志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

地方の組踊の面白さは、例えば多良間の八月踊りは「国立劇場おきなわ」より面白いと思う。

2014-12-29 05:26:02 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
組踊保存会の組踊もいいのだが、地方の組踊の継承された形に驚くことがある。様式化がなされてきた昨今の組踊もまだまだ王府時代の形を掘って行く流れと並行して、まだ曖昧さが残っている。地方の組踊の面白さがある。その面白さがどこにあるか、開放的な空間も一因かと思える。野外のあしびなーで開催される村あしび(村踊りや八月踊り)は、本来の芸能の姿が感じられる。 . . . 本文を読む

反知性主義とナルシシズム 〈ウチナー評論)佐藤 優より

2014-12-28 14:27:26 | 沖縄の過去・現在・未来
佐藤優さんの土曜評論である。柄谷行人と対談をしたり(現代思想1月号臨時別冊)佐藤優さんの論陣は中央でも見過ごされない存在なんですね!日本の中の沖縄に軸を据えて氏の視野が開かれているのかもしれないですね。ぜひ、氏のパレスチナに対する論稿も読みたい。 . . . 本文を読む

沖縄大学の障害のある学生への配慮は県内で最高の取組ですね!桃子さんは優秀な学生!

2014-12-28 13:54:48 | 英語教育・語学一般
素敵な桃子さんの笑顔です。たまたま私の英語の授業を受けていますが、彼女はいわゆる聴覚障害をもっているのだが、理解力がいい。また発音もしっかり聞き取れる英語が話せる学生である!沖縄大学の障がい者ケアーはとてもいいと授業をしていて感じている。パソコンによる文字化サービス、手話サービスなど二人がついてくれる。この間、足に障害のある学生や、やはり聴覚に障害のある学生が授業を受けているが、彼らは熱心だ。大学側の全面協力体制がいいゆえかもしれない。 . . . 本文を読む

文化庁芸術祭舞踊部門大賞『女七踊』<横浜能楽堂>、おめでとうございます!

2014-12-28 13:32:19 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
女七踊り、それも7人が国指定重要無形文化財『琉球舞踊保持者』の舞踊家たちです。宮城能凰 (組踊女形立ち方国宝)、宮城幸子、玉城節子、佐藤太圭子、志田房子、谷田嘉子、金城美枝子の方々。「沖縄は実演家の層が厚いがそれをどう生かすかが今後の課題だ」と横浜能楽堂の中村雅之館長! . . . 本文を読む

今頃琉球近世史を面白いと思う!読んでいなかった琉球史の研究成果は次々とだね。尚家文書の開示ゆえ?

2014-12-27 14:50:30 | 沖縄の過去・現在・未来
豊見山和行さんの『琉球王国の外交と王権』を読んで深夜を過ごしていた。『琉球は、島津氏の領分という従属した地位に置かれながらも冊封・朝貢関係をテコとすることによって幕藩制国家内に解消されない王国として存続していたのである。冊封には、臣下層連名の≪結状≫が不可欠だった。尚豊冊封も例外ではなかった。なるほどです。ひょっとしたら現在の沖縄の未来は歴史を紐解くことによって糸口が見えてくるのかもしれない。清と薩摩(江戸幕藩体制)があり、その中で泳いでいた琉球王国だった。今、日本とアメリカの間にあって、沖縄の自決権を求める闘いの方策は? 膨大な基地と共存させられている現実は、さらに厳しいが、-それを「シムル」にする手段はありえるか?沖縄の賢者たちの声はどこ? . . . 本文を読む

古い本で『世界ノンフィクション全集』33巻の中「浮生六記」が面白かった!18世紀の清の芸妓も登場!

2014-12-27 13:00:37 | ジュリ(遊女)の諸相:科研課題
乾隆28年、1763年生まれ、衣冠を着けることのできる身分に生まれ、蘇州の名園「ソウロウテイ」のほとりに住んだ清の画家 沈復(沈三白)の自伝。解説の桶谷繁雄は「私にはたいへんに奇異な本であったといえる。日本では明治時代までその習慣が残っていたが、十八世紀の清においては、妾の存在は公然たるものがあり、畜妾をすることは男の権利のように思われていたことがわかる。」と書いている。また「松枝茂夫によれば、亡妻陳芸(ちんうん)に対する切実の情がライトモチーフになっているとのことである。妻にたいする優しい気持がよく現れていると思う。」と短い解説である。 . . . 本文を読む

ベトナム語の那須 泉先生のクラスで教え子のヒロキ君に再会!ベトナムで日本語講師!

2014-12-26 23:37:53 | 英語教育・語学一般
大学で英語を教えたヒロキ君は今ベトナムで日本語講師!プロレスラーを目指したりしていた彼は那須先生のベトナム語で鍛えられ今ベトナムで2年半日本語を教えている。三菱やソニーの会社で働くベトナム人への出張講習も引き受けている。今の彼の目標はホーチミン大学大学院で、さらにベトナム語を学ぶことである!学生時代、英語は不得意だったヒロキ君が立派になった姿が単純に嬉しかったクリスマスの日だった! . . . 本文を読む

基地阻止へ自己決定権を!アイデンティティーが核!

2014-12-26 00:01:35 | 沖縄の過去・現在・未来
松島さんの「琉球独立論」を見ると、実現可能に見えます。それには世界のウチナーンチュやアジア太平洋を含めた国々とのネット網も必要になるのでしょうね。特に太平洋諸国との関係性など、『非核武装中立コミュニティー』を目指す姿勢は注目です。独立に「そもそも日本の承認はいらない」はいいですね。自らの議会で議決し、住民投票で過半数の賛成を得て独立を宣言することが可能なのですね。国連に加盟申請をして、後は徐々に国家として承認してくれる国々を増やす。なるほどです。パレスチナが独立国家を目指しているのと一緒ですね。 . . . 本文を読む

「正義への責任」、世界から沖縄へ、そして沖縄から世界へですね!

2014-12-25 23:52:32 | 世界の潮流
世界のウチナーンチュは40万から50万人、彼らの声も、聞きたいですね。世界の米軍基地の状況も知りたいです。基地と地域住民との関係性のありようもどうなっているのでしょうか。アメリカ本国の米軍基地と住民との関係はどうなのだろう。カンザス大学で留学中にカンザスにある米軍基地の街に一度行ったことがあります。基地の街出身だということを韓国系アメリカ人の知人は秘匿したい雰囲気でした。 彼女の韓国人のお母さんは、アフリカ系アメリカ人の軍人と結婚してその街に住んでいましたが、韓国系の方が多い雰囲気でした。 . . . 本文を読む

組踊の可能性模索≪女性だけの「花売りの縁」≫いいですね!芸能の島沖縄ですね!

2014-12-25 23:40:59 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
沖芸大琉球芸能専攻OB会の女性だけの組踊、見たかったですね。恩納村ふれあい体験学習センターでの催しでした。琉球王府時代も廃藩置県の頃もそして近代においても女性たちが演じていた「組踊」です。遊郭の芸妓(ジュリ)たちは演じてきたのですよね。座敷芸ですが、王府時代の組踊はほとんど冊封使がやってきた国の大がかりな行事以外は、ほとんどが座敷芸や仮設舞台をしつらえての組踊継承がなされてきたのですね。 . . . 本文を読む