ハスの花

  那須町の休耕田にハスの花が咲いているということで、雨にもかかわらず行ってきました。 高齢者交流支援施設のスタッフから教えていただき、地図まで書いてもらいましたが、 この地図が全くあてにならず、場所を探すのが大変でした。
場所を聞こうとしても、田舎では「第一村人」を発見するのは難しいですね。
ようやく、草刈をしている方に教えていただき、やっとたどり着きました。
草刈をしていた方は、「ハスではなくレンコンだよ!」と言っていましたが、ハスの根っこが レンコンのようですね。
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 ぬかるんだ道を進むときれいなハスの花が咲いていました。
雨なのであまり期待はしませんでしたが、思ったよりもきれいに咲いていました。
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 戻り梅雨で、雨が降り肌寒い日でしたが、ハスの花って雨に似合いますね。
蕾も多くて、まだまだ楽しめそうでした。
この場所は、目印が全くない場所なのでほとんど対向車もありませんが、狭い道
なので車の運転には気を使いました。 
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秘境奥湯西川 平家狩人(マタギ)村

 連日猛暑が続き、この日もすごい暑さでしたが、以前から行ってみたいと思っていた秘境 奥湯西川『平家狩人(マタギ)村』へ 行ってきました。
湯西川には、観光用?の「平家の里」があり、何度も行ったことがありますが先日、湯西川温泉「水の郷」の日帰り入浴で『平家狩人(マタギ)村』のパンフレットを見つけ是非行ってみたいと思っていました。観光用?の「平家の里」は、あまりにもきれい過ぎて平家の落人がこんな家に住むことはできなかったのではないかと思っていました。
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パンフレットによると、冬に「かまくら祭り」が行われる、沢口からさほど遠くない距離と思われましたので、ナビはセットせず案内板にしたがって進みましたが、 道路は狭くなり、人家もない道路で古びた案内看板のみとなり次第に不安になってきました。
 軽自動車もすれ違いできないほどの道を進むと、ようやく鉄柱がさびた「平家狩人村」入口は こちらですの看板にほっとしました。 パンフレットにも、『秘境 奥湯西川温泉 平家狩人(マタギ)村』となっていましたが、本当に そのとおりでした。左写真の門が見えたときは「着いた~!」って声を出しそうになりました。 この門、朽ちかけていましたが味がありました。 

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 パンフレットによりますと、『今から800余年前、壇ノ浦の戦いに敗れた平家一門の生き残り の武者たちが追手を逃れてこの地に身を隠したと伝承されています。
その武者たちが、丸木で山小屋を組立て生きるために、山を耕して、そばやひえ、あわなど を作り、そして狩人になり熊や鹿、野鳥、ウサギ、川魚を獲り生活してきました。
この地に落人たちの集落が復元されたのです。』とのことです。
剥製の動物と狩猟の様子などが展示されていました。  
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  村長(むらおさ)の住んでいた高床式の住居です。いろいろと見てまわってきますと、この家はすごく立派に感じます。二間あって隣には鎧兜が飾られていました。
右は原始古代竪穴住居ですが、マタギ村とは関係ないような気もします。しかし、この付近から 古代住居跡が発見されて土器や土偶がたくさん出土されているそうです。
落武者も古代人が住んでいた土地に住処を構えたのでしょうね。
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左は、原始古代竪穴住居から出土した土器や土偶のレプリカです。 
「集古館」には、お宝鑑定団でも出てきそうな品々がたくさん並んでいました。
古いオルガンもおいてありました。(笑) 
ここに来る途中に「平家の里」がありますが、「平家狩人(マタギ)村」はまた違った
味わいがあります。 お客は私一人でしたが、入園料は¥500円でした。
当初は、¥1,000円、そして¥800円となり、今日は¥500円でした。
スタッフのおじさんに聞くと「値下げしました」とのことです。

ちょっと、メンテナンスが行き届いてないような感じもしますが平家の里よりもお勧めです。資料館は好きでいろいろ見てきましたが、このような資料館は初めてでした。
平家の落人が、この地を目指して凍て付く会津西街道を歩いているとき、岩が凍っていて鏡のようになっている場所を通ったとき、自分たちのあまりにも哀れな姿を見て、全員が泣きながら通ったという、「鏡岩」が今も残っています。
そんなことを考えながらこの資料館をみると、ネットでは「珍日本紀行」にもB級」だと酷評が載っているこの施設ですが案外見所があったような気がしました

帰りはスタッフのおじさんが手を振ってくれました。

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