「排泄まであと○分」とスマホに通知する世界初「便漏れ」防止ウエアラブル登場 もうオムツは要らない…
10月25日 15:18産経新聞
腹部に取り付けたウエアラブルデバイス(装着型機器)で腸内データを収集し、排泄(はいせつ)までの時間を予知して「あと○分です」とスマホに知らせる世界初の機器を、ベンチャー企業「トリプル・ダブリュー・ジャパン」(東京)が開発した。同社は排泄の悩みを解消し、「便漏れゼロ社会」を目指すとしている。
排泄予知ウエアラブル「DFree(ディーフリー)」で、35ミリ×53ミリ×8ミリのプラスチック素材のケースに超音波センサーを内蔵。
センサーが、排泄が近づくと人の腸に起きる特徴的な動きを把握。そのデータと、自動収集した排泄時間とをあわせて統計的に処理し、排尿、排便のタイミングをはじき出す仕組みだ。
通知は「現在、70%溜(た)まっています。10分後にトイレの時間がきます」などと、この機器と無線接続したスマホ画面上に示される。
開発にあたっては、香川県立白鳥病院外科部長で、日本大腸肛門病学会指導医の山川俊紀氏や日本コンチネス協会の排泄ケア専門家らが協力した。
同社によると、加齢による機能低下や認知症などで排泄のタイミングを自力で制御できず便が漏れてしまう人の数は430万人以上との推計がある。「大人用おむつが欠かせない」「便意が気になり外出しづらい」など切実な声があり、こうした悩みを抱える人々の需要に応える。
同社は今年4~7月、クラウドファンディングのREADYFOR(レディーフォー)で資金を募り、1266万円以上の調達に成功。10月上旬の家電などの展示会「シーテックジャパン2015」に出展し、話題を集めた。
出荷予定は来年4月から。価格は未定だが数万以内とみられている。
10月25日 15:18産経新聞
腹部に取り付けたウエアラブルデバイス(装着型機器)で腸内データを収集し、排泄(はいせつ)までの時間を予知して「あと○分です」とスマホに知らせる世界初の機器を、ベンチャー企業「トリプル・ダブリュー・ジャパン」(東京)が開発した。同社は排泄の悩みを解消し、「便漏れゼロ社会」を目指すとしている。
排泄予知ウエアラブル「DFree(ディーフリー)」で、35ミリ×53ミリ×8ミリのプラスチック素材のケースに超音波センサーを内蔵。
センサーが、排泄が近づくと人の腸に起きる特徴的な動きを把握。そのデータと、自動収集した排泄時間とをあわせて統計的に処理し、排尿、排便のタイミングをはじき出す仕組みだ。
通知は「現在、70%溜(た)まっています。10分後にトイレの時間がきます」などと、この機器と無線接続したスマホ画面上に示される。
開発にあたっては、香川県立白鳥病院外科部長で、日本大腸肛門病学会指導医の山川俊紀氏や日本コンチネス協会の排泄ケア専門家らが協力した。
同社によると、加齢による機能低下や認知症などで排泄のタイミングを自力で制御できず便が漏れてしまう人の数は430万人以上との推計がある。「大人用おむつが欠かせない」「便意が気になり外出しづらい」など切実な声があり、こうした悩みを抱える人々の需要に応える。
同社は今年4~7月、クラウドファンディングのREADYFOR(レディーフォー)で資金を募り、1266万円以上の調達に成功。10月上旬の家電などの展示会「シーテックジャパン2015」に出展し、話題を集めた。
出荷予定は来年4月から。価格は未定だが数万以内とみられている。