渡辺さん家

スイーツ大好き渡辺さんの時々日記

髪の毛の怪

2010-03-25 14:41:54 | ブログ

昨日、私の髪の毛はお尻の下まであったと、書きましたが、伸ばすのに5年かかりました。

もともと私の髪は、ごわごわのクセ毛で、量も多く、親は手入れが大変だからと、

小さいころからショートカットにさせていました。

どんなにロングヘアに憧れても、ショートカットが少し伸びるとかぼちゃのような

大きな頭になってしまい、悲惨でした。

中学でも、当時の校則は「肩までしか伸ばしてはならない」とされていて、

中学卒業と同時に、髪を伸ばしはじめました。

最初は束ねる程の長さがなかったので、大変でしたが、

おさげ髪ができるようになると、

日に日に三つ編みが長くなっていきました。

髪を傷めないようにと、パーマもカラーしなかったので

後ろからみると、まるで杉の木。

さらさらのストレートではないので、見た目はキレイではありませんでした。

お尻の下まで伸びた髪は、他人からみると、

なんとなく非現実的に見えるようで、びっくりされますが、

本人はあまり長すぎるという自覚がありません。

ある日車に乗っていて、窓の外に髪の毛がなびいているのを

見て、「あぁ、髪がドアに挟まってる\(◎o◎)/」

と慌てたり、キッチンのシンクにもたれていたら

毛先がとなりのガスコンロに届いてしまい、

チリチリっと焦がしてしまったり(>_<)、不便なことも多々ありました。

高校の文化祭の時には、野外ライヴでギャラリーがひしめきあい、

最前列にいた私は、後ろからぎゅうぎゅう髪をひっぱられました。

「誰だ」と振り向いたら、髪が人と人の間に挟まって、

誰かがわざと引っ張っていたわけではありませんでした。

ようやくその髪を切ったのは、20歳の成人式を終えてから。

きっかけがなかったら、今でも伸ばし続けていたかも。

その、髪を伸ばしていたときに、少々気持ち悪い話がありました。

伸ばし始めて4年経ち、私は社会人となっていました。

その頃、まだ下水道が整備されてなかったので、

お風呂や、水道の排水はすべて家の前のドブに流れるように

なっていました。

ドブに流される前に、家の敷地内に排水が一か所に集められるように

なっているのですが、ある時期から、コンクリートでふたをされた、その四角い排水溝から

水が浸み出すようになったのです。

気にはなっていましたが、排水溝が外にあったため、

ずっとほったらかしになっていました。

ある日曜日、畑仕事を終えたおばあちゃんが、

「何で水がでてくるんだ?」

と、そのコンクリートのふたを開けました。

中は、何かの膜が張っていて、その膜のせいで

水が排水されずに上にあふれていました。

おばあちゃんは、手に持っていたカマでその膜を

かき出すと、その膜は、髪の毛でできていました

なんと、4年間少しづつ流れてしまった私の長い髪の毛が

排水溝でたまって、膜のように絡み合ってしまったのです。

気持ち悪い(-"-)

髪の毛よ、キミは一体何を訴えたかったんだ?

コメント (2)
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