秘境奥湯西川 平家狩人(マタギ)村

 連日猛暑が続き、この日もすごい暑さでしたが、以前から行ってみたいと思っていた秘境 奥湯西川『平家狩人(マタギ)村』へ 行ってきました。
湯西川には、観光用?の「平家の里」があり、何度も行ったことがありますが先日、湯西川温泉「水の郷」の日帰り入浴で『平家狩人(マタギ)村』のパンフレットを見つけ是非行ってみたいと思っていました。観光用?の「平家の里」は、あまりにもきれい過ぎて平家の落人がこんな家に住むことはできなかったのではないかと思っていました。
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パンフレットによると、冬に「かまくら祭り」が行われる、沢口からさほど遠くない距離と思われましたので、ナビはセットせず案内板にしたがって進みましたが、 道路は狭くなり、人家もない道路で古びた案内看板のみとなり次第に不安になってきました。
 軽自動車もすれ違いできないほどの道を進むと、ようやく鉄柱がさびた「平家狩人村」入口は こちらですの看板にほっとしました。 パンフレットにも、『秘境 奥湯西川温泉 平家狩人(マタギ)村』となっていましたが、本当に そのとおりでした。左写真の門が見えたときは「着いた~!」って声を出しそうになりました。 この門、朽ちかけていましたが味がありました。 

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 パンフレットによりますと、『今から800余年前、壇ノ浦の戦いに敗れた平家一門の生き残り の武者たちが追手を逃れてこの地に身を隠したと伝承されています。
その武者たちが、丸木で山小屋を組立て生きるために、山を耕して、そばやひえ、あわなど を作り、そして狩人になり熊や鹿、野鳥、ウサギ、川魚を獲り生活してきました。
この地に落人たちの集落が復元されたのです。』とのことです。
剥製の動物と狩猟の様子などが展示されていました。  
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  村長(むらおさ)の住んでいた高床式の住居です。いろいろと見てまわってきますと、この家はすごく立派に感じます。二間あって隣には鎧兜が飾られていました。
右は原始古代竪穴住居ですが、マタギ村とは関係ないような気もします。しかし、この付近から 古代住居跡が発見されて土器や土偶がたくさん出土されているそうです。
落武者も古代人が住んでいた土地に住処を構えたのでしょうね。
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左は、原始古代竪穴住居から出土した土器や土偶のレプリカです。 
「集古館」には、お宝鑑定団でも出てきそうな品々がたくさん並んでいました。
古いオルガンもおいてありました。(笑) 
ここに来る途中に「平家の里」がありますが、「平家狩人(マタギ)村」はまた違った
味わいがあります。 お客は私一人でしたが、入園料は¥500円でした。
当初は、¥1,000円、そして¥800円となり、今日は¥500円でした。
スタッフのおじさんに聞くと「値下げしました」とのことです。

ちょっと、メンテナンスが行き届いてないような感じもしますが平家の里よりもお勧めです。資料館は好きでいろいろ見てきましたが、このような資料館は初めてでした。
平家の落人が、この地を目指して凍て付く会津西街道を歩いているとき、岩が凍っていて鏡のようになっている場所を通ったとき、自分たちのあまりにも哀れな姿を見て、全員が泣きながら通ったという、「鏡岩」が今も残っています。
そんなことを考えながらこの資料館をみると、ネットでは「珍日本紀行」にもB級」だと酷評が載っているこの施設ですが案外見所があったような気がしました

帰りはスタッフのおじさんが手を振ってくれました。

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ヒマラヤの青いケシ

6/1、梅雨の晴れ間に、 「日光・上三依水生植物園」に「ヒマラヤの青いケシ」を見に行ってきました。 この時期、那須八幡のツツジを見に行く観光客が多いためか、駐車場は空いていました。当園のホームページでも紹介されているとおり、きれいな「ヒマラヤの青いケシ」が咲き始めていました。このケシは、鉢植えで咲かせている植物園も多いようですが、 ここは直接地面に植えて咲かせています。スタッフの方のお話ですが、この「ヒマラヤの青いケシ」を見たくてわざわざヒマラヤに登山して ようやく見れたというご夫婦もいたそうです。 この植物園では3箇所にこのケシが植えられており見物客を楽しませてくれます。
これからたくさん咲いて多くの方々を楽しませてくれるのではないかと思いました。

このブルー、標高3,000m~5,000mの高地の空の色ではないかと仰っていました植物園の園長のお話に感動しました。

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日光鬼怒川・花いちもんめ

1/8、今年初めて日光鬼怒川の植物園「花いちもんめ」に行ってきました。
「花いちもんめ」のホームページを見ると、昨年9月から更新されてないので不安になり電話で確認してから行ってきました。(現在は、更新されています) 
日光鬼怒川は、那須から約50kmほどですので、車で一時間ほどで行けます。
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「花いちもんめ」では、クマのトピアリー(花いち君ともんめちゃん)が 出迎えてくれました。
一年ぶりでしたが、やはり「花いちもんめ」はすばらしいですね。
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A棟の天井に咲き乱れる「球根ベゴニア」は、冬の陽射しを受けてきれいに咲いていました。外では全く花が見れない時期に、このようなきれいな花をみると心癒されますね。 
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B棟にある「チャペル」です。周りは胡蝶蘭でいっぱいでした。いつも思うのですが、一度でいいから挙式をしている場面に出会いたいと思っています。

野外ではほとんど花が花が見れないこの時季、一度訪れることを薦めいたします。 

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雨の中の紅葉(湯西川・平家の里)

10/31、曇天でしたが天候は回復するのではないかと思いながら、湯西川・平家の里に紅葉を見に行ってきました。道の駅「湯西川」で昼食後、外へ出ると雨が降っていました。 
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湯西川・平家の里の標高ですが、私のナビでは768mとなっていましたが、さすがに山の天気は変わりやすく、雨の中の撮影となりました。紅葉も散り始め「モミジボール」ができていました。水の中や石の上に落ちた紅葉もきれいでした。
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雨でカラーの発色が心配でしたが、露出を調整して撮影した結果、思ったよりもきれいな紅葉となりました。 
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かやぶき屋根と紅葉はすごく似合いますね。雨で紅葉が洗われたせいか、先日の晴れの日よりも冴えがあるように感じました。
四季のある日本の風景はすばらしいですね。 
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日光・湯西川「平家の里」紅葉(2012.10.27)

10/24、テレビ東京で放映されたためか、平家の里は今まで見たこともないすごい混雑と なっていました。駐車場もかなり混んでいましたが、運良く駐車できました。
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現地に到着してみると、陽が翳っていましたのでまず「平家集落」を見学、湯西川の紅葉を 満喫しました。特に「平家本陣」の周りの紅葉は最高でした。 その後、「平家の里」に入園、紅葉が目にしみるようでした。 
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早春や真冬にしか来たことがなかったのですが、紅葉の時期は最高にすばらしい風景でした。 JR東海の京都のCMのような風景が広がっていました。
雲が切れてきれいな青空に紅葉が映えていました。「平家集落」で時間をかせいで良かったと思える瞬間でした。
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中央は、かやぶき屋根を少し入れて紅葉を撮ってみました。左は紅葉だけの画像です。 右はかやぶき屋根の建物の軒先からの紅葉です。
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冬の間は、池があることすらわかりませんでしたが、紅葉の時期に初めて行ってみてこんなきれいな池があったんだ!と思いました。同じような画像が並んでしまいましたが、この場所ではカメラのシャッター押しを依頼されました。 
かやぶき屋根を背景に紅葉ならぬ「黄葉」も撮ってみました。黄色もきれいですね。今日は今まで見たことがなかった「平家の里」のすばらしい風景を見ることができました。
「日本に生まれて良かった!」と思える瞬間です。

帰りに、道の駅「湯西川」で日帰り入浴しようとして駐車場に入ろうとしましたが、満車で入れませんでした。いったい、どこからこんなに人が集まるのでしょうね。たぶん、皆さんも同じことを考えているのでしょね。(笑)
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湯西川温泉・日帰り入浴!

久しぶりに「湯西川温泉・日帰り入浴」に行ってきました。
途中の道路は「工事中!」ばかりで腹立たしく思いました。  
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左は、塩原と日光を結ぶ「尾頭トンネル」ですがここも「点検中!」との
ことで停止させられました。 ちょうど、前に牛乳を運ぶ大型車のタンクに私の車が映りましたので、シャッターを切って みました。この後、私の車の後方にはたくさんの車が並びました。 中央は、温泉のある「道の駅・湯西川」です。
右は、温泉の中からも見える「五十里湖」ですが、あれだけ雨が降ってもダムには 水が貯まりませんね。  
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長いこと来てなかった湯西川ですが、平日でもかなり人がいて賑やかでした。
温泉は、道の駅の2Fにあり、広々とした湯船と露天風呂があります。 
 気になっていた水陸両用の「ダックツアー」ですが、川治ダムの水位が危険水位を下回って いるため、湖上遊覧はなしで料金も半額となっていました。
これを見た人が「これじゃ車で行くのと変らねぇだろう!」と言っていました。
雨不足は思わぬところにも影響を及ぼしているんですね。
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湯西川には「河童伝説」があるそうです。
河童伝説は岩手県遠野市だけだと思ってました。
湯西川のイメージキャラクターの「クリッパ」だそうです。
右は水陸両用バスツアーの名前が「ダックツアー」なのでアヒルだと思います。

久しぶりに湯西川温泉に行ってみましたが、湯温もちょうどいいし、なんといってもきれいさと 安さが魅力ですね。
これから紅葉シーズン、どうでもいい道路工事はいい加減にしてほしいです。 
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日光川俣温泉・間欠泉

 先日、日光川俣温泉の「間欠泉」を見に行ってきました。 
塩原と日光の境の「尾頭峠」付近はすごい渋滞でした。
原因は、「春〇部」ナンバーの車が20キロくらいの速度で走っているためでした。
この車を振り切ったら後はスイスイ走れました。
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途中、7/7にテレビ東京の土曜スペシャル「極旅3 達人と行くガイドに載らない(秘)ツアー」 で 放映され、達人と元モーニング娘の吉澤ひとみと石川 梨華が立寄ったという「蛇王の滝」の食堂で「ラーメン」を食べました。テレビの話をするといろいろと細かいことまで教えてくれました。 台風で流れが変ってしまったことや、流れる水は中禅寺湖から長い時間かかってこの滝の水に なっていることなど教えてくれました。日光市には修復を急ぐようにお話していますが、紅葉には 無理なような気がしました。
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ようやく現地に到着すると、間欠泉の吹き上げる間隔は、40分から20分になっていました。これなら今日は3度くらい吹き上げが見れると思いました。冬の間は凍結していた足湯もこの日は大丈夫でしたが、少し暑すぎました。 足湯のある展望台からの眺めと、橋の上から撮影した画像です。約15m噴き上げるそうです。吹き上げる瞬間の音は、地球の息吹を感じました。 この日気がついたことですが、1度吹噴き上がると短間隔で2度目、3度目の噴き上げがありました。
動画も撮りましたが、Gooブログではアップロードできませんのでお見せすることはできないのが残念です。
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日光上三依水生植物園

 沼原湿原は9/15まで通行止めのため「リンドウ」が見れないし、茶臼岳の「牛ヶ首」までは膝が不安なので、今年の 「リンドウ」はあきらめるかと思いました。
先日行った「日光・上三依水生植物園」のパンフレットを眺めていたところ、「エゾリンドウ」とは 種類が違いますが、「オヤマリンドウ」が咲いていることがわかり、日曜日でしたが 朝早くから現地に向かいました。
ところが、「塩原温泉郷」で「温泉まつり」が行われていたためものすごい渋滞にあいました。 「ホテルニュー塩原」の前を通る道路に迂回させられ、初めての道路で大変でしたが この道路を使うと塩原温泉街の狭い道路を走るよりも、会津西街道(国道121号)に楽に でれる道だという事がわかり、迂回路も捨てがたいものだと思いました。 早速、帰りはこの道路を使いました。
日光・上三依水生植物園は日曜にもかかわらず、駐車場は1台だけ止まっていました。 大型観光バスや「キレンゲショウマ」のツアーなどで混み合っているものばかり思ってましたが 肩透かしを食った感じでした。
今が一番いい季節なのにと思いながら入園しました。(入園料は9/1から300円)
先日、新聞で紹介された「キレンゲショウマ」も花の最終形?ではないかと思うほど開花 していました。中央の昆虫が止まっている画像はまぐれです。 オヤマリンドウはエゾリンドウとは違って花が一段だけなんですね。
この植物園では、これから開花する花も多いようです。
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上三依水生植物園「ヒマラヤの青いケシ」

6/13、気温が少し低くかったのですが、天候も回復傾向の兆しなので、 「日光・上三依(かみみより)水生植物園」に「ヒマラヤの青いケシ」を見に行ってきました。
なんと駐車場には県外ナンバーの車でいっぱい、 数日前NHKテレビで紹介されたそうで すごい賑わいでした。 このケシは、鉢植えで咲かせている植物園も多いようですが、 ここは直接地面に植えて咲かせています。
スタッフの方のお話ですが、この「ヒマラヤの青いケシ」を見たくてわざわざヒマラヤに登山して ようやく見れたというご夫婦が先日この植物園を訪れたそうです。
この植物園では3箇所にこのケシが植えられており見物客を楽しませてくれます。 スタッフの方のお話ですと、このケシの種は「ブータン王国」から取り寄せたものだそうです。 「ブータン王国」と聞くと幸せになれそうな気がするから不思議ですね。 2度目の「青いケシ」との再開でしたが、先日の感動を再び味わいました。 青いケシの背丈はクリンソウくらいです。 先日もそうでしたが、この「青いケシ」の前は歓声?が上がっていました。 この花の前で自分が撮影してプリントした写真を見せている人もいました。
ここの植物園の情報は「日光上三依水生植物園」で検索すると最新情報を見ることができます。 お近くの方は、一度「青いケシ」を見ることをお勧めいたします。
感動しますよ!
この日のお目当ては「赤いケシ」でしたが、開花予想が外れて枯れはじめていました。 もうひとつ蕾がありますが、スタッフの方は開花が予想できないと言っていました。
このケシは、約70種類ほどあるそうですが、この植物園で育ったのは、青、ピンク、赤、 そして今年は開花しなかった白い花だけだそうです。
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日光川俣温泉・間欠泉

 風もなく穏やかな日でしたので、日光川俣温泉の「間欠泉」を見に行きました。 塩原→会津西街道を予定していましたが、上三依付近で事故があり渋滞しているとのニュースをカーラジオで聞きましたので、矢板→塩谷→鬼怒川のルートで向いました。会津西街道はほとんど雪はありませんでした。 しかし、川俣温泉方面に入るとだんだんアイスバーンの道となりおまけにびっくりするほど狭い道なので慎重に運転しました。
ようやく到着して展望台の足湯につかって「間欠泉」を見物しようと思ったら足湯が氷湯となっていました。入口の電光掲示板の上には「40分ごとに湯が吹き上げます」と書いてありましたが、とにかく1度だけ見てみたかったので北風の中待ってみました。ついに吹き上げましたが、寒いせいか迫力にかけました。3枚目の写真ですがわかりますか?
この間欠泉を見てすぐに帰宅しましたが、この後見物客が少しずつ集まってきました。 帰宅途中で見た「蛇王の滝」は、名前の由来はわかりませんが、日光には干支に関する滝が多いような気がします。 あまり有名ではないようですが、かなり迫力がありました。 川俣湖の雪景色です。が、この風景をみたら数年前、東京近代美術館でみた「東山魁夷」画伯の絵画を思い出しました。白い馬が登場しないかと思ってしまいました。寒いですが、陽射しは確実に「春」の陽射しですね。 帰り道、雪に埋もれた「五十里湖」も撮ってみましたが、凍った上に雪が積もったようでした。陽射しがあると澄んだ空がきれいですね。
今日は、迫力はありませんでしたが、一度みたかった「間欠泉」を見ることができてうれしかったです。
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