少し先の4月4日は「ピアノ調律の日」だそうですが、
昨日は家のピアノの調律の日でした
小さい手、大きい手、泥んこの手、優しい手、・・・普段いろんな手で弾かれている今のピアノは、子供の時から三台目になる、ヤマハC5ですが、
もう25年もお世話になっている調律師さんが、
半年に一回、ていねいに見てくださいます。
ピアノの屋根を開けると、230本もの弦(一つの音に1~3本です)、
そしてそれを響かせる88のハンマーがずらりと並んでいて、
これを一つずつ、音のピッチ、鍵盤タッチも調整して、もっともこのピアノが弾きやすい状態にしていく作業は繊細で大変そうだけど、
調整された音が、一つずつきれいにそろっていくのを聞くのが好きです
私の弾き方と、やはりピアノを弾く娘の弾き方がけっこう違うため
どう折り合いをつけるかも考えて下さるようです。
(でも、ちょっと私寄りにしてくださるよ(^_-))
調律が終わったあと、知らないお話を伺えるのも楽しいです。
いろんなピアノに触れるのが楽しいとおっしゃっていて、それは、
いろんな人に会う感じなのでしょうか。
さあ、軽やかになったピアノで、どんな曲を弾きましょうか。
来て下さっています。
調律師さんによって、本当に音は変わるよね・・
ピアノは生き物だなあと実感します。
うん、調律師さんの手で、くすんでた音が蘇るの、いつもすごいなって思っちゃうよ!
今回は結構ハンマーのフェルトをほぐしてもらって、倍音が響きすぎないようになって、耳が疲れないよ(^^)
雨の日、晴れの日、そして季節でも変わってくるのは、ピアノや他の楽器もだろうけど、楽器は生きているんだね。
うちは、もう一台サイレントのピアノがあって、こちらは違う調律師さんだよ。
ひとつの音に3本の弦!なんだか毛利元就を連想してしまったよ、ごめん。
でも困ったことに私、あのユニゾンの狂った音も嫌いじゃない!なんかヒビの入ったお皿みたいな音だね。
あ、ところで どかっちだと違和感ある?
昔のピアノは弦2本だったのが、今の大きいピアノは3本に、
この弦に直接ふれないで、指から鍵盤、ハンマー、そして弦へって伝えていくのは、
なんとなく他の楽器や歌の人とピアノの人との性格の違いも表している気もするのです(いえ、私だけやな
弦をゆるめた時の音、私も好きかな
推理小説で、ピアノの中に人を隠すのがあるけど、
それは無理だよ