lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

無言歌 作品19の1 「甘い思い出」 メンデルスゾーン

2013年03月20日 | 音楽

無言歌 作品19の1 「甘い思い出」 メンデルスゾーン

やわらかい雨ふりの春分の日となりました。

昼夜の長さが同じ日のことだと思っていたら、それは三日前だったそうですね

・・・知らないことはいっぱいです

行ったり来たりしていた季節も、ここで一つ深呼吸して、

進んでいくのでしょう。

 

今日は友達のお子さんが、親元から離れて、新生活をスタートされる日です

おめでとうございます!自分の夢に向かって進んでいかれますように

子供が育ち、巣立っていく日は、親にとっても新たなスタートの日

そしてその日は、いずれ私にもやってくるんだなあ・・・

 

メンデルスゾーン(先日書きました、ファニー・メンデルスゾーンの弟ですね)の「甘い思い出」は

「無言歌集」の一番初めに収められています。

音という言葉で綴られた歌たち。

全48曲のうち、作曲者本人が題名をつけた曲は「ヴェニスのゴンドラの歌」など5曲のみで、

この「甘い思い出」の曲名も、また後世につけられたものです。

ソプラノの部分に歌と、左手の低音部にもベースなだけではなくて、向かい合う歌を感じ、

2つの声の間には、やわらかいアルペジオの中声部が入ります。

この曲は、曲集の一番らしく、柔らかななかにも、凛として、

春浅い季節の空気のように、きゅっと引き締まる思い、

そして、未来へのあこがれや希望がつまっているかな、と感じるのです。

新しく旅立っていく人達に向けて・・・

すてきな思い出を胸に、すばらしい出会いがありますように!

 



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6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
美しい~ (夢ねこ)
2013-03-21 15:49:08
久しぶりに聴きましたが、やっぱりいい曲ですよね~。
田部京子さんの演奏も、とても美しい・・・

そう、「甘い」のは甘いけど、思い出を大事にしまいつつも、
光り輝く明日への憧れに満ちている感じがします。
(・・あぁ、言葉足らず・・というか、脱線してたらごめんなさい)
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素敵です (Sue)
2013-03-21 22:22:15
lemonさん こんばんは
ブログ・・・lemonさんらしいテンプレートが素敵です
YouTubuの貼り付けも出来ていて達人ですね!
また 時々覗かせていただきますね~
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>夢ねこさんへ (lemon)
2013-03-22 00:27:11
うん、これ大好きな曲で、私も同じように思っているよ(*^^*)
(クラシックで,他の方の演奏を貼って曲の話って、他人の土俵でというのか、あつかましい私だなと思うのだけど、一緒に聴きましょう、という意味で、許してね

ホ長調やロ長調の響きって、どうしてこう美しく清々しくて背筋をのばしたくなんだろうな。
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>Sue さん (lemon)
2013-03-22 00:36:00
今日はありがとうございました(^^)
つまらないことばかり書いていますが、また遊びにきてくださったらうれしいです。
作品がたくさんアップできるようにがんばります!
びしびしご指導ください
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やっと読みにこられましたよ~ (どかっち)
2013-03-31 20:22:52
春の小川を思わせる美しい曲ですね。ちびっと泣けてしまいました。素敵な曲をありがとう。

いろいろ大変なことがあるのに、読む人が和める言葉しか綴らないlemonさん。
いつもすごいなあと思いながら読ませてもらってます。

新しい生活に慣れ始めてきたつもりでしたが、
今日帰宅する途中で
「晩御飯、何か買って帰ってやろうかなあ…」と
思ってしまった途端に視界が雨になりました(T ^ T)
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>どかっちさん 春の小川っていう曲名にしたいな (lemon)
2013-04-01 13:00:39
どかっちさん、遠いところを・・いえ、ちがうのかな遊びにきてくださってありがとう、とてもうれしいです

夜に娘としゃべっていたら、よく、
「今日はどんな一日やった?何か楽しいことはあった?」と、聞いてきて、
「あのね、レッスンの時にさあ・・・」
などと答えるのですが、(うちの家はだれが親かほんとにわかりませんね
そんなふうに、日々の中で、それはどちらかというと電池が少なめでパワーが足りないことが多いのだけれど、それでも、
ふとうれしかったり楽しいと思ったことばを書きとめられたらいいなと思っています。
いつも本当にありがとう(*^^*)

私の弟はその昔、京都と東京の二つの大学に合格して、迷っていましたが、
母は内心こちらに残ってほしかったけど、言えなかったのを、
私が「自分の好きなほうにしたらいいんじゃないの。」と言ったようで、
弟は東京に行って、それきり戻ってこなかったので、
長い長い間、母に強くそのことを言われ続けた私でした。
その時は、「その2つの大学に通ったら、東京に入りたくなるのはもっともじゃないのかな」と思っていたけれど、
この歳になって母の気持ちがわかるようになりました。

ちっとも元気づけられる言葉を知らなくて、申し訳なく思うのだけど、
何か悲しいことがあったり、弱っている人がいれば、
その人の気持ちに添うことができたらいいなと思っているよ。

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