昨日、私の髪の毛はお尻の下まであったと、書きましたが、伸ばすのに5年かかりました。
もともと私の髪は、ごわごわのクセ毛で、量も多く、親は手入れが大変だからと、
小さいころからショートカットにさせていました。
どんなにロングヘアに憧れても、ショートカットが少し伸びるとかぼちゃのような
大きな頭になってしまい、悲惨でした。
中学でも、当時の校則は「肩までしか伸ばしてはならない」とされていて、
中学卒業と同時に、髪を伸ばしはじめました。
最初は束ねる程の長さがなかったので、大変でしたが、
おさげ髪ができるようになると、
日に日に三つ編みが長くなっていきました。
髪を傷めないようにと、パーマもカラーしなかったので
後ろからみると、まるで杉の木。
さらさらのストレートではないので、見た目はキレイではありませんでした。
お尻の下まで伸びた髪は、他人からみると、
なんとなく非現実的に見えるようで、びっくりされますが、
本人はあまり長すぎるという自覚がありません。
ある日車に乗っていて、窓の外に髪の毛がなびいているのを
見て、「あぁ、髪がドアに挟まってる\(◎o◎)/」
と慌てたり、キッチンのシンクにもたれていたら
毛先がとなりのガスコンロに届いてしまい、
チリチリっと焦がしてしまったり(>_<)、不便なことも多々ありました。
高校の文化祭の時には、野外ライヴでギャラリーがひしめきあい、
最前列にいた私は、後ろからぎゅうぎゅう髪をひっぱられました。
「誰だ」と振り向いたら、髪が人と人の間に挟まって、
誰かがわざと引っ張っていたわけではありませんでした。
ようやくその髪を切ったのは、20歳の成人式を終えてから。
きっかけがなかったら、今でも伸ばし続けていたかも。
その、髪を伸ばしていたときに、少々気持ち悪い話がありました。
伸ばし始めて4年経ち、私は社会人となっていました。
その頃、まだ下水道が整備されてなかったので、
お風呂や、水道の排水はすべて家の前のドブに流れるように
なっていました。
ドブに流される前に、家の敷地内に排水が一か所に集められるように
なっているのですが、ある時期から、コンクリートでふたをされた、その四角い排水溝から
水が浸み出すようになったのです。
気にはなっていましたが、排水溝が外にあったため、
ずっとほったらかしになっていました。
ある日曜日、畑仕事を終えたおばあちゃんが、
「何で水がでてくるんだ?」
と、そのコンクリートのふたを開けました。
中は、何かの膜が張っていて、その膜のせいで
水が排水されずに上にあふれていました。
おばあちゃんは、手に持っていたカマでその膜を
かき出すと、その膜は、髪の毛でできていました
なんと、4年間少しづつ流れてしまった私の長い髪の毛が
排水溝でたまって、膜のように絡み合ってしまったのです。
気持ち悪い(-"-)
髪の毛よ、キミは一体何を訴えたかったんだ?
男の子は丸坊主、女の子は肩以上のおかっぱまたはショート。 いったいどこの戦時中の学校よ…
反動で、高校生になって長髪にする子多かったよね。 私もそうだったわ。 2年くらい伸ばし続けたもん。
排水溝に溜まった髪の毛、きっとこう言いたかったのよ。
「あなたの歴史はここにあり~」
人生の別れめかもよ!?
今見つかったのも意味があって、
このままここに居続けろ
または
そろそろ伴侶を決めて出るべし
なーんちゃって。
中学3年間と高1は強制的に丸坊主
高2からはリーゼント
テレビのスターのように長髪にしたかった
けど、できなかったなぁ。
でも、お尻の下までの長髪の人を
人生で3回見かけただろうか?すごい