「監督から来るように言われた」とフラフラになりながら家を出ようとする。聞けば監督から、「俺は熱を出しても練習を休んだことはない」と言われたという。顧問、副顧問とも30代半ばで、ともに全国大会出場経験があった。

●俺らはもっとひどい

「俺は捻挫くらいで休まないとか、常に高校時代の自分を基準にする。目の前の部員の状況なんて見ようともしない。指導以前の問題。安全管理さえできないんだから。とにかく死なずに卒業してと祈る毎日でした」

 他校は、夏場は北信越など避暑地で合宿するのに、「日本一暑い所でやろう」という顧問の一声で、わざわざ猛暑で名高い近県の町へ。「全国高校選手権予選が始まる8月末の暑さに慣れるため」が理由だった。

 合宿初日、朝の集合に遅刻した部員がいた。顧問は全員集めた部屋で説教をした後、バリカンを置いて出ていった。暗黙の「全員丸刈りの厳罰」だ。3ミリ以下の坊主頭で数日間、炎天下にさらされ続けた部員たちの頭皮は日焼けで水ぶくれになるやけど状態。熱中症で救急搬送されたり、体調を崩す部員が続出した。

 戻ってきた息子の姿に驚いた女性は顧問らに、「そこまでやる必要があったのか」と問いただしたが、「命じた覚えはない。生徒たちが自主的にやったこと」と言い訳した。顧問らが部員に言う常套句は「俺らの時代はもっとひどかった」だった。 女性は当該の教育委員会に惨状をメールで事細かに伝えたものの、ナシのつぶて。そのうち、息子から、「先生(顧問)に意見するのはもうやめて。俺が試合に出られなくなる」と涙ながらに訴えられた。ケガをしても、「練習に出ないと試合に出られない。みんなそうしてる」と言って休まない。顧問との話し合いを勧めても、「意見なんて言えない。逆らえば怒鳴られる」とうつむいた。この女性は言う。

「親はわが子を人質に取られているのと同じ。私たちが払った部費会計にバリカン代があったのにはあきれました」

●大柄だと熱中症リスク

 部活事情やスポーツ事故に詳しい名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授の内田良さんは、こう警鐘を鳴らす。

「自らの経験則だけで指導してしまう顧問が実に多いと感じている。医学的、生理学的な正しい知識を理解していないので非常に危険」

 例えば熱中症もそうだ。今年、神奈川・桐蔭学園高校の柔道部員(16)が、熱中症で搬送された2日後に死亡した。

 内田さんが、1994~2013年度の中高の主要な部活(04年度時点で部員が3万人以上)における熱中症の死亡率を調べたところ、柔道は100万人中4人と最も高かった。先のW杯で日本代表が活躍したラグビーは、部員数が少なく「主要部活」に入らないものの、8.3人と柔道以上のリスクを示した。

「柔道とラグビーは体重の重い、大柄な選手が多いという共通点がある。体が大きいと、軽い運動でもエネルギー消費量が上がり熱を発生しやすい。それなのに体内の脂肪が熱の拡散を妨げるため、重篤な熱中症になりやすい。以前から体の大きい子への注意を促されていたのに周知されていない」(内田さん)

 日本体育協会の調べでは、学校管理下の熱中症による死亡事例で肥満傾向にあったケースは71%と大きな割合を占める。首都圏にある県立高校の柔道部顧問は、この指摘にショックを受けた。

「周囲に熱中症で亡くなった子が4人いたが、大柄の子のリスクが高いとは知らなかった。どの競技も夏休みは練習量を増やし選手を追い込む時期ととらえているが、そういう意識は捨てたほうがいい」●ボールは上級生が先

 顧問たちはその方法で上達したのかもしれないが、目の前の子どもは資質も時代背景も違う。12年12月に大阪の市立高校でバスケットボール部の主将が顧問の暴力を苦に自殺した事件の発覚以来、スポーツ・教育界をあげて暴力根絶を推進してきたが、道半ばに映る。

「体罰ギリギリのところで、理不尽な罰を与えるのが指導なのか」(前出の女性)といった声は、どの競技の現場からも聞こえてくる。安全面が考慮されず、理不尽なことを強いられる“ブラック部活”は少なくない。

 関東地方にある私立高校バスケ部に所属する娘(1年)をもつ40代の会社員女性は言う。

「暴力はないみたいだけど、理不尽なきまりや習慣が残ったままでショックを受けた」

 1年生は2年生以上が体育館に現れるまでボールにさわれない「きまり」があるため、娘は自主練習もできない。4回もあった夏合宿中は、3食どんぶり飯2杯がノルマのため、泣きながら押し込んだ後、口のなかに指を突っ込んで吐いてから練習した。

「バカみたいに食べて、吐いて、練習するの繰り返しです。バスケだけやっていればいいみたいな。実情を知っていれば入学させなかったのに」

 一方、首都圏にある私立高校の野球部に息子が所属する40代のパート女性は、「今の顧問は野球を楽しもうというゆるい空気」だという。その野球部は、数年前に前の顧問が暴力問題で退任した。

「ほかに選択肢がなかったのも事実。他校の野球部はブラックな噂が多かった」

 他校に入学したシニアリーグの先輩は、凄まじいいじめに遭っていた。ごみ焼却場で制服を焼かれ、携帯電話は部室で2度なくなったと聞いた。●顧問のマネジメント力

 スポーツ法学に詳しい国士舘大学法学部教授の入澤充さんはこう言う。

「自分より能力の高い下級生への嫉妬があるのかもしれない。加えて、顧問から責められる、試合に出られないといった“圧”がかかると、非行に走るか、いじめに走るかのどちらかになる」

 本来はスポーツをすることで人間的な成長が望めるはず。それなのに、理不尽なことを押しつけられて思考停止に陥るような部活では子どもにマイナスだ。前出の内田さんは指摘する。

「理不尽を強いられても我慢するのが、いまだに部活の美徳になっている。そんなブラックな部活に染まってしまった従順な高校生たちが、ブラックバイト、ブラック企業に狙われるのではないか」

 入澤さんは、顧問のマネジメント能力向上を呼び掛ける。

「先生たちは技術や戦術を教えるのはうまくても、悪しき習慣や厳しい上下関係など部内の風土に無頓着。もっと運営する能力を磨かなければ。そうしないと永遠に生徒の可能性をつぶすことになると気づいてほしい」

 冒頭の女性は言う。

「部員の自主性を重んじる顧問のもとで楽しくサッカーをしている子どもたちを見るとうらやましかった。強豪校だからとか、監督の経歴がどうとかで部活を選んじゃいけないと心底思います」

宇部警察署の巡査長・福富哲也(28)女性の臭いスカート内を盗撮

2015-10-26 11:58:02 | 憎むべき性犯罪
スマホで女性の臭いスカート内を盗撮 警察官逮捕

テレビ朝日系(ANN) 10月26日(月)5時58分配信
 山口県警の警察官が買い物中の女性のスカートの中を盗撮したとして逮捕されました。

 逮捕されたのは、宇部警察署の巡査長・福富哲也容疑者(28)です。警察によりますと、福富容疑者は25日午後6時半ごろ、山口県山陽小野田市の大型商業施設で、買い物中の21歳の女性の臭いスカートの下にスマートフォンを紙袋に入れて差し出して盗撮した疑いが持たれています。犯行を目撃した店の関係者が通報し、駆け付けた警察官が撮影された画像を確認して現行犯逮捕しました。

東京23区唯一の消滅可能性都市「豊島区」 819億円の赤字からの奇跡の復活劇

2015-10-26 11:50:51 | 珍事件・事故・その他・コラム
建設費0円!消滅可能性都市・豊島区 新庁舎建設の奇跡

2015年10月26日 9時0分

ハーバービジネスオンライン
“消滅可能性都市”という言葉をご存知だろうか? これは少子化の進行に伴う人口の減少により、存続が危ぶまれている自治体のことで、全国で896の自治体がこれに指定されている。そして、その消滅可能性都市に東京23区で唯一指定されてしまった区がある。それが、豊島区だ。

 しかしこの豊島区、今年5月に新庁舎を「実質0円」で建てたとして、今、全国の自治体から注目を集めている。地方自治体の収入は、住民税に頼る部分が大きいはず。人口の減少が著しいはずの豊島区は、いかにして“0円”で新庁舎を建設できたのだろうか? この奇跡ともいえる大事を成し遂げた豊島区新庁舎担当部長の上村彰雄氏に、当時の状況と具体的な方法論について話を聞いてみた。

◆マイナス819億円の赤字財政からの復活劇

 老朽化の進む庁舎と豊島公会堂の建て替え構想が俎上に上ったのは、昭和63年のこと。バブル景気真っ只中だったこともあり、460億円という莫大な建設費が組まれていたが、さほど問題にはならなかった。実際、平成2年の時点では豊島区の基金残高も354億円あり、このうち191億を庁舎建設のための予算(庁舎建設基金)に回す予定だったという。

 しかし、ほどなくしてバブルは崩壊。財政は瞬く間に苦しくなり、平成8年に新庁舎建設案は一時凍結。平成11年には基金残高が53億円に減る一方、借入金は872億円にまで膨れ上がった。つまり、819億円もの借金を抱えることになったのだ。

 この財政状況に危機感を感じた豊島区は、思い切った削減案を実施。「学校や出張所、児童館の統廃合」に踏み切り、職員も「3000人から2000人」に減らしたという。その甲斐もあり、平成15年からは歳入も増え始め、再び新庁舎建設案が持ち上がることになる。

混ぜたら危険な「クエン酸×重曹」 使いようによっては有益?

2015-10-26 11:37:34 | 珍事件・事故・その他・コラム
混ぜたらキケンな「クエン酸 × 重曹」。“汚れ落とし”としては威力絶大

2015年10月26日 9時0分

日刊SPA!
混ぜたらキケンな「クエン酸 × 重曹」。“汚れ落とし”としては威力絶大
<ドクター・クラレの実験室>

◆クエン酸+重曹+洗剤=密閉すると破裂

 密閉した状態だと炭酸ガスにより破裂する危険性もあるが、使いようによっては有益な「混ぜ」がある。それがクエン酸と重曹だ。両者に水を加えると、二酸化炭素を発生して発泡する。さらにそこへ洗剤を加えてやれば、落とせない汚れはないというくらいの効果が得られるのだ。実際に汚れの溜まりやすい台所の排水口などで試してもらえれば、その威力はわかっていただけるだろう。

◆塩素ガスの危険性をレバーで検証

 酸性洗浄剤と塩素系洗浄剤を混ぜると発生する塩素ガスは、人体にどのように影響するのか。呼吸困難や肝臓障害、腎臓障害などが挙げられるが、実際に肝臓がどうなるかレバーで検証した。危険なのでしっかりと密閉したフラスコに、塩酸と次亜塩素酸ナトリウム溶液を加え「混ぜるなキケン」を再現。そこへ赤みがかった新鮮なレバーを吊るした。フラスコ内部にみるみるガスが充満し、レバーが変色していく。5分とかからず白く変化し、見るも無残な姿に。

芦屋市の「屋外広告物条例」が厳しすぎる センスのない看板はNG

2015-10-26 11:35:32 | 珍事件・事故・その他・コラム
センスのない看板はNG! 芦屋市の厳しい広告規制条例
センスのない看板はNG! 芦屋市の厳しい広告規制条例

2015年10月26日 7時59分

Jタウンネット

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年10月15日放送で、「芦屋の屋外広告物条例案」について取り上げていました。

日本有数の高級住宅地として知られる兵庫県芦屋市。落ち着いた住環境を守るため、芦屋市が2016年4月の施行を目指しているのが、「屋外広告物条例」です。

この条例案では、建物より上にある屋上広告は市内全域で禁止に。壁から突き出した看板も小さなものを除いて禁止になります。さらに、看板に使える文字の大きさや色も制限されます。

京都市や金沢市など既に景観条例を実施している自治体はありますが、市の担当者は他の例を参考にいいとこどりした、「全国一厳しい条例」だと胸を張ります。芦屋市都市計画課では、「一度芦屋に足を運んで街並みを見れば、他の街と違う雰囲気があると感じられると思う。大きな看板や派手な看板は違和感があり、芦屋の街並みにそぐわない」として芦屋に沿うように条例を作ったとしています。
芦屋への出店は覚悟が必要!厳しい条例案

2016年4月からスタートする、日本一厳しくなる「屋外広告物条例案」ですが、駅前などの広告物誘導特別地域であっても関係なく規制されるとのことです。具体的には、屋上広告の禁止、壁面突出広告の原則禁止、壁面広告の規制強化、色彩にかかる規制強化、アドバルーンやネオンサインなどその他の広告物の禁止などです。

芦屋市役所(KishujiRapidさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ちなみに芦屋市役所本庁舎についている市章が条例に抵触する可能性があるとのことで、市が「まず自ら襟を正す必要がある」と撤去を検討しているとのことですが、さすがに市章は広告ではないので良いのではないか、やり過ぎではないかとの意見があります。

芦屋市では"センスのある看板"のみを認めるとしていますが、果たしてセンスのある看板とはどのようなものなのか、芦屋に出店している方々やこれから出店しようという方々の悩みの種となりそうです......。
2015年10月26日 7時59分

Jタウンネット

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年10月15日放送で、「芦屋の屋外広告物条例案」について取り上げていました。

日本有数の高級住宅地として知られる兵庫県芦屋市。落ち着いた住環境を守るため、芦屋市が2016年4月の施行を目指しているのが、「屋外広告物条例」です。

この条例案では、建物より上にある屋上広告は市内全域で禁止に。壁から突き出した看板も小さなものを除いて禁止になります。さらに、看板に使える文字の大きさや色も制限されます。

京都市や金沢市など既に景観条例を実施している自治体はありますが、市の担当者は他の例を参考にいいとこどりした、「全国一厳しい条例」だと胸を張ります。芦屋市都市計画課では、「一度芦屋に足を運んで街並みを見れば、他の街と違う雰囲気があると感じられると思う。大きな看板や派手な看板は違和感があり、芦屋の街並みにそぐわない」として芦屋に沿うように条例を作ったとしています。
芦屋への出店は覚悟が必要!厳しい条例案

2016年4月からスタートする、日本一厳しくなる「屋外広告物条例案」ですが、駅前などの広告物誘導特別地域であっても関係なく規制されるとのことです。具体的には、屋上広告の禁止、壁面突出広告の原則禁止、壁面広告の規制強化、色彩にかかる規制強化、アドバルーンやネオンサインなどその他の広告物の禁止などです。

芦屋市役所(KishujiRapidさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ちなみに芦屋市役所本庁舎についている市章が条例に抵触する可能性があるとのことで、市が「まず自ら襟を正す必要がある」と撤去を検討しているとのことですが、さすがに市章は広告ではないので良いのではないか、やり過ぎではないかとの意見があります。

芦屋市では"センスのある看板"のみを認めるとしていますが、果たしてセンスのある看板とはどのようなものなのか、芦屋に出店している方々やこれから出店しようという方々の悩みの種となりそうです......。

「大人が出したゴミは、大人が拾う」、18歳以上のゴミ拾いイベント開催

2015-10-26 11:34:18 | 珍事件・事故・その他・コラム
18禁の“ゴミ拾い”イベント!「海岸に出た、大人のゴミは大人が拾う日」10月31日開催

2015年10月26日 9時40分

マイナビスチューデント

「海岸に出た、大人のゴミは大人が拾う日」昨年の集合写真

NPO法人海さくらは、第2回目となる『海岸に出た、大人のゴミは大人が拾う日』を、2015年10月31日(土)に開催する。

『海岸に出た、大人のゴミは大人が拾う日』は、次の世代のために、今、自分達大人が出来ることを精一杯取り組むことを目的に、「大人が出したゴミは、大人が拾う」をテーマに開催される18歳以上のゴミ拾いイベント。昨年も開催された同イベントでは、大人ならではの参加賞や、大人ならではの面白いゴミ拾った選手権の景品も用意されているという。

片瀬江ノ島駅から、江の島に渡る江の島大橋の地下道スロープをあがった場所に集合、集合時間は14時45分、予約は不要。ゴミ拾いの時間は15時~16時30分となっており、雨天決行・荒天中止で開催される。

参加資格は18歳以上、当日は、運動靴・帽子・タオル・水分など、ゴミ拾いをしやすい格好で。なお、場合によっては、身分証明書の提示が必要な場合もあるとのこと。

織田信長を襲った「本能寺の変」を検証 明智光秀の真の動機とは?

2015-10-26 11:32:44 | 珍事件・事故・その他・コラム
謎だらけの「本能寺の変」 「信長を殺さなければ日本は崩壊する」光秀謀反の真の動機

2015年10月26日 6時0分

ビジネスジャーナル


 天正10(1582)年6月2日の早暁、京都・本能寺で織田信長は49歳の生涯を終えた。信長を襲ったのは、家臣の明智光秀である。いわゆる「本能寺の変」だ。

 これまで、光秀の謀反の動機については、遺恨や怨念があったとする説、陰謀説、恐怖説と、さまざまな理由が挙げられてきた。今回は、それらを一つひとつ検証することで、光秀の真の動機に迫っていきたい。

●遺恨・怨念説

(1)丹波八上城事件

 光秀は、八上城の波多野秀治を4年かけて攻めたが、城がなかなか落ちないため、生母(叔母とも養母ともいわれる)を人質に差し出し、秀治と波多野秀尚の兄弟に「降伏すれば、命と領土を保証する」と約束した。

 波多野兄弟は投降して安土に送られたが、信長は光秀の説得も聞かずに彼らを殺してしまう。約束の反故に怒った秀治の家臣は、人質となっていた光秀の母を殺害する。このため、光秀は世間から「母親殺し」の汚名を着せられ、心中深く信長を恨んだ。

(2)斎藤利三事件

 稲葉一鉄の家臣だった斎藤利三を、光秀が召し抱えた。一鉄がそれについて信長に訴えると、信長は光秀に「利三を一鉄に返せ」と命じた。しかし、光秀が命令に従わなかったため、信長は怒りのあまり光秀を手討ちにしようとした。光秀には、その時の恨みがあった。

(3)恵林寺焼亡事件

 武田氏滅亡の直後、武田氏に味方した快川紹喜(かいせんしょうき)のいる恵林寺を焼き払え、と信長が命じた。光秀はその暴挙をいさめ、信長の逆鱗に触れた。また、諏訪の法華寺で光秀が「武田を滅ぼせたのも、われらが努力の甲斐」と言ったところ、信長は「お前が何をしたというのか。わが子、信忠の多大な武功だ」と、光秀を殴りつけた。その恨みが爆発した。

(4)長宗我部の攻略事件

 光秀は四国の長宗我部元親との和平・連携を命じられていたが、信長は後に長宗我部氏を敵視し、光秀の立場がなくなった。

(5)徳川家康饗応事件

 武田氏を滅亡させた後、光秀は徳川家康と穴山信君を安土城で接待する饗応役を務めたが、用意した魚が腐っていたため、腹を立てた信長に饗応役を解任される。そして、すぐに中国出陣を命じられたため、深い恨みを持った。

 上記はいずれも、本能寺の変の後に推測された光秀の謀反の動機である。信長の凶暴な性格と、光秀の陰湿な性格から、こうした遺恨・怨念説が生まれたのかもしれないが、いずれも決定打とはいえない。

●陰謀説

 光秀が武田勝頼と内通して、信長を倒す計画を進めていた。しかし、計画途中で勝頼が早々と信長に滅ぼされたため、光秀は万が一計画が露見することを恐れ、信長を襲った。

 このほかに、豊臣秀吉や家康との密約説もあるが、いずれも後世のつくり話である。

●恐怖説

(1)佐久間父子追放の恐怖

 石山本願寺の攻略で功績がなかったとして、長年にわたって信長に仕えてきた重臣の佐久間信盛・信栄父子が追放された。また、同じく重臣の林秀貞も、二十数年前に信長に背いたことがあったとして追放された。

「信長に長く仕えた者ですら、失脚させられる。足利義昭を見捨てて、途中から信長に仕えたわしなぞ、いつ追放されるかわからん」

 この不安が恐怖となり、光秀は謀反に踏み切った。

(2)領地替えの恐怖

 中国攻めに際して、それまで光秀の領地であった近江と丹波が取り上げられ、信長から「その代わり、出雲と因幡を切り崩し次第、与える」と言われた。出雲も因幡も、まだ敵がたくさんいるが、そこを制圧しなければ領地はない。その間、一万数千の兵力をどう養うのか。光秀は、絶体絶命のピンチに立たされた。

 宣教師のルイス・フロイスによる報告書『日本史』によると、信長はさらに「中国・四国・九州を平定したら、大艦隊を編成して唐土を征服する」と豪語していた。

 光秀としては、出雲・因幡を制圧しても、まだ九州があり、さらに唐土への出兵もある。切り崩し次第領地を与えるといっても、また同じような配置転換を繰り返さなければならないだろう。しかも、功績がなければ追放だ。光秀の強迫観念はピークに達し、爆発した。

●「狂気の信長を天下人にしては危険だ」

 では、謀反の真相はなんだろうか。恐怖説の延長になるが、私の説は以下のようなものだ。

 石山本願寺を破り、京都御馬揃え(軍事パレード)から武田氏攻め、そして安土城での家康らの饗応までの2年間。信長の重臣で唯一、信長の近くにいたのは光秀である。

 秀吉は中国地方、柴田勝家は北陸地方、滝川一益は関東地方、丹羽長秀・堀秀政らは大坂方面にいる。そんな中、光秀だけは常に信長の最も近くにいた。京都の御馬揃えで、光秀は奉行に任じられている。これは、信長が光秀を畿内の総司令官に任命したこととほぼ同義である。

 常に近くにいた光秀の目には、信長はどう映っていたのだろうか。

「このまま、信長を天下人にしては危険だ」

 これが、光秀の結論である。では、その理由とは?

 仏教への深い信仰を持っていた光秀は、信長の無神論による寺院の破壊を認めることができなかった。そればかりか、信長は異教であるキリスト教の宣教師を保護して、日本の伝統的な信仰を破壊しようとしている。

 しかも、自らを「日本の国王」「天皇」であると言い切る信長に対して、光秀は伝統的な権威の中心である天皇の否定とみなした。光秀は、義昭の時から朝廷との交渉役だったため、天皇の神性にかかわるような信長の言動には、心中穏やかではなかった。

 さらに、信長は正親町(おおぎまち)天皇に退位を迫り、誠仁(さねひと)親王を養子にして、天皇の地位を簒奪しようとしている。

 さらに、安土の総見寺で自分の誕生日を祝わせ、自分自身を「神体」とする信仰の創出は、天皇以上の神格化を望むものである。そして、神として日本を平定し、唐土への侵攻まで考えている。

「狂気だ。このまま天下人にさせては危険だ」

 光秀は、前述の恐怖説もあり、「信長を殺さなければ、日本の伝統的な秩序は収拾がつかなくなる」「このままでは、日本は崩壊する」と考えるに至った。これが、光秀の「謀反の大義」といっていいだろう。

たちが悪い人に共通する10の特徴

2015-10-26 11:30:06 | 珍事件・事故・その他・コラム
たちが悪い人に共通する10の特徴

2015年10月26日 10時10分

TABI LABO


たちが悪い人が周りにいるとしたら、たいていの人はどうしたらよいか悩んでしまうものです。たちが悪い人に共通する特徴を知ることで、どう対処すべきかを考えるきっかけをつかみましょう。揉め事になる前に、自分なりの接し方を決めることが必要です。
01.
人を外見だけで
決めつける


たちが悪い人は、初対面でよく知らない人のことを、容姿や服装といった表面的な要素だけで判断しがちです。学歴や居住地域、勤務先などの条件で、人の価値を判断し、決めつける人も同様です。人は、それぞれ性格や特徴が異なりますので、安易に外見だけで判断することは、とても危険な行為です。
02.
過去の出来事を
いつまでも根に持つ

過去に起こしてしまった仕事やプライベートでの失敗やトラブルに執着し、ずいぶん時が経過した後になっても、相手を責め立てるのは、たちが悪い人の特徴のひとつです。人生には、ちょっとした失敗やトラブルはつきものです。過去のことは水に流す寛容さも必要です。
03.
人を軽んじるような
発言が多い


たちが悪い人は、なかなか人を敬う気持ちが持ちにくく、他人を見下すような発言をしてしまう傾向があります。相手の弱点をついて冗談めかしたり、人を軽蔑するような発言を繰り返します。相手がどれほど傷つくかを考えて行動できれば、そのような発言をすることはなくなるはずです。
04.

心から反省することが
できない

たちが悪い人は、間違いや失敗をおかしたときに、きちんと反省することができず、また同じ過ちを繰り返す傾向があります。謝罪の言葉を口にしていても、本心は異なるので、失敗した原因を改めることもなければ、反省を次の行動に生かすこともできないためです。
05.
根も葉もない
噂話を広める



たちが悪い人は、正しい情報かどうかはっきりしないことを、あたかも本当であるかのごとく思い込み、噂話として広める傾向があります。根も葉もない噂話によって、気分を害する人や何らかの被害をこうむる人の気持ちを考えることはありません。
06.
人のあら探しを
好む

たちが悪い人は、人の長所よりも短所に注目する傾向があります。例えば、5つの長所と1つの短所を持つ人が目の前にいる場合、相手のたった1つの短所ばかりを責め、5つもある長所については全く褒めようとはしません。人のあら探しをしているような、たちが悪い人は、常にストレスを抱えイライラしがちです。
07.
自己中心的で
気分によって左右される


たちが悪い人は、他人への気配りはなく、自分の都合で行動する傾向があります。自己中心的な考え方を持ち、気分によって発言内容がコロコロと変わります。周囲の人が迷惑そうにしていたり、困惑した表情を浮かべていたとしても、ほとんど動じることはありません。
08.
人の話に
耳を貸さない

たちが悪い人は、すべて自分が正しいと思い込む傾向が強いので、他人の話やアドバイスには、一切耳を貸しません。聞こうとする素振りさえも見せない人や、聞くふりをするだけで実際には話を聞いていない人など、程度の差こそあれ、もともと真剣に人の話を聞く気持ちはありません。
09.
自分の非を認めない


何か都合が悪いことがあったときには、人や物のせいにしてしまうのが、たちが悪い人の特徴です。

「自分は悪くない」「失敗は○○のせいだ」といったように、言い放ってしまう傾向があります。自分に非があったかもしれない可能性について考えることはありません。
10.
人格を否定するような
注意をする

たちが悪い人は、他人の間違いを注意する際に、それだけにとどまらず、相手の人格や育った環境まで否定するような言い方をしてしまう傾向があります。
気が弱い人は、そのような言われ方をされることで、精神的に参ってしまうこともあるため大変危険です。

たちが悪い人に対して、あなたが感じている不満を伝えたとしても、何の解決にもならず、相手をエスカレートさせてしまう可能性さえあります。できるだけ、周りの人の精神的な負担が軽くなるように、事前にできることを考えて、実行していくことが大切です。

若くしての開業はヤブ医者のもと? 30代前半の開業医は経歴に注意を

2015-10-26 09:56:05 | 珍事件・事故・その他・コラム
30代前半の「若い開業医」は信用してはいけない!?

2015年10月25日 9時3分

日刊SPA!
30代前半の「若い開業医」は信用してはいけない!?
命を預かる職業である医師が起こす問題は生死に関わることも少なくない。そんなヤブ医者にはできる限り当たりたくないものだが、果たして病魔ではなく、ヤブ医者から身を守る方法はあるのだろうか。

◆若くして開業はヤブ医者のもと

「若先生」などと呼ばれ、近所の淑女から評判の若き開業医。しかし、若かろうとイケメンだろうと、医者の腕は別問題。院長として責任を負う開業医の場合、経験不足の若手医師は信用してはいけないという。

「大学で6年間、初期研修で2年間、その後10年間修業を積んだとしても、医師が十分な腕を持って独立するには20年ほどの時間を要します。つまり、30代前半での開業は時期尚早。あまりに若い開業医の場合は、その経歴をしっかりチェックしておく必要があります」(医師・医療ジャーナリストの森田豊氏)

 大学や初期研修時代は、あらゆる診療科目を勉強している段階なので、30代の医師としての経験は10年足らず。よほどの才能がない限り、一流とは考えにくい。

江戸っ子は、ある日までは寒くても「こたつ」を使わなかった!

2015-10-26 09:43:14 | 珍事件・事故・その他・コラム
江戸っ子は、ある日までは寒くても「こたつ」を使わなかった!

2015年10月26日 7時0分

SUUMOジャーナル

江戸時代の暖房器具といえば、炬燵(こたつ)と火鉢(ひばち)。落語「あんまの炬燵」でも、暖を取るものとして名前が出てくる。実は、こたつを出す(=こたつ開き)の日が決まっていて、どんなに寒くても、江戸っ子はこの日まではこたつを出さなかったという。なぜだろう?連載【江戸の知恵に学ぶ街と暮らし】
落語・歌舞伎好きの住宅ジャーナリストが、江戸時代の知恵を参考に、現代の街や暮らしについて考えようという連載です。
江戸時代の暖房器具は、こたつと火鉢

江戸時代は、木や炭を燃やすことで暖を取った。そのため、暖房器具の代表は、囲炉裏(いろり)、こたつ、火鉢になる。

農村の暖房器具は、主に囲炉裏だ。座敷に炉を切って(床の一部を四角に切り抜いて灰を敷き詰めて)は薪(まき)を燃やす。薪を置くスペースもあれば、室内で薪を燃やす広さもあるからだ。ところが、炎が大きく煙も出る囲炉裏は、江戸市中では使えない。

江戸では代わりに、木炭や木炭を加工した炭団(たどん)を燃料とする、こたつや火鉢が暖房器具の主力となる。木炭は囲炉裏のように煙が出ることもなく、安定した火力を長く保てるという利点があった。

こたつには、掘りごたつと移動可能な置きごたつがあった。掘りごたつは、今でいう掘りごたつと違い、部屋の床に炉を切って、その上にやぐらを載せて、布団をかぶせる(当初は小袖などの衣類をかぶせていた)もの。冒頭の絵を見れば分かりやすいだろう。夏は炉の上に畳などを載せてふさいでおく。炉ではなく火鉢の上にやぐらを置いたものが置きごたつで、持ち運びができるようになった。

一方、火鉢は四角形や丸型のものがあり、金属製や木製、陶製などでつくられた。主に、こたつが家庭用だったのに対して、火鉢は接客用だったので意匠を凝らした調度品としても楽しめるものがつくられるようになった。時代劇などによく登場するのが「長火鉢」で、下に引き出しが付いたり、中に鉄瓶を置いて湯を沸かす五徳(ごとく)が置かれたりして、利便性を高めていった。
【画像1】長火鉢 出典:「時世粧菊揃・つじうらをきく」一勇斎国芳(画像提供/国立国会図書館ウェブサイト)

【画像1】長火鉢 出典:「時世粧菊揃・つじうらをきく」一勇斎国芳(画像提供/国立国会図書館ウェブサイト)
こたつ開きは、旧暦十月の亥の日(いのひ)と決まっていた。

さて、江戸時代はこたつを設置する(こたつ開き)日が、旧暦十月の亥の日と決まっていた。月日を十二支で表す旧暦では、十月は亥の月となるので、亥の重なる亥の日は「玄猪(げんちょ)」と呼ばれた。多産である猪(亥)にあやかり、子孫繁栄を願って”亥の子餅”を食べて祝ったという。

また、亥は陰陽五行説で水に当たり、火災を逃れるとされるため、この日がこたつ開きとなったといわれている。江戸っ子はとても季節感を大切にしたので、この日まではどんなに寒くても、こたつを置かなかったのだとか。
落語「あんまの炬燵」に登場するこたつの正体は?

こたつは、落語や歌舞伎でも時折登場する。歌舞伎では、「廓文章」(くるわぶんしょう・通称「吉田屋」)で、廓(遊郭のこと)に通い続けて勘当になった若旦那が、馴染みの遊女・夕霧に会いたくて訪れる吉田屋の座敷に、小さなこたつが置かれている。

また、本当のこたつではないが、奇妙なこたつが登場する「あんまの炬燵」という落語がある。
ある寒い冬の晩、大店の番頭が出入りのあんま(按摩)に体を揉んでもらっているところ、奉公人たちが暖かい布団がほしいと頼みにくる。番頭も暖房の類を使っておらず、夜の寒さは分かっているので、変わった案をひねり出す。

酒好きのあんまに酒をご馳走して、体が火照(ほて)ったところで、こたつ代わりになってもらおうというのだ。奉公人一同が即席のこたつに足を乗せて温まり、ぐっすり眠りについたところで、寝ぼけた小僧がなんと寝小便を……。とんでもないことになったという落語だ。

電気もガスもない江戸時代は、木材という自然エネルギーを使っていた。最近は、地球温暖化対策として自然エネルギーが見直されるようになり、燃料としての木材も見直されている。材木を切り出した後に残る樹皮や端材、廃材などを砕いて圧縮し、棒状に固めた「木質ペレット」といった新しい燃料も注目されている。
さて、2015年で旧暦の玄猪に当たるのは、11月19日のようだ。現代は、その日まで待つ風習はないので、寒く感じたら、冬支度を始めてもよいだろう。